●11月21日(水)10−00 六本木<シネマート3F試写室>
M−137『バチェロレッテ/あの子が結婚するなんて!』Bachelorette (2012) strategic motion ventures llc
監督/レスリー・ヘッドランド 主演/キルスティン・ダンスト <88分> ギャガ配給 ★★★☆
タイトルは「独身女子」のこと。しかも賞味期限ギリギリの女子。
マンハッタンのセレブグループで、一番デブでドジでブスな女子が、一番先に結婚することになった。
しかも相手はイケメンなトップ・エリート・ビジネスマン。
「そりゃないでしょー!!!」と顔面蒼白で怒ったのが、同僚の美女グループだ。
ブライドメイツのプライドが怒りと羨望と愚痴に変わる。
それも、まあ、言いたい放題の暴言炸裂。
まさに「ベストフレンズ・ウェディング」の悪夢再来。しかも仲良しグループの崩壊寸前の不祥事なのだ。
これは「ハングオーバー」の女子版であって、あの「ブライズメイツ」の団体ブロードウェイ版。
女子優位の、まさに女子大エリートの更衣室のような、男性禁止用語の爆発。
当然、原作、脚本、監督のレスリーはオフ・ブロードウェイの出身だから、巧みにキワドいセックス用語が飛び交う。
女子だけの飲み会のノリなので、門外漢のわたしはニヤニヤと傍観したのみで、開口不言。
「セックス・アンド・ザ・シティ」のように、女性専用のバーゲンセールのような賑わいは、当然、女子には受けるだろう。
いまや女性パワーが社会を先導する。その恐怖の最前線の迫力を見た思いだ。
ふと、なぜか、これって、もしかしたらゾンビ映画じゃなかろーーーか、と思った次第。
■パワー打法でショートの股間を抜くイレギュラーヒット。
●2013年2月22日より、TOHOシネマズ六本木ヒルズなどでロードショー