●7月に見た新作映画試写ベスト3
1/『地獄でなぜ悪い』(監督/園 子温)主演/堤 真一 ★★★☆☆
映画少年が夢見た、深作やくざ映画へのオマージュを、血だらけの悪夢として描いたタランティーノ風お遊びコメディ。
2/『カイロ・タイム/異邦人』(監督/ルバ・ナッダ)主演/パトリシア・クラークソン ★★★☆
エジプトへの休暇で行ったカイロで、会う筈の夫が現地の紛争で会えぬまま、異境の街で見た幻覚のような思い出。
3/『父の秘密』(監督/マイケル・フランコ)主演/テッサ・イア ★★★☆
交通事故で妻を突然失った夫と娘は、転居したメキシコ・シティの学校で、不当なパワ・ハラを受け、父の怒りは暴発する。
★その他に見た、印象的な新作は
「天使の処刑人/バイオレット&デイジー」監督/ジェフリー・フレッチャー
「ワールド・ウォーZ」主演/ブラッド・ピット
「共喰い」監督/青山真治
「私が愛した大統領」主演/ビル・マーレイ
「マン・オブ・スティール」監督/ザック・スナイダー
「夏の終り」主演/満島ひかり・・・・・といったところでした。