●7月の二子玉川サンセット傑作座(自宅)上映映画ベストテン
1/『哀愁の湖』45(ジョン・M・スタール)ジーン・ティアニー VHS ★★★★☆
父親に似た夫を愛するあまり、彼の大切な病弱の弟や周囲のひとも殺してしまう美しい妻の、転落を描いたニューロティック・ノワール。
2/『裸の町』48(ジュールス・ダッシン)バリー・フィッツジェラルド VHS ★★★★
些細な事件の糸口から、迷宮入りしていた大きな殺人事件の解決までを、ニューヨーク警察刑事部長とスタッフの活躍を入念に描く。
3/『彼岸花』58(小津安二郎)佐分利 信 DVD ★★★☆☆☆
気に入らない相手と勝手に結婚した娘を不憫に思う父親は、クラス会の友人たちの助言で、彼らの住む広島への列車に乗ってしまう。
4/『仁義』70(ジャン=ピエ=ル・メルビル)アラン・ドロン DVD ★★★☆☆
出所した窃盗常習犯は、懲りもせずに腕のいい悪者たちを集めて、パリの宝石店を襲い成功したが、転売で些細なボロを出してしまう。
5/『地獄の英雄』51(ビリー・ワイルダー)カーク・ダグラス VHS ★★★☆
ニューメキシコに左遷された敏腕記者は、地元で起こった落盤事故の生存者と、単独で連絡をとりスクープを狙ったが皮肉な結果となる。
6/『殺人者』46(ロバート・シオドマーク)バート・ランカスター VHS
7/『オーソン・ウェルズのフェイク』75(監督/主演/オーソン・ウェルズ)DVD
8/『第十七番』32(アルフレッド・ヒッチコック)ハーバート・マーシャル/DVD
9/『イグアナの夜』64(ジョン・ヒューストン)エヴァ・ガードナー/VHS
10/『突然の恐怖』52(デヴィッド・ミラー)ジョーン・クロフォード/DVD
★その他に印象的だった傑作は
「ボーダー」08/ロバート・デ・ニーロ/DVD
「堕ちた天使」45/ダナ・アンドリュース/VHS
「他人のそら似」94/ミッシェル・ブラン/LD
「都会の叫び」48/ビクター・マチュア/VHS
「廃墟の群盗」48/グレゴリー・ペック/VHS
「ラフカット」80/デヴィッド・ニーヴン/LD
「二つの世界の男」53/ジェームズ・メイスン/DVD・・・などでした。