●11月のニコタマ・サンセット傑作座・上映ベストテン
*1・『パリ連続殺人事件<殺人鬼に罠をかけろ>』<ジャン・ドラノワ監督>ジャン・ギャバン・VHS ★★★★☆
ジョルジュ・シムノン原作のメグレ刑事シリーズは、いろいろなメンバーで映画化されたが、やはり、このギャバン・シリーズが最高。
*2・『馬上の二人』<ジョン・フォード監督>リチャード・ウィドマーク・LD ★★★★
ジェームズ・スチュワートのシェリフと、騎兵隊のウィドマークによるオフ・ビートな<ワイアット・アープ余談>で、かなり笑わせる。
*3・『ラスト・タイクーン』<エリア・カザン監督>ロバート・デ・ニーロ・VHS ★★★☆☆☆
ロバート・ミッチャムの演じるスタジオ・プロデューサーの貫禄で、衰退していくビッグ・スタジオの悲哀が、いかにも酢えた異臭を放つ異色。
*4・『ストーン・コールド(影に潜む)』<ロバート・ハーモン監督>トム・セレック・DVD
ロバート・B・パーカー原作の、田舎警察署長ジェシー・ストーン・シリーズが、連続無差別殺人事件に挑むという、いかにも現代ウェスターンの気分。
*5・『生きていた男』<マイケル・アンダースン監督>アン・バクスター・VHS
殺した筈の男が、飄然と大きな屋敷に帰って来て、主犯核の女主人を脅かして行く・・という、一種のゴースト・サスペンスの妙味。
*その他に見た旧作傑作・・・・
★『破局』50・ジョン・ガーフィールド・DVD
★『スカーレット・ストリート』45・フリッツ・ラング監督・DVD
★『底抜けいいカモ』64・ジェリー・ルイス・監督・主演・DVD
★『バンカーパレス・ホテル』89・エンキ・ヴィラル監督・ジャン=ルイ・トランティニアン・VHS
★『サンフィアクル殺人事件』59・ジャン・ドラノワ監督・VHS
★『暴力の街』50・ジョセフ・ロージー監督・DVD などなどでした。
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