●3月2日(月)15-30 東銀座<松竹試写室>
M-023 『子供の情景』Buddha Collapsed Put of Shame (2007) イラン
監督/ハナ・マフマルバフ 主演/ニクバクト・ノルーズ ★★★☆☆☆
2001年に爆破されたアフガニスタン、バーミアンの仏像遺跡。
その周辺の巣窟で生活している子供達は、学校にも行かないで戦争ごっこをしている。
少女は学校に行きたくて、卵をパンに換えて、パンをノートに換え、山道をひとりで学校に行こうとするが、少年達の戦争ごっこに巻き込まれて、ノートは破り捨てられ、拉致される。
「自由になりたければ、死んでしまえばいい」と脅されて、少女は倒れる。
この現実の悲惨な残酷を、19歳の女性監督は、まるで日常的なドキュメンタリー手法で見せるのが恐ろしい。まさに『禁じられた遊び』の現代の悲劇なのだ。
鉛筆がないので、母の口紅でノートに文字を書く。このことで、少しはこの戦争地域の未来を暗示したのだろうか。
●4月18日より、岩波ホールでロードショー
M-023 『子供の情景』Buddha Collapsed Put of Shame (2007) イラン
監督/ハナ・マフマルバフ 主演/ニクバクト・ノルーズ ★★★☆☆☆
2001年に爆破されたアフガニスタン、バーミアンの仏像遺跡。
その周辺の巣窟で生活している子供達は、学校にも行かないで戦争ごっこをしている。
少女は学校に行きたくて、卵をパンに換えて、パンをノートに換え、山道をひとりで学校に行こうとするが、少年達の戦争ごっこに巻き込まれて、ノートは破り捨てられ、拉致される。
「自由になりたければ、死んでしまえばいい」と脅されて、少女は倒れる。
この現実の悲惨な残酷を、19歳の女性監督は、まるで日常的なドキュメンタリー手法で見せるのが恐ろしい。まさに『禁じられた遊び』の現代の悲劇なのだ。
鉛筆がないので、母の口紅でノートに文字を書く。このことで、少しはこの戦争地域の未来を暗示したのだろうか。
●4月18日より、岩波ホールでロードショー