アレコレ着る人委員会「平成きもの白書」

委員会は、着る人にとって好ましい商品やサービスや環境を積極的に情報発信し、快適なきもの環境を作ることを目指します。

これがみんなの洗い方(4)わたしの洗い方①

2012-06-24 11:21:41 | 第2回アンケート

 丁寧に洗う方は―

*以下に掲載した洗い方の情報は、委員から寄せられたアンケート回答です。ブログ担当者が実験したモノではございませんので、お試しは個々でご判断下さい。

 ♥1:大きな汚れがないかチェック。もしあればそこだけ先に部分洗い(洗剤を付けた歯ブラシとかで叩いておく)

2:袖だたみして、きもの用ネットにいれる

3:洗濯機をクリーニング洗いモードに設定。洗剤は規定量。

4:新しかったりすると(たたんだ)中まで水が浸透しないことがあるので、水が溜まった洗濯機の中で(一時停止させて)軽く手で押し洗い。

5:クリーニング洗いモードで最後まで。(シワが付きやすいものは途中で止める場合もあり)

6:きものハンガーに軽く引っ張りながら形を整えて室内に干す(この時多少水がしたたるくらい)。
7:乾き具合をみて、本だたみしたものを寝押し。

8:再度乾して完全に乾いたら、再度本だたみして、たとうしへ。

9:終了

好み的にほとんど糊は使っていません。阿波しじらにたまに使うくらいです。アイロンもよほど気になるシワがない限り使いません。木綿が中心なので多少のシワは気にしません。(35歳、きもの歴3年 会社員)

♥以前から洗濯が好きで『洗濯上手こつのコツ』という本(婦人の友社)を買って読んだり 「友の会(「婦人の友」読者の会)」で勉強しました。どんなものの洗濯でも挑戦します。

◇綿、綿浴衣の場合

30℃の水をたっぷり大きな盥に溜め、洗剤を指定量入れた中に畳んだキモノを入れる。素早く優しく振り洗う。優しく数回押し、ひっくり返す。すぐに水から上げて手で簡単に水を切る。新しい30℃の水を、はじめ同様に溜め、キモノを入れ振り洗い、すすぐ。このすすぎを再度繰り返す。洗濯機で脱水1、2分まわしてきものハンガーにかけ、干す。居間の風通しのよい場所に天井から吊し干す。キモノの乾き具合を見て、湿り気がかなり残った状態で下ろし、ビニールの上できちんと畳む。ビニールできものを覆い、布団の下に敷き、その布団で昼寝など1時間くらい。重しをする。取り出し、またハンガーにかけ、変なシワは叩いて伸ばす。そのまま乾かすが3~4時間干しても湿っぽい場合はハンガーから降ろし、またキレイに畳み、翌日またハンガーにかける。長時間湿ったきものをハンガーにかけ続けるのは布がかわいそうと思ってしまうため。

◇綿麻は軽いので乾くまで干す。最初のハンガーに掛ける時に必ず下方向に手で伸ばす。乾くまで数回度々伸ばす、ということを繰り返す。形を整える。

◇洗剤は毎回使わず、重曹のみ、水のみの事もある。汚れで判断する。自宅洗いで大事なのは「つけ置き」をしないことだと思う。テキパキ動き、布の状態をいつも気にかけ対応すること。よく雑誌などに「つけ置き」の洗濯が出ているがいつもゾーっとします。藍など染料は一定の時間をすぎるとダーッと色が水に溶け出すので、手早くすることが大切。

◇ポリきものも同様に洗う。一度洗濯機で洗ったらシワがひどかったため。以前は紬など織りの正絹(帯含む)も洗っていたが仕上げにアイロンが必要なため、縫い目がペタンコになる。洗い張りをすべきと思うようになった。

◇きもののほか、帯や帯揚げも自分で洗います。すべてではないです。(40歳 きもの歴3年 主婦)

 


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