温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

7/3放送の「まじっすか」ひとりオーケストラ2

2016-07-05 15:55:54 | 「まじっすか」
219回目の「まじっすか」は、『ひとりオーケストラへの道』の第2弾。
いろんなシリーズをやっているけど、このシリーズが一番心配という中丸くん、
今回も短時間で3つの楽器に挑戦する。なお、今回の課題曲は「上を向いて歩こう」。

ひとつめは、ころんとした掃除機ロボットというか、カーリングのパックみたいなかたちの
「ハピドラム」。
中が空洞になった金属製の打楽器で、叩くと涼しげな音がする。
叩く場所によって8つの音階が出せる。円形の鉄琴という感じかな。
2本のマレットを使って練習曲の「チューリップ」、スムーズに弾けてる!
中丸くんも、これはいけそう!と一安心の様子。

次の楽器は、おお!ベトナムの弦楽器ダンバウ! (演奏動画見られます)
ボディの螺鈿細工が綺麗。
ダンバウは弦が一本しかない琴で、竹のピックではじいて音を出す。
平たい竹製のピックを渡された中丸くんは、
「これを見ると信玄餅が食べたくなりますね」(確かに似てる!)などど
ゆるいことを言いつつ練習スタート。
基本のドミソを出す練習。手が弦に触れすぎても、離れすぎてもいい音がでない。
くり返し弦をはじくうち、すこしずつ音が安定してくる。
音階が取れたら、次は左手で音色を調節。
ボディの左端に立ってる細い竿を動かして弦の張りを変え、音程やビブラートをつけるのである。

非常に繊細で難解な調音だが、練習曲の「きらきら星」を弾いてみると、
ちゃんとメロディができてる!ビブラートもきいてる!
きらきら星が落ちてきそうなぐらい音はゆらゆらしているけど、
はじめてさわった弦楽器を弾けるだけですばらしい!!
基礎練習で持ち時間の半分以上使ってしまったけど、なんとかなりそうだ!?

最後に教わるのは、インドの伝統楽器「タブラ」。
右手で高音、左手で低音、ふたつの太鼓を打つ。
先生が、本日の課題曲で使うのに人差し指でカーンと高い音を出す技法を教えてくれる。
手首の回転がコツだそうで、打ち方と打つ場所がわかると、よく響く音が出る。
初心者がまともな音を出すのはまず無理と言われるタブラ、
時間がないという緊張感も手伝っているのだろうけど、ほんとうにコツを掴むのが早い!
先生は、本格的にやってみませんか?と、中丸くんをタブラ奏者に勧誘したりする。
これで万が一のときも困らずに済みそうだ。

タキシードに着替えていよいよ本番。心が音色にでるから動揺したらおわりと、
中丸くんは静かに闘志を燃やしている。さて、今回の演奏は・・。
主旋律がダンバウ、伴奏がハピドラム、タブラでリズム。とりあえずかたちになってるぞ!!
前回と、シリーズ化する前の回はヒドかったが、それに比べると格段にマシだ。
合奏になっている!

楽器として確立されている楽器を使ったのが良かったのか、課題曲をリズムの取りやすい曲に
したのが良かったのか、ただ珍しい楽器を集めただけみたいな今までと違って、
しっかり成果を考えて作られている感じだ。
中丸くんが「上を向いて歩こう」を口ずさむ別撮りビデオクリップも入ったりして
編集にも手間ひまがかかっていたね

今回いちばん感動したのは、器用にダンバウを奏でる中丸くん。
蓮の葉が揺れるような、アジア的なか細くなまめかしいダンバウの音色も、
弦を弾く右手も、音色を整える左手のしなやかな動きも美しい。
一回で簡単な曲が引けるんだから、このあとも練習を続けてほしいな。
ほかの民族楽器と共演して、新たなオーケストラプロジェクトに発展できるかも!?


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