奥日光 夏の星景で8月はスタート。奥日光は、光害がなく星空が美しいことは、2018年の3月時の「戦場ヶ原の星景」で確認済み。今回は、夏の天の川を入れた星景の撮影で訪れた。
都内の勤め先を20時過ぎに出発。自宅には帰らず、そのまま東北自動車道で奥日光へ。戦場ヶ原は、夕立があったらしく何と濃霧。星どころか道路の先も見通せない状況。仕方なく、標高を上げて湯ノ湖へ。こちらは、幾分雲があるものの星が見える。ただし23時の到着では、湯ノ湖と天の川の位置関係が悪く、鏡の様に静かな湖面に星々を映すことが出来ない事は分かっていたが、今後の資料のためにと湖畔で30分ほど撮影。その後、車中泊するために戦場ヶ原に隣接する三本松茶屋の駐車場に移動。駐車場に車を止めると、部分的ではあるが霧が晴れて星空が見える。折角来たのだからと、戦場ヶ原の展望スペースにカメラを担いで行くと、上空には天の川や無数の星々が見え、更には戦場ヶ原は霧が漂うという幻想的な光景であった。
星景撮影の場合は、光害がない場所選定は勿論だが、事前に月齢や入出の時間を調べている。この日は月の影響は全くない。しかも幾つかの流星群の活動期であり、それも狙ってはいた。実際に多くの星が流れるのを目視したが、残念ながらすべてカメラのフレーム外であった。
奥日光 夏の星景は、実は今回の遠征のメインではない。翌日朝のゼフィルス撮影がメインであった。当地ゼフィルス発生最盛期に合わせて、星景撮影を言わば保険的なものとしてセットしたのだが、この保険がメインになってしまった。3日の早朝4時半からミズナラ林の各所を探索するもゼフィルスの姿はなし。朝日が当たり、7時半になってもテリトリーを見張る個体や卍飛翔はどこにも見当たらない。今年は、発生が既に終了なのか、未発生なのかは、情報がないので分からないが、まったく姿がないことに心が折れた。
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夏の星景 奥日光/戦場ヶ原
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 28秒 ISO 1600 (撮影地:栃木県日光市 2019.8.02 23:45)
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夏の星景 奥日光/戦場ヶ原
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 31秒 ISO 1600 (撮影地:栃木県日光市 2019.8.02 23:39)
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夏の星景 奥日光/湯ノ湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 29秒 ISO 1600 (撮影地:栃木県日光市 2019.8.02 23:06)
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夏の星景 奥日光/湯ノ湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 20秒 ISO 1600 (撮影地:栃木県日光市 2019.8.02 23:10)
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