8月の三連休の信州遠征にて撮影したチョウを紹介したい。特に目的とした被写体ではなく、何気なく撮影した地味な種ばかり。普段ほとんどカメラを向けないセセリチョウやヒョウモンチョウ、ヒカゲチョウしか飛んでいなかった。
あまり撮影しないので未撮影種も多い。帰ってから気が付いたが、2種が初見初撮影であった。
コキマダラセセリ Ochlodes venatus (Bremer et Grey, 1852)は、セセリチョウ科(Family Hesperiidae)コキマダラセセリ属(Genus Ochlodes)のチョウ。北海道から本州中部や中国山地に分布し、本州では標高1000m程度の高原でよく見られる。
環境省カテゴリに記載はないが、東京都では絶滅、島根県、山口県では絶滅危惧Ⅰ類に、茨城県、神奈川県、愛知県では絶滅危惧Ⅱ類に選定している。
コキマダラセセリは、当ブログの昆虫リスト「鱗翅目」で137種類目となる。
ウラギンヒョウモン Fabriciana adippe ([Denis et Schiffermuller], 1775) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)ドクチョウ亜科(Subfamily Heliconiinae)ウラギンヒョウモン属(Genus Fabriciana)のチョウ。北海道から九州に分布し、山地の草原で普通にみられる。翅表はヒョウモン類では一般的な模様だが、後翅裏には銀白色斑が顕著に現れるのが特徴である。
ウラギンヒョウモンは、当ブログの昆虫リスト「鱗翅目」で138種類目となる。
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コキマダラセセリ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/160秒 ISO 200 +1EV(2017.8.13)
ウラギンヒョウモン
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/250秒 ISO 200(2017.8.13)
クロヒカゲ(メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 800 +1/3EV(2017.8.13)
ヒメキマダラヒカゲ(メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 800 +1/3EV(2017.8.13)
ミドリヒョウモン(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 800 +1/3EV(2017.8.11)
ミドリヒョウモン(メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 2000 +2/3EV(2017.8.11)
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