花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

ジャズフェスタ開催!

2015年09月13日 | おいらの商店街

本日は第4回四日市JAZZ FESTIVAL。ここ表参道スワマエ コスモ楽器前でも熱演が展開されました。

ラストの“谷マキ”さんの唄が一番上手かった。プロ並み?(プロか?)17時からだったので人通りの少なかったことが残念。通りのお店は関係なくサッサと閉めてまった。ナンチュウコッチャ!モッタイナイ!(写真は明日掲載予定)

※ 翌日、フェイスブックでほめ言葉をコスモちゃんに送ったら、転送されて、ご本人から感謝のご返事が来ました。谷マキさんの“タニマチ”にさせていただければと思ってしまいました。ジョーダン、ジョウダン

トコロデ

 人は他人を上に見たり、下に見たりして差別する動物です。見上げられると悪い気はしませんが、見下されることには苦痛が伴います。私も含めて、社会の弱者に送る詩でゴザイマス。

“通勤電車で読む詩集”小池昌代 編 NHK出版 より

 宇宙を隠す野良犬    村上昭夫

 野良犬はなぜ生まれてきたのか

 それが分かる時

 宇宙の秘密が解けてくる

 

 それはなぜ好かれないのか

 その肌はなぜ悪臭に汚れていて

 なぜみなに追われるのか

 

 それはなぜ痩せているのか

 消えそうにも痩せていながら

 なぜなおも撲殺されようと

 つけねらわれているのか

 

 それはなぜ尻尾をたれるのか

 人の姿を見さえすると

 なぜおびえた痛ましい目を向けて

 逃げ去ってゆくのか

 

 そして野良犬は

 これからも生まれるのだろうか

 生まれて誰にも好かれはしないのに

 

 いつも固い棒で追われるばかりで

 かどだった石で打たれるばかりで

 いつも暗くて際のない死に

 おびえていなければならないのか

 野良犬は

 なんべんも生まれるのだろうか

 

 それが分かってくる時

 宇宙の秘密は解けるのだ

 宇宙の端が一体なになのか

 その先がどうなっているのか

 一匹の血に飢えた野良犬が

 雨に濡れながら逃亡を続ける野良犬が

 

 それをしっかりと

 隠しているのだ

 小池さん曰く

読み終えたあと、臓腑ふるわせ、うーっと一声、うなってみたくなる

なりませんか?


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