“逃走中”ならぬ“広報中”がテーマで、四日市商業高校の生徒さんがスマホ片手に商店街を走った。市の委託を受けた四日市商店連合会の事業である。ここ数年、高校生との事業は続けられているが、ある日“シャンソン”さんが、東京でのメディア関係の仕事を生かして、出身地四日市の為にお役に立ちたいと事務所に申し出た。そこで高校生徒の取り組みに関わってほしいとお願いしたわけだ。2回の商業高校での講義を終え、11日午後、15名の商業高校の生徒さんが街に集合した。そして説明の後、15分の時間制限で3人一組になり商店街へと散った。“四日市商店街広報大使”に命じられたミッションは「ヨッカイチ」「ワールド」「チル」「エモい」「行ったことのあるお店」の五つ。(年寄にはワカラン!)そして、生徒さんたちは走り出した。
ちょっとびっくりした。今までは、「生徒さんのやる気を引き出すにはどうしたらいいの?」が課題だった。しかし、生徒さんたちは、生き生きと楽しそうに走り回っている。これだった。広報大使のスターになってもらう。“ごっこ”を楽しむ。商店街活性化という“結果”を期待するのではなく、楽しんで元気を街に振り撒いていただけばいいのだ。“結果”を出すのは個店や街の努力である。生徒さんは火付け役であればいいのだ。そんな“目からうろこ”の日でした。
“広報中”ならぬ“候補中”の年寄り集団でも作ろうかナ。
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