気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菊月は「菊置上蛤香合」を

2017-09-09 17:07:05 | しつらえ
「重陽の節句」の最低気温は17.9℃とやや冷え込むも
この気温は9月中旬並みに当たり、露は望めそうも・・
そして最高気温は30.6℃と真夏日、気温差が大きく
今後の体調管理に気を付けなければなりませんね。

今朝もお稽古日、少し早目にお出での方がおられ、
準備に、最初は菓子作り『着せ綿』ですね。
  
掃除をして風炉の灰をもれいにし、二文字押切灰形を

もう一度掃除機で風炉廻りを掃除し、外回りそして
庭で花を、小菊は伸び盛り?花芽も見当たらず、
藪茗荷、水引等を採り活け終わると、時間は過ぎ往き
(歳をとり、動作が遅くなったのでしょうか?)

来られる時間、大慌てで炭を熾しお湯も沸かしますが
車の止まる音。
風炉へ炭を入れるところから、準備を見て頂け、
これも今後の勉強になりますでしょう。
 
「貴人点薄茶」は初めてだとのことで喜んで頂け、更に
後からお出での方との「貴人清次濃茶」も興味深そうに
愉しんでいただけました。

菊月の床のしつらえ『菊置上蛤香合』に
触れておりませんでしたね。
 
『置上』とは(茶道大辞典、淡交社による)
”起揚とも書く。胡粉を盛り上げて蒔絵などの下地にし
 菊紋を置上にした炉縁や薄茶器・曲水指などがある。”