気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「大円真」のお稽古は金木犀の香りで・・・

2017-09-25 18:31:45 | お稽古
二日続けてのお稽古に伺うため、今朝玄関を出ますと
ふくよかな懐かしい香りが、少し高揚した心持が和らげて
くれました。
香りの先は、お向えの金木犀の方からで、葉陰から小さな
オレンジ色の花びらがちらっと見えました。

昨年の10月末のブログで紹介済み、
今年は早くありませんか、もしかすると秋が短いのでは
思われるぐらい。
花言葉は、甘い香りから「陶酔」「初恋」、そして
甘い香りに反し控えめな小さな花の姿から「謙遜、謙虚」、
さらに雨が降れば清く花が散ることから「気高い人」と
なお、NHKラジオ深夜便では10月2日が誕生日の花に。

この香りで和んだ心持で、お稽古へと向いますが、
東大寺大仏殿の鴟尾が目に入ると

やはり緊張感が増します。
実は台子のお稽古で「真の炭」「真之行台子」が終われば
次はお点前をさせて頂く「大円真」に。

少し前からの自稽古のおかげなのでしょうか?
修正せねばならないこともありますが、なんとか・・・。
ありがとうございました。

大円真』とは、新版 茶道大辞典(淡交社)によれば
”裏千家の相伝種目の一課目、第十三代圓能斎が考案。
 台子の上に茶入れをのせた大円盆・天目茶碗・茶杓を
 荘り付けてはじめる点前。格は真之行台子と同じであるが
 奥秘十二段の外である。”と

今日は、金木犀の香りに少し助けられたかも・・・