気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

桜始開(さくらはじめてひらく)頃、自宅稽古で初『且座之式』

2019-03-26 22:32:15 | お稽古
「桜始開(さくらはじめてひらく)」先日の日曜日、初めて且座之式を。
稽古中に、近くの子供園の桜の木一輪だけ花が咲いていたと聞き及び、
夕方に見にゆくと、本当に染井吉野桜に一輪だけ!。


お稽古場ですが、八畳、六畳と続き間なのですが、床は六畳にあります。
炉はというと、六畳本勝手として切ってありますので
 

花月を行う際には襖を外して茣蓙を引いて、八畳本勝手に作り替えます。


且座は、次客が花を入れ、三客が炭を置き、正客が香を焚き、
東が皆様に濃茶を練り、半東が濃茶をいただいていない東に薄茶を点てる・・・
となるので準備が大変です。

朝から掃除、花を摘み、花台、炭、香盆を用意しながら
天気も良いしワクワクする気持ちを抑えて準備に支障はないかしらと
お茶、お菓子は、お彼岸最後の日でしたので『牡丹餅』に

火を熾し湯を沸かし、釜をかけて着物を着だすとピンポン!いらっしゃいました。
いらっしゃった人から準備をして四人集まったところで札を引いておきましょうと・・
そこへ五人目が丁度いいいいらいところにいらっしゃって始まりました。
メンバ-五人は初めての且座。
10時過ぎから始まり終わってみるとお昼前でした。

それぞれ自分の役目を終える事ができ、爽やかな達成感???
感じていただけましたでしょうか?
楽しかった、花月より好きと言う方もいらっしゃって
今度は、風炉でしましょうね。

そうそう、奈良の二番桜ともいわれる「三春の瀧桜」のある大和文華館
26日の今朝は3分咲きということでお邪魔しました。
お昼を過ぎ、春爛漫の一歩手前、4分咲きで、見頃はこの週末になりそう。




お出かけ頂ければ、特別企画展「富岡鉄斎―文人として生きる」が開催中
吉野の桜が描かれている「華之世界図」 大正3年(1914)も・・・
そして、花の吉野は来月10日頃から中の千本が見頃に?。