新本堂には、玄関機能を設けます。
本堂玄関の戸を開けると、下駄箱があり、そこから本堂内に入ります。
これによって、靴などが雨風にさらされることなく、安心して参詣できます。
北海道のお寺では、よく見る形式です。
保温の面でも有利になります。
さて当初は、4枚の扉の内、2枚は透明ガラスを用いて、円相の部分は透明にし、周囲にはシートを貼るデザインでした。
しかし、スーパー台風などで、ガラスが割れないかということを考えました。
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それで、下図のように、横桟の形状に変更しました。
これで、風で飛ばされた物が飛んできても、ガラスには直接には当たらなくなります。
また建具の幅を狭くして、その重さを軽減することにしました。
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平凡な感じにはなるんですが、実用的なことを考えての変更です。
この本堂は、ユニバーサルデザインを導入することにしています。