人間関係というものは、かならず対立するものです。親子でも、夫婦でも、兄弟でも、お隣さんとも、同級生でも、対立はあります。
対立は、悪いことなのかというと、単純に悪いとは言えません。経験も、考え方も。願望も、年齢も、立場も違うのですから、どこかに対立は、うまれるものなのです。だから、対立はあるものなのです。
となると、対立は悪いことではないとした方が、自然な感覚に近づけるように感じます。
対立は、悪くはありませんが、でも、対立をエスカレートさせることは、やめましょう。対立を避ける方法はあります。
「あなたが、こう言ったよね」「あなたは、○○だから」「あなたは~」というように、「あなた」で始まる言葉を避けることです。「あなた」は、責める言葉になってしまいます。
対立のエスカレートを避ける方法は、「私は、あなたの行動を見て、このように感じた」『私は、この言葉を聞いて悲しかった」と、主語を「私」にすることです。
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