午前3時に、某さんから電話が入る。父親が亡くなったという第一報である。その電話口から、「宝泉寺の本堂でもできますか?」との言葉が出る。
この亡くなった男性は、生前中に、自分の葬儀は宝泉寺の本堂でして欲しいと語っていた。10月にお参りでお目にかかったときも、「たぶん、自分が宝泉寺本堂での葬儀第一号になるから」と話していた。
どこかで覚悟をしていたのだろう、こういう言葉が出るのは。
もちろん、新築なった本堂での葬儀を、お引き受けした。
檀家さんの葬儀としては、第一号になる。
まだエアコンは、4台中2台しか使えないし、設備で不足のところもあるのだが、本人のご希望なので、充分に応対をしていきたいと思う。
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