ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

ごめんよ、ごんにゃ

2015-10-03 06:00:00 | ポンちゃんとの出会い

マンションの下に落ちていた?死にそうな子ねこを
娘の懇願でしぶしぶ家に連れ帰ったものの
一体何をどーすればいいの?

衣装ケースにおんぼろバスタオルを敷いて入れてみる。


何を食べさせればいいのか、トイレはどうするのか
考えれば考えるほど分からないことだらけ。

そうだ!昔と違って今は「魔法の箱」があるじゃないか!
(職場でね、言われるんですよ。「○○って分かりますかー?」と質問すると上司に「目の前に魔法の箱があるでしょう?聞くより調べた方が早いよ。それともそれだけただの箱なの?」って。イヤミか!)


魔法の箱で色々調べて、それで不安はちょっと解消され。




この時、娘がちょうど仕事を辞め、家にいたのは神様の采配だったのか。(実は無信仰だけど)
翌朝近くの動物病院へ。


ねこ風邪で衰弱していること、目ヤニもそのせいだということ。
ご飯に混ぜて飲ませるお薬と目薬を処方してもらい、
食事の与え方、その他もろもろ教えて頂いて。


母ねこから離れてしまった子ねこは、水分は清潔なカット綿やスポイドであげるんですねー。
首根っこ捉まえてミルクに顔突っ込むなんて、下手したら動物虐待です!(へたしなくてもです)



「生後3週間くらいでしょう」と言われ、暫定誕生日を6月15日に。

しかも獣医さんたら「牛乳は牛の乳ですからね。この子はねこだから…苦笑」って!
(じゃあ、何で人間は牛の乳飲んどるんじゃい!とは口が裂けてもいえませんけどね)

両目がうっすら開いたのは3日後。
それでもまだまだ涙や目ヤニでぐちゃぐちゃ。



でもドロドロのご飯はよく食べました。
あぁ、生きようとしているんだなって、ちょっとウルッと。



モリモリ食べてうんちも出た!
(大人の配慮で一応可愛く色付け処理。こんな変な色のはしません)

日に日に元気になってちょこまかちょこまか動き回る。



「そういえばこの子、外にいたんだから汚いよねー」と娘。

「うんうん、汚い」

「洗ってあげた方がいいんじゃない?」

「うんうん、洗った方がいいかも。その方が気持ちいいよねー」

お前ら馬鹿か!馬鹿親子か!!ですよ。

ねこ風邪からちょっと回復した子ねこにシャワーを浴びさせ
その後クーラーの効いた部屋でドライヤーをかけようとするも嫌がられたため適当に乾かして放置。

これはもう虐待と言って頂いても結構です。
(グレて出て行かれても全然文句言えないレベル)
知らないということは恐ろしいことです。

生命力が強かったごんにゃに感謝するしかない。




娘には再三「貰ってくれる人探してる?見付かった?」と聞きますがのらりくらり。

「だってちゃんと元気になってから渡さないと心配だもん」
「もう大丈夫!ってなるまで待ってよ!」



そして数日後

「友達の友達が犬を飼おうかと思ってたけど、貰えるんならねこでも良いっていってるみたい」
「でもさぁ、そういうのってどうかと思わない?」
「だってさぁ、犬でもねこでも良いとか、本当に可愛がってもらえるか、分かんないじゃん」
「それに友達の友達っていうのがねー。友達ならいいんだけど」

「そりゃーそうかも」って思ってしまっている自分が、
もうこの子を手放したくないと思い始めていることにその時は気付いていなかったけど。



で?

「あぁ、あの友達の友達?もうペットショップで犬買ったんだって!えへ」


ごんにゃはいつポンちゃんになるんだ!!!(たぶん次回)笑


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