年末も近づいてきたので、家の中を整理していたら押し入れからこんな物が出てきました。
これは「雷管抜差器」です。
たまにネットオークションなどで下向きで雷管を抜差しするタイプを見かけますが、
これは上向きでするタイプです。
しかもこれは散弾銃12番用です。
そしてこの形状だと押し込むことによって口巻部分の矯正も兼ねるみたいです。
この「雷管抜差器」は、
今は廃業してしまった鉄砲屋さんから、十数年前にいただいたものですが、
当時は散弾銃の弾(特にクレー射撃用)は在庫も豊富で安価であったので
リロードにほとんど興味がなく押し入れの奥にしまっておいた物でした。
しかし今は、コロナ禍の時のような場合に備えてリロードが出来る様にしていますし、
またキーホルダー作成もしているので、
「遊べる道具が見つかった」というところでしょうか。
それでは試しに遊んでみましょうか。
しかし、ちょっとピンが細くて長いのが気になりますね。
これは上手く抜けましたが、
やはり、ピンが細くて長いのでキャップ部分だけ抜けてしまう時があります。
「これはもしかして金属薬莢にも対応するように作られているのかな」
と思い置いてみると、
なんとこちらはピッタリです。
それでは今度は雷管を嵌めてみましょう。
綺麗に出来ましたね。
ならば、今度は金属薬莢に嵌めてあった「はやぶさ雷管」を嵌めてみたけれど、
こちらはイマイチです。
撃ったあとの雷管を再利用したのも有るけど、
やっぱりこれは、「紙薬莢」がメインみたいですね。
しかし、これでまた楽しい遊び道具が増えました。