今日も本当に暑かったですね。
お互い、体調には気を付けて楽しい夏にしましょう。
今日は話題を変えて、毎週土曜日の6時からTV朝日系列で
放送いる「人生の楽園」という番組の話をします。
皆さんこの番組ご存知ですか?
いままでの既成概念に囚われず、新しい生き方を
提言し紹介する番組で、西田敏行さんと伊藤蘭さんが
ナレーションを担当してる番組です。
私も2年前出演した思い出多い番組でもあります。
今日は京都の美山町でペンションをされているご夫婦の話でした。
美山町は京都の丹波と福井県に挟まれた山深い町で、
今では「かやぶき屋根の里」として日本的に有名な観光地に
なってている所です。
この美山町は私にとっても思い出深い所なのです。
私は以前、新聞記者をしていました。
その時、美山にはよく取材で訪れたことがあるのです。
時はバブル経済末期、某首相が地域活性化を謳い
「ふるさと創生事業」として各地方自治体に一億円づつ
配られた事がありました。
私が回った多くの自治体は、観光の目玉と称して
テーマパークや公園整備などに投資されました。
私にはそれはどれも似たり寄ったりの企画に見えました。
その中で美山町さんだけは全く異なった視点を持ってられたのです。
それが村に古くから残るかやぶきの景観を、町が補助をして
整備していくというものでした。
ほとんどの町がモダンな建物を建てたりレジャー公園を
整備した事に比べると、それは時代に逆行するような事業にも
当時では見えました。
しかし、取材をしてみると美山の町長さんには信念がありました。
町長さん曰く「こんな山深い町にちゃちな建物や公園を
作ってみたところで人は来ないよ。
都会の人は緑を越えて緑のある所へは来ないものなのです。」
ときっぱり仰いました。
京都の内陸=四方を深い山に囲まれた地理を
背伸びせずしっかり見極めたらこそ言えた言葉だと、
その時感じたのを覚えています。それから美山町には
興味を持ち、幾度となくかやぶき整備の進捗ぐあいを
取材させていただきました。
その美山町が今では「日本の原風景が残る村」として
日本が誇る観光地になった事は、当時を追っかけていた私に
とっても本当にうれしいことです。
その美山に魅せられてそこで暮らされたご夫婦を
私も保津川の船頭となり出演した「人生の楽園」に紹介された事が、
奇しき因縁を感じ感動した次第です。
写真は私が出演した「人生の楽園」の撮影風景です。
お互い、体調には気を付けて楽しい夏にしましょう。
今日は話題を変えて、毎週土曜日の6時からTV朝日系列で
放送いる「人生の楽園」という番組の話をします。
皆さんこの番組ご存知ですか?
いままでの既成概念に囚われず、新しい生き方を
提言し紹介する番組で、西田敏行さんと伊藤蘭さんが
ナレーションを担当してる番組です。
私も2年前出演した思い出多い番組でもあります。
今日は京都の美山町でペンションをされているご夫婦の話でした。
美山町は京都の丹波と福井県に挟まれた山深い町で、
今では「かやぶき屋根の里」として日本的に有名な観光地に
なってている所です。
この美山町は私にとっても思い出深い所なのです。
私は以前、新聞記者をしていました。
その時、美山にはよく取材で訪れたことがあるのです。
時はバブル経済末期、某首相が地域活性化を謳い
「ふるさと創生事業」として各地方自治体に一億円づつ
配られた事がありました。
私が回った多くの自治体は、観光の目玉と称して
テーマパークや公園整備などに投資されました。
私にはそれはどれも似たり寄ったりの企画に見えました。
その中で美山町さんだけは全く異なった視点を持ってられたのです。
それが村に古くから残るかやぶきの景観を、町が補助をして
整備していくというものでした。
ほとんどの町がモダンな建物を建てたりレジャー公園を
整備した事に比べると、それは時代に逆行するような事業にも
当時では見えました。
しかし、取材をしてみると美山の町長さんには信念がありました。
町長さん曰く「こんな山深い町にちゃちな建物や公園を
作ってみたところで人は来ないよ。
都会の人は緑を越えて緑のある所へは来ないものなのです。」
ときっぱり仰いました。
京都の内陸=四方を深い山に囲まれた地理を
背伸びせずしっかり見極めたらこそ言えた言葉だと、
その時感じたのを覚えています。それから美山町には
興味を持ち、幾度となくかやぶき整備の進捗ぐあいを
取材させていただきました。
その美山町が今では「日本の原風景が残る村」として
日本が誇る観光地になった事は、当時を追っかけていた私に
とっても本当にうれしいことです。
その美山に魅せられてそこで暮らされたご夫婦を
私も保津川の船頭となり出演した「人生の楽園」に紹介された事が、
奇しき因縁を感じ感動した次第です。
写真は私が出演した「人生の楽園」の撮影風景です。