島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ヒドリガモ

2014-02-10 13:15:59 | 野鳥
今日の天気予報では長崎は、“曇り後晴れ”でしたが、垂木台地では今もって本格的な雨が降っています。
さて、話を大三東駅に戻しまして・・・、
駅から海を覗いてみると、いるじゃありませんか、カモが!

オスの額から頭頂までが黄白色の特徴を持つのは、「ヒドリガモ」です。
全国で普通に見られる冬鳥です。
内湾、湖沼、河川などに住みますが、他の淡水カモ類よりも海上に出る傾向が強いみたいです。
よく見ていると海の中に頭を突っ込んで、何やら食べています。
「海藻を食べてる!?」
後から分かったことですが、ヒドリガモは主に植物食で、内陸の湿地では草の葉を引きちぎって食べます。
また、海辺ではアオノリなどの藻類を好み、海苔の養殖地では敵視されやすいそうです。
そう言えば、近くに海苔の養殖場がありました。
人が船に乗って作業をしていたので、近くにいたわけじゃありませんが、荒い波によって流された海苔を食べていたのか!
野生で生きていくため、この抜け目無さは必要なんだな。
コメント (1)
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