散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

まだ冬、これがあった

2012年03月25日 13時06分37秒 | 食べ歩き
琴似の本通りから西にちょっと外れた時、そういえば「あの店がある」と思いだした。琴似に昔からあるうどん専門店「U」である。今日の寒さだ、久しぶりに行ってみよう。

この店は昼時に非常に込むのだが、早い時間とあってテーブル席、カウンター共に空いていた。カウンターに席を取り、鍋焼きうどんを注文してから、マンガ雑誌を手元に準備する。注文してから、しっかり生うどんを煮込むので多少時間がかかるのだ。



大きめの土瓶状の土鍋に入っているため、グツグツ状態でうどんが到着した。具はネギ、卵焼き、ほうれん草、エビ、椎茸、鶏肉、竹の子、かまぼこ等が入っており、少し取り分けつつ食べる。実に熱い。

それからポイントのもう一つは、ベースの出汁に加えて、椎茸とキャベツ千切りの味わいが良く出ていることだ。添えられているみじん切りの青ネギと唐辛子を適宜入れながら食べすすみ、段々体も温まって来た。

久々にビッグコミックとビッグコミックオリジナル(2冊)を読んで、全て食べつくして、外に出る。寒い冬(と言っても0度くらいだ)にも負けない体になって、冬道を歩く。図書館に立ち寄ってから帰宅。


20120324ギャラリー巡り

2012年03月24日 15時52分23秒 | ART
本日はエッセ→大丸→札教サテライト→大同→たぴお→時計台→道新→さいとう→スカイホール→三越→大通→富士フイルム→CAI02→近美の14か所。

■北海道教育大学札幌駅前サテライト「北海道教育大学収蔵”書”展」。予想外の収蔵品展だ。私は金子鴎亭(鴎は本当は区の中が口三つ)、中野北溟くらいしか知らないのだが、見る人が見れば分かるのだろう。

金丸梧舟「異流同會」:字がすらりと力まぬ達人の姿のように見える。

■時計台ギャラリー「サッポロ未来展」。サッポロの未来はどっちだ?

藤井康子「History of Life Science」:各種エンジンを画にしたもの。期せずして、直前のタモリ倶楽部で「モーターだけショー」と称して自作エンジン特集をやっていた。
宮地明人「Paradox」:こちらを睨みつける、非常に怖い顔の女性2名。作品が難しい方向に進もうとしている。
渡邊里美「馳セル」:田舎の風景。良く分かる。
澁木智宏「庭」:羊毛で庭石を作り上げているというのは、なかなか凄い。

■道新ギャラリー「学生写真道展」。高校生の写真は面白いね。

岡崎萌子「幸せなひととき」:地下街の雑踏の中、二人だけが明るく浮かんでいる。
菅原梨奈「開演前」:階段に腰掛けて待つ吹奏楽チームだろうか。手前のスペースを大きく取っていて面白い構図。
花松咲「おつかれモードなう」:部活に疲れたのか、バタバタと倒れ伏して眠る生徒達。若い。

松野未来「鳥人間」:スケート選手たちの手が高速で動いており、消えてしまいそう。
三浦奈奈「タコ」:整然と並ぶ8本足がきれいだ。
皆川菜苗「今夜は日曜日」:屋台街のような所を歩く女性。日曜日が楽しいのは幸せな人だ。

ところで、ここに「北の土偶展」のコーナーがあった。まずは「中空土偶」のパネル。立体に見えないか?



続いて「縄文のビーナス」と「合掌土偶」。





次は私が「印象はボーグ星人、足の辺りはガンダムか」と書いた、「仮面の女神」だ。



国宝展示は終了してしまったが、「北の土偶展」では、かなり面白い造形が見られること間違いなしだ。

■三越ギャラリー「北海道現代具象展・小品展」。
柏本龍太「innocence」:少しイラストチックだが、女性を描くの上手いなあ~
安達博文「WAN-GUN」:青い空に細長い犬の形をした雲が流れている。

■大通美術館「遺作展 上野仁奥」。
「桜島を望む」:一部分の緑やオレンジ色を除き、画面全体が暗色だが、桜島とその周辺風景が伝わってくる。

■北海道立近代美術館「北海道現代具象展」。まずは招待作家から。

岩岡航路「学園」:レンガ造りの重々しい門の向うに、青い海が見える。一時だけの青春の明るさを上手く描いた作品。
小尾修「扉」:扉もさることながら、床の木質感が凄い。電燈のスイッチ付近が手で汚れている感じが、家の歴史を感じさせる。
柏本龍太「energy flow」:少し人物画としてまとまりすぎてないだろうか。2009年の「現代具象展」で見た作品が、あまりにもパンチがあっただけに、あえて言ってみた。

醍醐芳晴「ナタリア」:昔懐かしい洋画ポスターの味わい。もう一作の「織女たち」は日本の神話を描いたようにも見える。
山口実「3×3の卓上-2」:手前にものが落ちてきそうな、不安定な角度の静物画。セザンヌ以降?

続いて、運営委員から。

安田祐三「彼のステージ」:素晴らしいリアルタッチで自然を描いているのだが、中に描きこまれている犬が不自然。あんなきれいな犬がいる→車で運んで来たんだよね、と思ってしまうのだ。
輪島進一「ラルゴ」「レクイエム」:期待の人がまた素晴らしい作品を出してくれた。両作品共に、水辺で死んだように横たわる女性が2名。しかし、周りには植物もあり、決して死の気配が漂っている訳ではない。何か大きな物語が感じられる。



今日も終日、雪。札幌の春はまだ先だ。

早い昼食 兼 飲み

2012年03月24日 12時16分40秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
前日の20時頃から何も食べていないので、とにかく腹が減った。11時過ぎにやっているかなと立ち寄って見たところ、本当の開店時間は11時半ながら入店OKとなったのは、札幌駅北口の居酒屋「U」である。その後も、土曜日だけあって、ランチを食べにくるサラリーマンで大混雑と言う訳ではないのだ。どうしても昼から、いろいろなつまみと共に酒を飲む人のために、開けてくれていると言っても過言ではない。

先日もらった一杯無料券で酎グレープフルーツ。通しはスパゲティサラダである。ちょっと玉ねぎが辛かったので、良く水にさらして欲しいとは思う。



注文はおにぎり、きつね(揚げ焼き)、鳥もつ煮込み鍋としてみた。おにぎりは締めで良かったのだが、とにかく腹が減っているので、手をつけてしまおう。中身は梅で、周囲はかなり塩気も効いている。



揚げ焼きは何の変哲もない味。ここで日本酒(大)を注文(そんなに大きい訳ではない)。



そして今日のメインディッシュは鳥もつ。豆腐、しらたき、玉ねぎを従えた、すきやき風の味付けだ。小皿に取って、一味唐辛子をかけると、酒のつまみにぴったりである。



結構、空腹が満ちてきて、この辺で昼酒は終わりにしておこう。時計を見ると、何と12時10分。こんな時間から飲んでいる人も、札幌では少ないだろう。会計の時に、また一杯無料券をもらってしまった。これは永久機関だ。


20120323最近読んだ本

2012年03月23日 23時57分10秒 | 読書
■「The difference Engine」伊藤計劃
現実の戦争(太平洋戦争、ベトナム戦争)を踏まえたSFというのはこれまでにも沢山あって、状況は変われど同じような作品を読まされる意味は…、と考えてしまった。今も戦争が全く無くなっていないのは事実だが。

■「桜花を見た」宇江佐真理
遠山金四郎、葛飾北斎と娘、お栄、蠣崎波響など、興味深い人物を取り上げた小説。お栄の心中を描いた作品は、何だか非常にありそうな感じがして面白かった。

■「伊集院大介の私生活」栗本薫
再読。

■「ぼくらの世界」栗本薫
再読。

■「もろこし桃花幻」秋梨惟高
いわゆる「桃源郷」と思われる世界での大量殺人事件。面白く軽妙な半面、登場人物の使い捨て、非道っぷりは気になる。

以下、図書館の2冊。
■「ルーヴルはやまわり」有地京子
ルーヴル美術館を2時間で主要40作品を見て回るガイド。

■「芸術・美術・建築からわかる日本史」小和田哲男

意外な味

2012年03月22日 23時50分10秒 | 食べ歩き
苦いカクテルを飲んだせいか、時間が経過したせいか、小腹がすいてきた。後から考えると、絶対マヒしているのだと思う。西11丁目まで来てから「Y」へふらふら入り、今日は豚丼と味噌汁を注文。

「Y」における初期(牛丼が出せなくなった時代)の豚丼は、いわゆる帯広のものとは相当違っていたので、本格的な豚丼なんか出せないよね、というイメージが頭から抜けていなかった。



しかし、本格的とまで言っていいか分からないが、香ばしいこの豚丼は値段も考慮するとなかなかの水準だと思う。肉の厚さとタレの味はちょうど良いと思う。

今年度の納会

2012年03月22日 23時41分42秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
年度末になり、若干予算があったため、会社の金での飲み会だ。場所は一度私が開催したところ気に入った方がいて、すすきのの北側の串かつ「S」のアットホームな2階座敷となった。私と同年代の人たちが「昭和だ」「親戚の家みたいだ」と喜ぶ。

食べたものは刺身(マグロ、タコ、エビ、鯛?、しめ鯖)、串貝、串マグロ、串玉ねぎ、串エビ、串かつ、ポテトサラダ、湯豆腐、ワカサギフライ、漬け物とこの店のほぼフルコースと言える内容だった。

刺身のエビはかなり新鮮で、頭部の身がたっぷり取れた。串ものはいずれも外れがないが、やはり串かつが嬉しい。最初から醤油タレと一味のかかっている湯豆腐も懐かしく、ワカサギフライは軽やかな白身のふわふわの味。

飲み物はビール→芋焼酎であった。

2次会は一人、すすきののバー「SL」へ。



1杯目は角ハイボール。2杯目は「例のジンとシェリーのカクテルを」と言って、サウダージを飲む。

3杯目は「苦い奴、お願いします」ということで、カナディアンクラブクラシック+ブランカメンタ+ビタースのカクテル。この苦い味で身が引き締まったが、もはや手遅れ。そろそろ帰ろう。

我が意を得たり!

2012年03月21日 19時24分12秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は会議が順調に終了し、早めにすすきのの北側、バー「n」へ。久々の来店かな。

今日はベリー系の仕入れが充実しているというので、1杯目はブラックベリーとラムのカクテル。ちなみに他にはラズベリーと何かがあったような気がする。マスターによると「3種混合もできますが」というと、大体それを頼まれることが多いとか。



なぜか写真を斜めに撮ってしまったが、非常に美しい色。味は酸味が効いていて、アルコールを感じさせない(イイのか?)。

2杯目はこの店では初めてかな。アップルカーを注文。コアントローの代わりにトリプルセックを使用するレシピである。これでキュラソーが控えめになり、カルヴァドスとレモンのシンプルな味わいが前面に出てくるので、実にいい味となった。そうなんだよ、コアントローが出過ぎると、どこかしつこい感じになるのだが、これならベースの酒の味がしっかり分かるカクテルと言えるだろう。

3杯目はレシピを言って作ってもらうシリーズで、例の弧拳。実にアルコールたっぷりで酔っ払ってきた。



外に出ても、まだ明るさが少し残っている。札幌の良い時期はもうまもなくだ。

中国家庭の味

2012年03月21日 13時33分33秒 | 食べ歩き
本日は久々にバスセンター駅近くの中華料理「T」で昼食。13時を過ぎるとバッタリ客がいなくなるようで、慌ただしくなくて良かった。ランチメニューから豚バラの蒸したものの定食を注文。

ここは中国家庭の味というか、(本当の所は分からないが)日本化されていない味を安心して堪能できるのだ。豚バラは各種香辛料の感じられる(辛さはなし)いい味のタレがかかっていて、ご飯との相性も抜群。肉は薄切りで10枚近くあったかな。これで一杯やっても良いだろうと、昼から想像が広がりそうになった。

その他、中華スープ、ザーサイ、サラダ、食後にコーヒー。今日も申し分のない味だった。

20120320最近読んだ本(2)

2012年03月20日 21時19分44秒 | 読書
大体7~8冊読んで1記事にしているので、1日に2本「最近読んだ本」を書くのは、さすがに珍しい。

■「猫目石 上下」栗本薫
再読。

■「失敗学実践講座」畑村洋太郎
良くない専門家の振る舞いとして、無駄に細かいことが挙げられているが、自分もそういう所があるなあ。

以下、図書館の5冊。
■「なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?」内藤誼人
少し、タモリのいい加減さに安心する。とはいえ、同じようなことができる訳ではない。

■「電車の顔」鈴木さちこ
あまり普段、電車の正面は意識していないな。札幌の地下鉄では、南北線でグリーンの車両がくると、少しハッとするね。

■「もし富士山が噴火したら」鎌田浩毅、高世えり子
この本ではある程度短期的なことしか書いていないが、その後の長期にわたる冷害がより大変なことになるのではないだろうか。

■「乙女の美術史 世界編」堀江宏樹、滝乃みわこ
乙女目線で見て好きになる画家や、女流画家を取り上げた本。ロセッティやローランサンは作品にそれ程興味がないのだが、人物的に面白い紹介だった。

■「くらべる鉄道」川辺謙一

冬の祝日

2012年03月20日 13時17分41秒 | 食べ歩き
せっかくの祝日でありながら、パッとしない天気。何とか外で昼食を取るべく、二十四軒のビストロ「PE」へ。今日は真冬日とあって、外に出ると寒い。

今日も普段通りの前菜と肉料理を選択。まずは前菜から。



右手前から、黒鰈とビーツのマリネ、田舎風パテとピクルス、パンデピス風キッシュ、サララ玉ネギのブランマンジェ。マリネは酸味が効いていて食欲が出てくる味。キッシュはスパイシーな味わいと、バジルトマトのソースの相性もピッタリだ。ブランマンジェは一部分が確かコリアンダーとレモンのジュレになっていると言ってたかな(記憶曖昧)。甘味とちょっと変わった風味が面白い。

メインはもち豚のロティバーニャカウダー仕立て。肉は熟成&軽く燻製をかけた、ゼラチンの多い部分だそうだ。この旨みと、ソースのニンニク風味&辛味、そして野菜の力強さが相当高い位置でマッチングしている。野菜はじゃがいも、トマト、蕪、ニンジン、玉ねぎ、絹さや、キャベツ等。ソースが野菜を引き立てている。



珍しくデザートの写真を取り忘れてしまった。内容はクラシックティラミス、グランマニエとオレンジピールのフィナンシェ、オートミールクッキー、フレッシュレモンのアイスクリームの盛合せ。

フレッシュレモンの酸っぱさから入り、ティラミスの味を楽しむ。ティラミスはスポンジ部分から、美味しい液体があふれてくるね。残り2品でゆっくりとコーヒーを飲んで終了。

今日は西区民センターの図書室に立ち寄ってから帰る。久しぶりに来たところ、かなり面白そうな新刊書がそろっていた。


20120320最近読んだ本

2012年03月20日 09時19分37秒 | 読書
■「タカイ×タカイ」森博嗣

■「時効廃止」姉小路祐
ほとんどの場合、お飾りになってしまうキャリア若手の警察署長だが、この主人公はその事情をわきまえないほど現場に踏み込んでしまう。今回も自殺で終了になってしまいそうな捜査をひっくり返して、解決へ。

■「ラガド」両角長彦
中学校の教室で起きた、不審者による生徒殺害事件。加害者・周囲の人物の証言がはっきりしないため、再現実験が行われるが、徐々に意外な事実が。途中の異常な面白さと、最後のあれれ感。まあ、楽しめたとは言える。

■「智天使の不思議」二階堂黎人
戦後から現在に至るまでの、ある女性の周囲で起きた完全犯罪に関する話。物語性が強い。

■「修羅の門 第弐門5」川原正敏
最強の敵っぽいルゥ・フォン・シェンと陸奥が早くも対戦。発頸っぽい技の秘密は解けるのか…。とりあえず敵の技が、超能力じゃなくて良かった。一応、対戦相手は人間のようである。

■「世界どこでもずんがずんが旅」椎名誠

■「一条ゆかりの食生活」一条ゆかり
食べ物話とダイエット話。1か月の締め切りサイクルがあるため、暴走→貧弱な食生活の繰り返しで、やせないのだとか。後は循環の悪そうな体質のせいだろうか。

20120318最近読んだ本

2012年03月18日 14時07分20秒 | 読書
■「O.tone vol.41」
今月は甘いもの特集なので、それほど興味が湧かず。先月より始まった、札幌近郊の美術作品を見る「会いに行ける名作」に注文。初回は関口雄揮「冬原」。今月は神田日勝「室内風景」。

■「コンセプトの大祭典 ペリーローダン420」マール、フォルツ
コンセプトが一挙に30億人、地球に出現。その後、新世界に移動するのだが、これでコンセプト問題は解決なのか? ローダン失踪から半年、そろそろ新展開か?

■「午後からはワニ日和」似鳥鶏
動物園における謎の動物盗難事件。すこし登場人物造形ができすぎである。

■「のれんをくぐりましょ。」竹ノ内ひとみ
小料理屋さんの1年をマンガ形式で紹介。札幌にもあるのかね、小料理屋。

■「捨て猫という名前の猫」樋口有介
主人公は永遠の38歳で軽妙な人物だが、事件自体は非常に重苦しい。

■「六つの手掛り」乾くるみ
推理小説のお手本と言っていいような短編集。

以下、図書館の1冊。
■「メガロマニア」恩田陸
中南米への旅。どちらかというと、作者の内面世界に向かっているように読める。

ありそうでなさそう

2012年03月17日 20時19分30秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日のラストは、すすきののバー「N」。またもや18時過ぎに、最初の客になってしまった。今日はこの後も年輩のご夫婦1組と、静かな夜だった(20時以降は知らないが)。

1杯目は久々のサウダージ。最近、時々このカクテルを注文する人がいるとか。



2杯目は「ジャックローズのカルヴァドスをブランデーにしたカクテルって、あるんですかね?」という疑問が湧き、作ってもらうことにした。普通、ブランデーベースのカクテルがあり、それをカルヴァドスに変える(例えば、サイドカー→アップルカー)ような気がするのだが、なぜかジャックローズといえばカルヴァドスなのである。



飲んでみると、なるほどカルヴァドスを使った場合のちょっとした癖も分かるし、ブランデーにするとそれはそれでよくできたカクテルになることも分かった。しかし、これって本当にないのかな(カクテルレシピを検索して見たところ、デプスボムというのが、近いと言えば近い)。

3杯目はさっきまで二日酔いだったので、体に刺激を与えようとコンプレックスを注文。フェルネブランカ+マリーブリザール+ドラキュラの葡萄+ザクロ+レモン+唐辛子ウォッカを塩の付いたグラスで頂く。

さて、本日ラストはテキーラギムレットにビタースを少し入れ、ベネットのような感じにしてもらおう。テキーラの風味とわずかな苦みがマッチして、美味しいカクテルとなった。



またもや酔っ払っての帰宅。狸小路の8丁目辺りでは、歩道工事をしているようだった。


こういう焼肉店を待っていたのだ。

2012年03月17日 18時10分24秒 | 食べ歩き
二日酔いも徐々に回復しつつある夕方。今日の1軒目は飲むというよりは、食べていこう。ということで、すすきのの北側、焼肉の「K」に初めて行ってみることにした。

まずはウーロンハイを注文したところ、もやしとニラのナムル、キムチがやって来た。





肉はホルモンとサガリを注文。内臓系と、肉っぽい所(内臓肉なのだが)でバランスを取る。



この店はカウンターに1、2名の客も多く、少人数でも非常に行きやすい感じがする。早速、目の前の炭火コンロで焼いていこう。



ホルモンは臭みがなく、サガリは肉っぽさが美味しい。これはなかなか良いぞ。追加でジンギスカン。さらに上ホルモンを頼んでみた。





しばらく前にテレビ番組の「孤独のグルメ」で焼肉店が出ていたのだが、あれは非常にワイルドな感じで良かった。私が普段、ランチで行く焼肉店はもう少しソフィスケートされているので、それはそれで良いのだが、イメージが何だか違っていたのだ。この店はまさに期待通りの、昔ながらの焼肉店であった。



また、一人で来よう。