ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

筑波山にもある秘境? 訪れる人が少ない「筑波山四季の道」を歩く

2022-02-17 | 筑波山 四季

      初冬の「筑波山四季の道」を歩く
  
 春の梅林は梅まつりで観光客が訪れるが、
梅まつりが終わると昔も今も観光客が極端に少なくなる。

やってくるのはフォレスト・アドベェンチャーに遊びに来る人やジオツアーの人程度である。

 鉄道、バスの団体旅行の時代は、
大洗や鹿島方面に行く観光客が帰りに筑波山に寄って帰ったと聞いたことがある。
今はマイカーと高速道路の時代だから筑波山で  ”寄り道” をせず ”素通り” である。


 一昨年の12月8日、梅林にあった「おたちあい」に通っていた時、時々写真撮影のため歩いた。
17、8年前だったか歩いたときは、防災施設や道路の工事が行われていた「筑波山四季の道」である。

道路・遊歩道は造られているが、手入れがされていないため遊歩道は笹が生えていた。
市営駐車場はA,B、Cと広いスペースを占めているがほぼ「空」の状態、
「おもてなし館」は訪れる人がなく閑散だった。
 

 年間を通して、筑波山梅林とその周辺を観光スポットとして如何に運営するかという
全体像というか基本的考えが有ったのかどうか。

 筑波山全体を見ると各所にいろな施設を造ってあるが、
観光客をこれ等の施設・場所に誘導すると言うか巡回させる工夫があれば、
筑波山全体を”公園化”出来るのではないかと思いつつ歩いた。

 リーフレット等 ”紙” 以外のSNS等での情報発信が弱かったことも原因なのであろう。
施設を造っても行楽シーズン以外の時季は、”遊休” ではもったいない。

 バス・鉄道の団体旅行の時代から、マイカーで旅行する時代である。
行楽シーズンの筑波山神社と沼田の街は、マイカーの ”渋滞” である。
恰も、一種のトンネルの中に入ったような状況を呈する。 
 
観光スポットの筑波山の  ”運営”  は、時代の流れに追い付いているのだろうかと思う。
 
 
 「四季の道」の入口の看板「現在地」


  歩いて行く。

 

  紅葉の葉は大分落ちている。

 
 紅葉シーズンも終わりか。

  

 
  「
車止め」に到着。  

 
 「梅林展望あずまや 0.8km」

  
 

 
  

 
 「車止め」を振り返る。


 


  「四季の道」を終点方向に進む。


  
紅葉の木々が見えた。
  11月の中頃であれば紅葉も見栄えがしたかもしれない。


  
 


  

 
   
 
 道路に草が生えていた。引き返すことにした。

 
 「車止め」に帰来。


筑波山観光の魅力度向上   

「筑波山四季の道」は筑波山に来る人には、あまり知らていない  ”秘境” である。
手入れをして情報発信で
紹介すれば訪れる人もあるのではないかと思った。
 
また、筑波山全体を”一大遊園地”のような大きな全体像のもと、
各地に設けられている施設を連携させる、
これによって筑波山登山だけでなく、
行楽シーズン以外の季節も観光客がお訪れるような
筑波山観光の魅力度アップのための施策が必要ではないかと思った。

このためには、
ガマ口上保存会の活動は「筑波山観光の魅力度向上」に貢献する形で活動する必要がある。
ガマ口上保存会の役員会はこのことに思いが至らない。
会員だけでなく、つくば市民から
「後ろ指」を指されるようなことがあってならない。

そこで、役員一同に考えてもらはなければならないことは、
名人・永井兵助「襲名」に不可欠な、
つくば観光コンベンション協会から「認定証」が交付なされないことである。 
換言すれば 役員会の活動が、つくば市民の期待に応えていないと言うことである。
 


〔関連記事〕
 筑波山梅まつり 舞台裏 (6) 会員は皆平等

 
 
 筑波山梅林散策マップ  

    

    

       


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