”北大柔道部優勝記念” 石狩市民大会 外伝 第二回 「人とは、そして…」

………。

…を書いていたのだが、全部消えたのでもうやめる。

やめだ！やめ!!

今回は新勧について書くように言われていたので、新入生にいかに北大柔道部が魅力的かアピールしてみようと思う。

色々考えたのだが、私は経済学部に所属し、優秀な成績を修めている点からも、マクロな視点から「北大柔道部で何を得られるか」について話してみよう。

以下で述べる具体例を見てもらえれば、みんな納得してくれるかな。





では、早速。





①学業に関する幅広い知識が得られる

いきなり何を書くんだ、と驚いた者も多かろう。

これはつまり、こんな風になっちゃダメだぞ、って先輩がたくさんいるということ。

《具体例》
・三年目　Ａさん
ろくに学校に行かず、一日中パチンコ、さらに麻雀でのイカサマを繰り返し、留年。


新入生のみんな、ちゃんと学校行けよ。





②心理戦に強くなる

柔道で心理戦!?

これは主に練習後、コントローラーを片手にテレビに向かう中で身に付く。

《具体例》
・三年目　Ｉさん
ろくに学校に行かず、一日中マリオカート。
相手との会話から通るコースを先読みし、必殺のバナナ攻撃。
バナナに滑った相手には嘲笑と罵倒の嵐。


もはや心理戦においては無敵。





③人前で恥ずかしがらず、自分を表現できる

大学生が学校で学ぶべき、立派な社会人になるための大切なスキルの一つ。

《具体例》
・三年目　Ｙさん
学校には行っているようだが、そこでのストレスが彼の中に眠れる野生の力「裸王色の覇気」を呼び覚ます。
部室だけでなく、飲み会の席でもリアル“いぬまるくん”状態。


恥じらいの大切さは別のところでも学べる。





最後に、ちょっとマジメに。

昔、先輩が残したという文章を。

◆　入部を考えている方へ
　北大柔道部はすべてを奪う。
煙草も、遊ぶ時間も、安寧のひとときも。
享楽を3年3ヶ月捨て、自分自身を律する訓練の場。
けれど約束しよう。
ここでの3年3ヶ月を卒えれば、今度は君達にすべてをあげよう。
仲間と思い出と、強靭な肉体。
何事にも屈しない強靭な精神。
何物にも依拠しない柔らかな心を。
・・・というのは言いすぎだった。
「百聞は一見に如かず」という言葉を知っている方は是非とも道場へ。