①脳炎とは
脳に炎症や脳全体が腫れることにより、頭の中の圧力が高まった結果、いろいろな症状がでてくるものをいう。
生命が危険になることもしばしばある、非常に重篤な疾患です。主な症状はけいれん・マヒ・運動障害。
ルークの場合、脳圧が上がった結果、脳の中の前庭という場所が侵され、認知症のような症状がでました。
(反時計回りの旋回運動・下半身の震戦・けいれん発作など。
②脳炎の種類
壊死性白質脳炎(ヨーキー脳炎)=NME
壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)=NLE
肉腫性髄膜脳脊髄炎=GME
犬ジステンパーウイルス性脳炎
このうち、肉腫性髄膜脳脊髄炎は、もともと自分が持ってた細胞に異変が起きる為に起こる。
小さなコブ、あるいは腫瘍のような塊(肉芽腫)ができて、自分自身が攻撃をしてしまう自己免疫性疾患。
眼型といわれ、視力障害を起こすことが多い。
その他、単発にできるもの(焦点性)、あちこちに病変ができるもの(多病巣性)がある。
脳内のどこに発症するかによって現れる神経症状が異なってくる。
ルークは、MRIの画像と症状から、肉腫性髄膜脳脊髄炎と診断されました。
参考HP:Petwell
http://www.p-well.com/health/clinic/dog/dog-tenkan3.html
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