SORA日記

~GME犬(肉芽腫性髄膜脳脊髄炎)ルークの闘病日記+脳炎の勉強記録~

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

2005-10-13 | 普通の毎日
ダイアログは、目を凝らしても、一筋の光も感じない『まっくら』な空間の中で、部屋の中に作られた日常にある環境を体験して、視覚以外の感覚を使う体験をしよう!というワークショップ形式の展覧会です。
今、まさに参加してきた。
実は、過去2回参加している。暗闇をアテンダントするのは視覚障害者。私たちも白状を持って歩く。参加メンバーは親友のあっくん以外は初めて会った人。初ダイアログらしく、偉く怖がっていた。前回までで、見えない=怖いという概念が消えていたからか、今回は各空間に興味があり、端から端まで歩いてみようとかなり動き回った。
触ったとたん、においを嗅いだとたん、そのものの色や質が見えて来た。さらに今回はメンバーが、どういう立ち位置でどちらを向いているのかがわかった。蓄積されてたメモリーを使って、頭の中のスーパーコンピューターがすごい勢いで計算していた。見ること以上に感覚器を使って物を知る作業は想像力が膨らむ。視覚を主に使う私は、物という器のキャパに限界を見るが、見えないからこそ器に無限の可能性を見出せるのではないか?と感じた。

見た目の美しさよりも、その人にとっての使い安さや分かりやすさが大切だという事実。どんなブランド品よりも、その人にとって使いやすい物はブランドの以上の値打ちがある。どんなに着飾っても、見えない人たちは、ココロを見ている。見える人たちの中にも、ココロを見ようとする人たちが増えている。人は見た目に騙されすぎていると思う。

☆私の友人もアテンダントしているダイアログの詳細はこちら
 ちなみに今回の前売りチケットは完売でした。

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