我が家は基本、お餅嫌いの夫婦なんです。
そんなとこ、似たもん夫婦にならなくてもいいのだけど、
結婚する時にはすでに2人ともお餅嫌いだったんだから
これは「偶然の一致」だったんですね。
それでも、貴重な食べ物をなかなか捨てることもできず、
うちの冷凍庫にはまだ去年のお正月のお餅が入っているし、
実を言うと、鏡餅は飾るけど正しい鏡開きの日に開いたためしがありません。
よって、今年の鏡餅はまだ飾ってあるのです…
(だから運がないのかも^^;)
今年の元旦に姉の家に集まった際、
田舎から送られてきたのし餅がありました。
家族は、喜んでもらって帰る者、「もう買っちゃったよ~」と嘆く者、
ワタシのように黙って気配を消す者…いろいろです。
「あんたはいらないの?」と姉に聞かれ、
「いらないよー。去年のがまだあるもん」と断ったのだけど、
「縁起物だから少し持って帰りなよ」と言われ、
カットしたお餅を10個ほどもらってきたんです。
ビニール袋にもらったまま、冷蔵庫で放置すること18日間…
1個ずつラップして冷凍しなきゃいけないんだよなー…と思いながら
元々あまり愛情がないもので、見て見ぬ振りをしていました。
そして今日、意を決して見てみたら、ほーらやっぱりカビちゃったじゃない。
表面に緑と黄色のカビがぽつぽつと出てきちゃってる。
でもやっぱり、そのままゴミ箱に捨てることができないの。
最低なワタシでも、それはバチがあたりそうで…
結局、四角いお餅の6面を全部表面を削り(カビは削れば食べられます)、
さらに小さくサイコロにしてみました。
田舎のお餅は自宅でつくので、市販のよりきめが粗くてそれが美味しいんだ。
めったに食べないワタシでも、田舎のお餅が美味しいことはわかるのね。
よしっ!
今日はこれを晩ご飯に出してみよう!
白飯の代わりにしようとするから夫もイヤがるんで、
おつまみ風にしてみれば騙されて食べちゃうかもしれない!
松前漬けを作る時に買ったするめがあと8枚残ってるからそれも使おう。
小鍋にかつおだしを作り、2cm角に切ったするめを柔らかくなるまで煮て、
そこに大量の大根おろしと、えのきだけ、春菊を入れて
塩とお醤油で味を調え、みぞれダシを作りました。
サイコロに切ったお餅はオリーブオイルとバターを混ぜた油でふっくらカリカリになるまで焼き、
お餅の上にみぞれをかけて、揚げ出し豆腐ならぬ『揚げ出し餅』にしました。
これが居酒屋さんで出てきたら、お餅好きな人はみんな大喜びの揚げ出しメニューだよ。
ワタシはサイコロ4個、オットにはサイコロ6個(ちょうどお餅1個分)を器に入れて…
さぁ、どうでしょう?
オットは食べるかな?
出来としては、バターの香りが香ばしく、お餅の端っこのカリカリがおいしい。
ワタシには充分満足の出来!
オットも、サイコロ6個を完食しました!
ここで調子に乗って「あと何個か焼く?」と深追いしてはダメです。
それが墓穴を掘ることをワタシはもうわかっているので、
物足りないくらいでやめておくのが次回に続く方法なのです。
「ごちそうさまー」と、他のおかずもビールも完食し、お茶碗をシンクにさげにオットが来ました。
「もう、お餅はいらない。今後ずっと・・・少なくとも今の気分ではもうずっと食べたくないからね」
ええー?
おいしくなかったの?
バターの香りしたでしょ?
上にかけたのが美味しくなかった?
意外な展開にびっくりしたワタシは矢継ぎ早に質問を重ねました。
「ううん、上の大根おろしみたいのはうまかった。これをそれこそ揚げ出し豆腐にかけたりご飯にかけて食べたりするんなら、喜んで食べる。でも…もうお餅では食べたくない。お餅はもう食べらんない。どんな調理でも」
かーっ。
金輪際いらない宣言が出ました…
よくわかんないんだけど、オットによるとお餅は「おやつ」なんだって。
決して主食にはならないし、できれば一日の終わりは白飯でおなかを満腹にしたいんだって。
だから、たまーに小腹がすいたときに「磯辺焼き」なら食べてもいいし、
お汁粉にお餅が入れば気分で食べちゃうかもしれない。
けどそれも、どうしても食べたいんじゃなくて、あくまで間食。
本当は全然食べなくてもいいんだって。
そっかー。
ま、ワタシもお餅嫌いなんだから、大体の言い分はわかるんだよね。
でもワタシは、今夜の『揚げ出し餅』のような献立だったら、
お餅1個分くらいなら食べられる。
なかなかのナイスアイデアが浮かんだじゃないかと期待していたんだけどなぁー。
これがダメってことは、きっと『餅グラタン』も食べないよね。
これから先ずっといらないって言ってるんだもんね…
うーん…これから先、ワタシ1人で冷凍庫のお餅ストックを消費していくとなると
それはそれで不安だなー(笑)
ワタシだってキライなのに、このワタシが頑張りきれるだろうか…
そんな絶望を味わった今夜の晩ご飯なのでした。
そんなとこ、似たもん夫婦にならなくてもいいのだけど、
結婚する時にはすでに2人ともお餅嫌いだったんだから
これは「偶然の一致」だったんですね。
それでも、貴重な食べ物をなかなか捨てることもできず、
うちの冷凍庫にはまだ去年のお正月のお餅が入っているし、
実を言うと、鏡餅は飾るけど正しい鏡開きの日に開いたためしがありません。
よって、今年の鏡餅はまだ飾ってあるのです…
(だから運がないのかも^^;)
今年の元旦に姉の家に集まった際、
田舎から送られてきたのし餅がありました。
家族は、喜んでもらって帰る者、「もう買っちゃったよ~」と嘆く者、
ワタシのように黙って気配を消す者…いろいろです。
「あんたはいらないの?」と姉に聞かれ、
「いらないよー。去年のがまだあるもん」と断ったのだけど、
「縁起物だから少し持って帰りなよ」と言われ、
カットしたお餅を10個ほどもらってきたんです。
ビニール袋にもらったまま、冷蔵庫で放置すること18日間…
1個ずつラップして冷凍しなきゃいけないんだよなー…と思いながら
元々あまり愛情がないもので、見て見ぬ振りをしていました。
そして今日、意を決して見てみたら、ほーらやっぱりカビちゃったじゃない。
表面に緑と黄色のカビがぽつぽつと出てきちゃってる。
でもやっぱり、そのままゴミ箱に捨てることができないの。
最低なワタシでも、それはバチがあたりそうで…
結局、四角いお餅の6面を全部表面を削り(カビは削れば食べられます)、
さらに小さくサイコロにしてみました。
田舎のお餅は自宅でつくので、市販のよりきめが粗くてそれが美味しいんだ。
めったに食べないワタシでも、田舎のお餅が美味しいことはわかるのね。
よしっ!
今日はこれを晩ご飯に出してみよう!
白飯の代わりにしようとするから夫もイヤがるんで、
おつまみ風にしてみれば騙されて食べちゃうかもしれない!
松前漬けを作る時に買ったするめがあと8枚残ってるからそれも使おう。
小鍋にかつおだしを作り、2cm角に切ったするめを柔らかくなるまで煮て、
そこに大量の大根おろしと、えのきだけ、春菊を入れて
塩とお醤油で味を調え、みぞれダシを作りました。
サイコロに切ったお餅はオリーブオイルとバターを混ぜた油でふっくらカリカリになるまで焼き、
お餅の上にみぞれをかけて、揚げ出し豆腐ならぬ『揚げ出し餅』にしました。
これが居酒屋さんで出てきたら、お餅好きな人はみんな大喜びの揚げ出しメニューだよ。
ワタシはサイコロ4個、オットにはサイコロ6個(ちょうどお餅1個分)を器に入れて…
さぁ、どうでしょう?
オットは食べるかな?
出来としては、バターの香りが香ばしく、お餅の端っこのカリカリがおいしい。
ワタシには充分満足の出来!
オットも、サイコロ6個を完食しました!
ここで調子に乗って「あと何個か焼く?」と深追いしてはダメです。
それが墓穴を掘ることをワタシはもうわかっているので、
物足りないくらいでやめておくのが次回に続く方法なのです。
「ごちそうさまー」と、他のおかずもビールも完食し、お茶碗をシンクにさげにオットが来ました。
「もう、お餅はいらない。今後ずっと・・・少なくとも今の気分ではもうずっと食べたくないからね」
ええー?
おいしくなかったの?
バターの香りしたでしょ?
上にかけたのが美味しくなかった?
意外な展開にびっくりしたワタシは矢継ぎ早に質問を重ねました。
「ううん、上の大根おろしみたいのはうまかった。これをそれこそ揚げ出し豆腐にかけたりご飯にかけて食べたりするんなら、喜んで食べる。でも…もうお餅では食べたくない。お餅はもう食べらんない。どんな調理でも」
かーっ。
金輪際いらない宣言が出ました…
よくわかんないんだけど、オットによるとお餅は「おやつ」なんだって。
決して主食にはならないし、できれば一日の終わりは白飯でおなかを満腹にしたいんだって。
だから、たまーに小腹がすいたときに「磯辺焼き」なら食べてもいいし、
お汁粉にお餅が入れば気分で食べちゃうかもしれない。
けどそれも、どうしても食べたいんじゃなくて、あくまで間食。
本当は全然食べなくてもいいんだって。
そっかー。
ま、ワタシもお餅嫌いなんだから、大体の言い分はわかるんだよね。
でもワタシは、今夜の『揚げ出し餅』のような献立だったら、
お餅1個分くらいなら食べられる。
なかなかのナイスアイデアが浮かんだじゃないかと期待していたんだけどなぁー。
これがダメってことは、きっと『餅グラタン』も食べないよね。
これから先ずっといらないって言ってるんだもんね…
うーん…これから先、ワタシ1人で冷凍庫のお餅ストックを消費していくとなると
それはそれで不安だなー(笑)
ワタシだってキライなのに、このワタシが頑張りきれるだろうか…
そんな絶望を味わった今夜の晩ご飯なのでした。