あなた知ってる 港ヨコハマ~
街の並木に 潮風吹けばぁ~
伊勢佐木町と聞いたらどうしてもこの曲が出てきちゃう。
きちんと訪れるのは初めてだなぁ。
ハラウの先生が古くからのお友達だというカントリーシンガーの岡村純孝さんが伊勢佐木町のライブハウスに凱旋帰国するとあって、カントリーが実は何気に好きなワタシも出かけてみることにしました。
カントリー?
ワタシが好きなのはハワイアンだけだと思ってたでしょ(笑)?
ワタシ、全然詳しくないけどカントリーもちょっと好きだし、アイリッシュ音楽も好きだったりと、自分の琴線にぐっとくる部分がそれらにはあるんですね。
イセザキモールを関内からだいぶ進んだところに、スケルトンの可愛いハウスが建っていました。
クロスストリートはプロを目指す志のあるミュージシャンを応援しているプロジェクトで、普段からいろんなライブを行っているらしい。
伊勢佐木町出身の一番のメジャーといったら「ゆず」だね。
(店内にサインもありました)
1960年代に日本でも大流行した、アメリカから来たカントリーミュージック。
横浜港に着岸した船から米兵たちが伊勢佐木町に大挙してにぎわった街。
当時、JAZZ BARがとてもたくさんあったんだって。
今ではフランチャイズのチェーン店ばかりで当時の面影がないけれど、それはその時代が青春だった年代の人にはとても淋しいことなんだよ。
(帰り道に駅までご一緒したおじさまがおっしゃっていました)
バンドのメンバーはover60の方たち。
アコースティックギター、フィドル、スティールギター、後方にベースともう一本ギター、そしてドラム。
6人編成で、しっかりとした音を奏でてくれるの。
さすがにベテラン。
お年は関係ないんだねー。
バンマスでもありvocalを務められるのが、1960年代に伊勢佐木町にあった伝説のジャズ喫茶「ピーナッツ」で看板歌手だったという岡村純孝さん。
海外活動30年のカントリーシンガー(兼:作詞作曲翻訳家)だそうです。
むむむ。
岩城滉一をほうふつとさせる色男
お若い頃はブイブイ言わせていただろうなー。
ワタシ、カントリーのどこが好きかといったら、このヴァイオリンに尽きるの。
カントリーミュージックでこのヴァイオリンの音色がすると、急にグッときちゃうんだよね。
先生からライブのインフォメーションがあった時、この楽器が入ると聞いて、即ハイッ!と手を挙げたんでした。
そしたらこのヴァイオリン、『フィドル』っていうんだってねー
ヴァイオリンがカントリーで用いられるとき、フィドルと名前を変えるんだって。
クラシックを弾く時にはヴァイオリン。
アメリカの民族音楽を弾く時にはフィドル。
ね。
そんなことも知らずに「ヴァイオリンがいいなぁ」と聞いていたんだね。
「あら!Marchさんフィドルが好きなの?だったら絶対に来たほうがいいわ。すごいフィドル奏者が来るから!」
そう先生に言われ、「行きます!」と決めたんですね。
横でモアイ君も「良かったねー」と言っています。
ワタシがいかにフィドル(覚えたて)を好きかを知っているからね
季節はクリスマスとあって岡村さんも赤いククイの帽子飾りが可愛い。
ハウス内はチケット代を支払ったらドリンクは飲み放題で、大きなクーラーボックスに350ml缶のチューハイやビールがごろごろとあり、もうひとつには2リッターのソフトドリンクが入っています。
ここに来る前に中華街で食事をしてきた私たち。
たぶん1缶なら大丈夫だろうと、ワタシもアルコール3%を探して「ゆずサワー」をいただきながらライブを観ました。
先生がチーズと柿の種の入ったおつまみセットを作ってきてくださり、そんな気遣いも嬉しいね。
正直言うとね、知らない曲ばかりなの。
タイトルを言われても「おーっ」と思う曲は全然ない(笑)
でも後ろにいたご年配の方は「いいねー!」とか「古いのやってー!」などと声を掛けていたのを見ると、やっぱりその時代に青春だった方には懐かしいシーンなわけですよ。
ワタシなど、オリビア・ニュートン・ジョンの曲でも歌ってもらわないことにはピンとは来ないんだけど。
岡村さんが「クリスマスなのでね」とサンタの帽子をかぶってクリスマスソングを歌われたら、横にいた女の方が「信じられなーい!」と声を上げました。
聞けば「カリスマ過ぎてそんなことをする人には思えない」ってことなんだって。
なるほどー。
そんなすごい人なんだねー。
1部と2部の間の休憩時にはお写真も撮っていただきました。
私たち世代はこの会場ではまだまだひよっこ
その時代に投影できる思い出はないけれど、それでも曲は十分に楽しく堪能できました!
1曲1曲の丁寧な解説やアメリカ:ナッシュビルでのお話も興味深かったなぁ。
ゲストシンガーの「ザ・ハニーズ」と「ホンキー・トクダ」さん。
このトクダさん、一瞬でオーディエンスを取り込んでしまう魅力の持ち主で、岡村さんとはタイプが違うヨーデル交じりの明るいカウボーイソングがお得意なの
ころころと回る声の音色が素敵で、見ればただの酔っ払いのおじさま風なんだけど、みんなすぐにファンになっちゃいましたよ。
フィドルの名手は鷲見(スミ)明保さんという方で、全米のフィドルコンテストで第4位になられた方なんだって。
日本人でこんな風に突きつめられた方は珍しいそう。
先生が「Orange Blossom」という曲をリクエストしてくださり、ワタシに「この曲はフィドルがいいからね」と教えてくれたの。
どうりでジャガジャガ弾きのフィドルが軽快な、そしてその音色で列車の警笛を表わしているのがすぐにわかる素晴らしい演奏でした
(このブログもyoutubeで曲を聴きながら書いています)
ハカセさんがヴァイオリンでクラシックを弾いてもセリーヌ・ディオンを弾いてもなーんとも感じないのに、このフィドルにはグッときちゃうのはなんでなんだろう?
それが『理由なし』の魅力ってことかな。
人それぞれ琴線は違うもんね~。
フィドル師匠(笑)と一緒に1枚パチリ!
みんなには「アロハシャツにテンガロンハットじゃモアイ君でもいいんじゃなーい?」とからかわれながら、横で「緊張しちゃうなー」とおっしゃっていた鷲見さんが素敵でした。
スミさんは現在キャンプ座間の子供たちにフィドルを教えているそうで、みんなに「近所なんだから習いに行ったら~?」と言われました。子供に交じってぇ(笑)?
具体的に曲をリクエストできる先生。
「テネシーワルツ」以外は正直ポカーンだったワタシ。
これって育った年代が違うってこと?
ワタシが70年から80年代のDISCOの曲ならバンバン言えるのと同じことかな?と言ったら、愛知県育ちのYちゃんが「そういうことよ!」と言いました。
「東京で育った人はその世代世代で遊ぶシーンに音楽があったのよね。ひとつ言えるのは先生もMarchちゃんも東京の遊び人だったってことよ」
そっか。
先生の青春にはカントリーや学生ハワイアンがあり、ワタシの青春にはユーロビートより少し前のディスコ曲がある。
そう思ったら80年代のディスコ曲で久しぶりに体中の血を逆流させたくなっちゃったなーと、音楽に酔いしれた夜でした
街の並木に 潮風吹けばぁ~
伊勢佐木町と聞いたらどうしてもこの曲が出てきちゃう。
きちんと訪れるのは初めてだなぁ。
ハラウの先生が古くからのお友達だというカントリーシンガーの岡村純孝さんが伊勢佐木町のライブハウスに凱旋帰国するとあって、カントリーが実は何気に好きなワタシも出かけてみることにしました。
カントリー?
ワタシが好きなのはハワイアンだけだと思ってたでしょ(笑)?
ワタシ、全然詳しくないけどカントリーもちょっと好きだし、アイリッシュ音楽も好きだったりと、自分の琴線にぐっとくる部分がそれらにはあるんですね。
イセザキモールを関内からだいぶ進んだところに、スケルトンの可愛いハウスが建っていました。
クロスストリートはプロを目指す志のあるミュージシャンを応援しているプロジェクトで、普段からいろんなライブを行っているらしい。
伊勢佐木町出身の一番のメジャーといったら「ゆず」だね。
(店内にサインもありました)
1960年代に日本でも大流行した、アメリカから来たカントリーミュージック。
横浜港に着岸した船から米兵たちが伊勢佐木町に大挙してにぎわった街。
当時、JAZZ BARがとてもたくさんあったんだって。
今ではフランチャイズのチェーン店ばかりで当時の面影がないけれど、それはその時代が青春だった年代の人にはとても淋しいことなんだよ。
(帰り道に駅までご一緒したおじさまがおっしゃっていました)
バンドのメンバーはover60の方たち。
アコースティックギター、フィドル、スティールギター、後方にベースともう一本ギター、そしてドラム。
6人編成で、しっかりとした音を奏でてくれるの。
さすがにベテラン。
お年は関係ないんだねー。
バンマスでもありvocalを務められるのが、1960年代に伊勢佐木町にあった伝説のジャズ喫茶「ピーナッツ」で看板歌手だったという岡村純孝さん。
海外活動30年のカントリーシンガー(兼:作詞作曲翻訳家)だそうです。
むむむ。
岩城滉一をほうふつとさせる色男
お若い頃はブイブイ言わせていただろうなー。
ワタシ、カントリーのどこが好きかといったら、このヴァイオリンに尽きるの。
カントリーミュージックでこのヴァイオリンの音色がすると、急にグッときちゃうんだよね。
先生からライブのインフォメーションがあった時、この楽器が入ると聞いて、即ハイッ!と手を挙げたんでした。
そしたらこのヴァイオリン、『フィドル』っていうんだってねー
ヴァイオリンがカントリーで用いられるとき、フィドルと名前を変えるんだって。
クラシックを弾く時にはヴァイオリン。
アメリカの民族音楽を弾く時にはフィドル。
ね。
そんなことも知らずに「ヴァイオリンがいいなぁ」と聞いていたんだね。
「あら!Marchさんフィドルが好きなの?だったら絶対に来たほうがいいわ。すごいフィドル奏者が来るから!」
そう先生に言われ、「行きます!」と決めたんですね。
横でモアイ君も「良かったねー」と言っています。
ワタシがいかにフィドル(覚えたて)を好きかを知っているからね
季節はクリスマスとあって岡村さんも赤いククイの帽子飾りが可愛い。
ハウス内はチケット代を支払ったらドリンクは飲み放題で、大きなクーラーボックスに350ml缶のチューハイやビールがごろごろとあり、もうひとつには2リッターのソフトドリンクが入っています。
ここに来る前に中華街で食事をしてきた私たち。
たぶん1缶なら大丈夫だろうと、ワタシもアルコール3%を探して「ゆずサワー」をいただきながらライブを観ました。
先生がチーズと柿の種の入ったおつまみセットを作ってきてくださり、そんな気遣いも嬉しいね。
正直言うとね、知らない曲ばかりなの。
タイトルを言われても「おーっ」と思う曲は全然ない(笑)
でも後ろにいたご年配の方は「いいねー!」とか「古いのやってー!」などと声を掛けていたのを見ると、やっぱりその時代に青春だった方には懐かしいシーンなわけですよ。
ワタシなど、オリビア・ニュートン・ジョンの曲でも歌ってもらわないことにはピンとは来ないんだけど。
岡村さんが「クリスマスなのでね」とサンタの帽子をかぶってクリスマスソングを歌われたら、横にいた女の方が「信じられなーい!」と声を上げました。
聞けば「カリスマ過ぎてそんなことをする人には思えない」ってことなんだって。
なるほどー。
そんなすごい人なんだねー。
1部と2部の間の休憩時にはお写真も撮っていただきました。
私たち世代はこの会場ではまだまだひよっこ
その時代に投影できる思い出はないけれど、それでも曲は十分に楽しく堪能できました!
1曲1曲の丁寧な解説やアメリカ:ナッシュビルでのお話も興味深かったなぁ。
ゲストシンガーの「ザ・ハニーズ」と「ホンキー・トクダ」さん。
このトクダさん、一瞬でオーディエンスを取り込んでしまう魅力の持ち主で、岡村さんとはタイプが違うヨーデル交じりの明るいカウボーイソングがお得意なの
ころころと回る声の音色が素敵で、見ればただの酔っ払いのおじさま風なんだけど、みんなすぐにファンになっちゃいましたよ。
フィドルの名手は鷲見(スミ)明保さんという方で、全米のフィドルコンテストで第4位になられた方なんだって。
日本人でこんな風に突きつめられた方は珍しいそう。
先生が「Orange Blossom」という曲をリクエストしてくださり、ワタシに「この曲はフィドルがいいからね」と教えてくれたの。
どうりでジャガジャガ弾きのフィドルが軽快な、そしてその音色で列車の警笛を表わしているのがすぐにわかる素晴らしい演奏でした
(このブログもyoutubeで曲を聴きながら書いています)
ハカセさんがヴァイオリンでクラシックを弾いてもセリーヌ・ディオンを弾いてもなーんとも感じないのに、このフィドルにはグッときちゃうのはなんでなんだろう?
それが『理由なし』の魅力ってことかな。
人それぞれ琴線は違うもんね~。
フィドル師匠(笑)と一緒に1枚パチリ!
みんなには「アロハシャツにテンガロンハットじゃモアイ君でもいいんじゃなーい?」とからかわれながら、横で「緊張しちゃうなー」とおっしゃっていた鷲見さんが素敵でした。
スミさんは現在キャンプ座間の子供たちにフィドルを教えているそうで、みんなに「近所なんだから習いに行ったら~?」と言われました。子供に交じってぇ(笑)?
具体的に曲をリクエストできる先生。
「テネシーワルツ」以外は正直ポカーンだったワタシ。
これって育った年代が違うってこと?
ワタシが70年から80年代のDISCOの曲ならバンバン言えるのと同じことかな?と言ったら、愛知県育ちのYちゃんが「そういうことよ!」と言いました。
「東京で育った人はその世代世代で遊ぶシーンに音楽があったのよね。ひとつ言えるのは先生もMarchちゃんも東京の遊び人だったってことよ」
そっか。
先生の青春にはカントリーや学生ハワイアンがあり、ワタシの青春にはユーロビートより少し前のディスコ曲がある。
そう思ったら80年代のディスコ曲で久しぶりに体中の血を逆流させたくなっちゃったなーと、音楽に酔いしれた夜でした