その翼月の4月半ば、ノワタリさん達は大本の綾部、園部の御本部と元伊勢の一つである籠神社、真名井神社、天橋立神社のある丹後半島に行かれた。旅の段取りはつけたものの、他に用もあり参加しなかった。その頃から、時々大本の出口ナオさんが出てくると聞いた。
その後、フランス行きの話が来た。マリー.アントワネットが出てきたので弔う為だったと思う。しかし、色々と調べていくうちに、何故か、ジャンヌダルクまで遡ってしまった。そしてジャンヌダルクの弔いもするようになったが、それがメインあった。5月は連休もあり、フランスとなると地方に住んでいる私には10日近くの日が掛かるので仕事にならず、行くことは出来ない。
5月の半ばフランスにハヤシさんと二人で行かれた。
そしてノワタリさんの前世の一つがジャンヌダルクであったと言う事がわかった。彼女の現在の姿を見れば、何処となく分るような気がする。ゲーリー.ボーネルと高橋克彦の対談によると人は340回くらい生まれ変わると言う。(5次元世界はこうなる)
どちらも、小説や映画に何度もなり、とても有名だが、面白く、夢中で図書館の本とネットを読み、引き込まれたが、何かやっぱり、人種が違う...。
マリーアントワネットに対する一般市民の憎悪はすざましく、判決が下されるとすぐ、アントワネットは直ぐ処刑され、それもギロチンに上向きにされ、恐怖感を倍増したと言う。その時に残されたルイ皇太子の哀れな亡くなり方を知った。革命は6歳の時に起き、ジャコパン党の靴屋に虐待され、最後は幽閉されて自分が王である事も知らず、10歳くらいで亡くなったという。
アントワネットにしてもジャンヌダルクにしても取り巻く人達の対応がそれぞれ面白く、ジャンヌダルクは処刑されてからも、沢山の偽のジャンヌダルクが出たと書いてあった。その事に実の兄の一人が係わっていたとある。
しかし、流れをみていく内に今回関係ないけれど、一番気になったのは、ばら戦争の「フランスの雌狼」と呼ばれたマーガレット.オブ.アンジューだった。夫も子供も殺され、フランスに身代金を払ってもらって帰国しても貧困の中で亡くなったとあった。みんな、平和な世の中であれば、もっと違った人生もあっただろうと思う。
全て資料はノワタリさんに渡してしまったのでもう手元にはない。
ノワタリさん達は、ガイドも雇わず二人で周った。まず、アントワネットの処刑されたコンコルド広場から行かれた。その後、ジャンヌダルクに縁のある場所を周られた。「よく、無事にガイドなしで周られましたね。」と言うと、「角まで行くと、道を教えてくれるのよ。」と言われ、知り合いがメトロの中でスリにすられた話をすると「『そこは危ない、気をつけろ。』と教えて貰うのよ」と涼しい顔で言われた。ただ、食事には困り、ハヤシさんが沢山持っていったおせんべいを食べたと言う。
その2ヶ月の間に、フジワラ姉妹は転職と転勤があり、その後出会う事も無くなった。
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