私の血糖値が高いことがわかったのが2007年6月22日。そこから、何の薬剤を入れるかが検討されたようです。まず血液検査でインスリン量を計測。もし、インスリンが出ていなかったら、インスリンを注射することになっていました。
幸い、インスリン量は正常。薬剤投与で様子を見ることになったのであります。
選択されたのがアクトス錠。2007年6月26日から6月30日まで処方されたと記録しています。
アクトス錠・・・ピオグリタゾン塩酸塩。インスリン抵抗性改善薬。肝臓、筋肉、脂肪組織などのインスリン感受性を高める。ただし、インスリンそのものの分泌を増やす作用はない。
インスリンが出ていたからアクトスだったんですね。
ちなみに、私が会社時代に売ったのがグリ〇ラン。古い薬ですが、最近は見直されてきているとか。
何回か書きましたが・・・。結局、血糖値が下がったことと、心臓君に悪影響が見られたことで処方停止。次はグルコバイ(アカルボース)ぐらいを飲まされるかな・・・と思ったのですが・・・。なぜか、そのまま経過観察となったのでありました。
長々と書いてきましたが・・・。要は、アクトス錠は画期的な薬だったらしいのです。糖尿病治療に新たな道を開いたとかで。なぜ、過去形なのかというと・・・。もう、後継薬が開発されているからです。
ただ・・・。最近、その「ニューアクトス」が米国食品医薬品局(FDA)から「安全性に関する十分なデータがそろっていない」とされたようです。
これで、米国発売が延期されることは必至。ところが、アクトスの米国での特許も2011年には切れるとか。
アメリカのジェネリック率は、日本の比ではないらしく・・・。武田にとっては大打撃。
まあ・・・。日本においてもジェネリックが解禁されたら、武田にとっては大打撃なんでしょうけれども。
おそらく、ブロプレスなんかの売り上げ増で対応しようとするんだろうな・・・。