ひらつかウオーキング協会

【実施報告】10月25日(日) 「ふるさと歴史かるた」を歩こう-02

10月25日(日) 「ふるさと歴史かるた」を歩こう-02
【参加人数】 43名
 すっきりとした秋晴れとなりました。
 番町皿屋敷の主人公 お菊さん の塚がある紅谷町公園に集合し、ストレッチを行いウォーキングに出発しました。
 ちなみに、江戸・牛込御門内五番町にあった、青山播磨守主膳の屋敷に奉公していたお菊という女中が、青山が大切にしていた10枚の皿のうちの1枚を割ってしまったため、ひどい叱責を受け、屋敷内の井戸に身投げして死んでしまう。以来、夜な夜な皿を数える恐ろしい声が屋敷中に響き渡る、というストーリーだ。その舞台となっているのは江戸時代なのだが、実はこれに類似した話が、これより100年以上前の室町時代にすでに存在していたのである。その名も『播州皿屋敷』。名称・主人公の名前も似ていて興味深い。
 興味を持たれたからはインターネットなどで調べていただきたい。




 最初に向かった先は、平塚名物ともいえる「相州だるま」(荒井だるま店)の店先で、大きなだるまを拝見し、前鳥神社に向かいました。四之宮に伝わる人形浄瑠璃の前鳥座の奉納先が前鳥神社といわれています。ここで集合写真を撮り、いよいよ中原街道を歩きます。



 ひたすら西へ西へと進み、日枝神社で小休止。ここから中原宿高札場跡を経て、相州中原御殿之碑を横目に、善徳寺に向かいました。ここには、中原御殿の裏門と伝わるもんが移設され、現在でも山門としてその姿を見ることができます。みんなで山門をくぐり、中原御殿が築かれた16世紀からの歴史に少し触れた感じを味わいました。



 この後は達上ヶ丘公園に向かいました。ここでしばしの軽食タイムです。少しのエネルギーの補給を行い、平塚本宿 江戸見附まで進み解散しました。13キロと気持ち距離が長かったのですが、参加した皆さんには大いに楽しんでいただけたようでした。
 次回の第3回もよろしくお願いします。尚、今回の写真は鎌田さんの撮影でした。


 今日の出発式で、中原街道の起点と終点の話に合わせて、中原御殿の側に、中原街道一里塚の碑があることをお話しさせていただきました。善徳寺さんを起点にすると、一里塚の場所が不自然なため、再度調べてみると、中原街道の起点(平塚側のことですが)は、善徳寺さんから少し東に戻り、春日野中学の横を通って海に向かって進み、東海道に合流する場所のようでした。偶然にも、昼食後、春日野中学の横をコースにしていたため、軽食後も中原街道をウォークしたことになりました。
 中原街道は、中原御殿の側が起点と思い込んでいましたので、思わぬ知識の更新もできた次第です。・・・歴史は深いです。

コメント一覧

Unknown
10月25日は、西湘ウォークでしたけど変更されたんですか?
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