ひらつかウオーキング協会

【実施報告】2017年1月15日(日)

○2017年1月15日(日) 東海七福神
【参加人数】185名
 大寒波到来の中の七福神巡りです。
 昨年同様に自由歩行とゆったりとお参りを行う団体歩行での出発です。
 まずは、品川神社(大黒天)。
 品川神社の入口、石段の横に大きな大黒天が安置されています。品川の神社には、富士講にまつわる神社も多く、この品川神社も富士講にちなんだ浅間神社、ミニの富士山があり、石段の途中から富士の頂上に上るようになっていますが、さて、何名にウォーカーの方が頂上に足を延ばしたのでしょうか。

 国道15号線を渡るとすぐに養願寺(布袋尊)です。
 東海七福神巡りの最終日です。あまり大きくないお寺さんですが、大勢の方がお参りに来ていました。布袋尊は、座敷の奥に安置され、福々しい立ち姿を見せていました。

 養願寺から旧東海道に向かうと正面が一心寺(寿老人)となります。
 一心寺は、通りに面しており、両サイドは緑に息づいた木立が茂っており、独特の雰囲気を保っているお寺さんです。ここの寿老人は他の処で見かける寿老人とは少し趣が異なっており、独特の風格を醸し出しています。


 旧東海道を南に下り目黒川沿いにあるのが荏原神社(恵比寿様)です。
 既に咲き誇っている紅梅を背中に大きな石の恵比寿様が神社の入り口に安置されています。紅梅を背負った恵比寿様は、独特の雰囲気を持ち、何とも言えない風情があります。

 暫く東海道を下ると品川寺(毘沙門天)になります。
 品川の品川神社(シナガワジンジャ)、やはり品川の品川寺(ホンセンジ)と、神社とお寺で読み方が異なっているのはなぜなんでしょうか。
 今品川寺の面白いところは、七福神の石像が、すべてそろっているところでしょうか。
 石造の毘沙門天と、本堂内に安置されている毘沙門天では雰囲気が異なっているのですが、その姿を拝みそこなってしまいました。
 この品川寺には、毘沙門天のほかに、日光・月光菩薩を従えた釈迦如来像、聖観音菩薩像、弘法大師、不動明王の像などが安置されています。また、変わったところでは、江戸六地蔵の人とも、入口の門横にドカンと安置されており、今一度じっくりとお参りをしたいと思えるお寺でした。

 コースは少し外れるのですが、品川寺から南に下ると鮫洲、立会川となります。この地域には、伊達藩の下屋敷跡、土佐藩の下屋敷跡、奥様の千代さんが有名な山内一豊の墓、また、土佐藩といえばこの人、坂本龍馬の像等があり、七福神以外の散策にも適した場所となっています。

 更に旧東海道を南に下ると天祖諏訪神社(福禄寿)となります。
 頭の大きな福禄寿が安置されているのですが、一心寺の寿老人の脇にも少し小さめな福禄寿が安置されていたのを思い出します。
 一説によると、寿老人と福禄寿は同一人物との説もあり、地域の七福神によっては、どちらか片方しか設置しないところもあるようです。

 本日のウォーキングコースは、天祖神社からは、品川区立公園を抜けて大森海岸駅に向かうのですが、旧東海道をそのまま下り、15号線と合流する場所には、鈴ヶ森の刑場跡があります。

 大森海岸の駅を南に出るとすぐに磐井神社(弁財天)となります。
 七福神を品川から廻って来ると最後の神様となります。
 朱色の弁天様は芸術の神様というだけあり、琵琶?を片手に今にも引き語りを行いそうな風情で座っておられました。

 寒波の中の寒い一日でしたが、幸い天気は良く、ゆったりと七福神が楽しめた一日であり、最後は大森駅近くの居酒屋で昼食をゆったりと食し(飲んで)東海七福神巡りが終了しました。
 参加者の皆さんも、思い思いに楽しんで頂けたのではないでしょうか。
 七福神各々の神様のことを少し学んでみると、新たな七福神巡りができると思いますので、皆様にもお勧めしたいと思っています。
 2017年がウォーカーの皆様にとって良い年となることを祈念しております。
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