少し情けなくて怒りもあり、試合日には冷静に振り返れなかったです。頭を冷やしてからDAZNでVTRを確認してみました。
感想をつぶやく前に試合を簡単に振り返ってみます。
- セレッソ大阪の攻撃で警戒する部分に対して準備してきた。(下平監督のインタビュー)
- ジャーメインの高さとスピードを生かしたかった。(下平監督のインタビュー)
- 横浜のフォーメーションは、4-5-1のような構成でコウスケがトップ下的な役割に見えた。
- ジャーメインが右SH、袴田が左CB、高木は左SB、手塚ー瀬古のドイスボランチでスタメン。
- 前半の失点を無くしたかったが先制されてしまった。1失点目はセットプレーからの戻りで長いボールを出されたそれがディフレクションになった。そのクリアを袴田がしようとしたが後ろから南が突っ込んできて袴田が競れなくなって豊川のヘディングシュートが決まった。袴田と南の連携ミスに見えた。袴田はそれなりの高さがあるので南は前に出なくても良かったと思う。しかし、一般的にはGKがキャッチする場面とも思える。
- 横浜は後半すぐに4-3-3に変更。コウスケアウト安永イン。このスリーボランチ気味のシステムはそこそこ機能していた。
- 後半から雨が弱くなって両チームのボールが動くようになった。
- 後半10分ぐらいにジャーメインのゴールで追いついた。
- 後半15分に大久保のゴールで失点。その前に横浜はフィニッシュで良いシーンがあり、行けると思ったときに失点。ここはかなり痛かった。
- クレーベはシュート6本を放ちチャンスシーンは多かったと思う。決め切れれば試合展開が変わっていたかも?
- 終盤の2失点はゴールを狙いにいったところを突かれた。
感想としては...
運が悪かった。でも、運も実力のうちかなと。54分に豊川と清武が決めていたらもっと危ない展開になっていた。大久保のゴールにおける失点シーンは高木の緩いサイドの守備でラストパスを許した形になってしまった。ここをどのように捉えるかが難しい。
左サイドの守備なら武田と袴田がスタメンという考えになりそうだけど、高木のスペース侵入の攻撃も捨てがたい。
チームとしてはカウンター対応以外、比較的やろうとしていた守備はできていたと思う(実力があるかないかは別の話)。
選手間の距離感が近いと感じた。狭いエリアでのせめぎ合いが多かったという印象。まんまとセレッソのやり方に合わせて消耗してしまった。
前半の早い時間帯で南は左足太もも裏あたりを痛めていたのでしばらく休ませた方がいいかも。天候の影響は両チームとも同じ条件なので言い訳ができない。
85分まで1-2という状態だった。結果論だが無理をしないで1-2で終わらすという考えもアリだった。J2降格ラインを考えるとここが重要だったと感じます。このあたりは、我々より経験豊富なカズや中村俊輔の方がよく分かっていると思う。
下平監督の指揮のちょっとした?もあるが悲観する必要はないと思う。今は立て直す時間がないのでちょっとした調整でいいと思う。今はチームとして自信を無くしているので、名古屋戦はそれなりに機能したクレーベ、ジャーメイン、松尾のスリートップで行ってもいいのでは?ただ、問題はスリーボランチにすると動けるボランチが足りないことでしょうか。コウスケボランチを考えないといけませんね。
ポジティブに言うと、クレーベの攻撃力には可能性を感じるので松尾と融合したときに得点力が上がると思いました。問題はチームや我々がどこまで我慢できるかといったところでしょうか。
しかし、次節の名古屋は優勝候補かつ守備を整備しているのでごまかしが効かない。引き分けすら難しい印象なので、勝敗よりどこまで闘えるかを見るしかないです。
ベースのシステムは4-5-1と4-3-3でもいいけど、5-3-2の守備重視や7-0-3といった思い切ったフォーメーションを組み合わせてもいいような気がします。90分間で勝つためのストーリーや最少失点で乗り切る戦略が足りないよね。
下平監督はサッカーの脚本家としてとManagementに少し疑問があります。しかし、この過密日程で監督を代えて闘っていけるイメージが沸かないですね。監督を交代するのならコーチ昇格しかないでしょう。個人的にはもう少し様子を見たい気もします。