ぶるーすのつぶやき

横浜FC、ハワイ・横浜のことや身近な出来事などを不定期に書きます。書いた内容は、私ぶるーすの個人的な見解です。

NECのタブレット端末 LAVIE T11 T1195/BAS を使った感想

2021-05-27 | PC関連
LAVIE T11 T1195/BAS(以降、T1195/BAS と記載)は、レノボタブレットをNECで再販用にパッケージングしたような印象です。

実際は、レノボが製造販売しているものと同じモデルだと思います。

スペックはこのリンク

最初にT1195/BASの電源投入後に初期設定を完了し、自宅のWi-Fiでインターネットを使える状態にします。
手持ちのGoogleアカウントでログインし、指紋認証と顔認証も設定しました。
エッセンコアクレブのMicroSDXCカード256GBを内部共用ストレージとしてフォーマット。
→これは良くないかもしれません。後述に説明を書きましたのでお読みください。

ライセンス購入済みアプリをインストール

  • マカフィーリブセーフ
  • ATOK PASSPORT PRO
  • DAZN
  • スカパー!オンデマンド(5/26に解約しました)

既存アプリをアップデート

  • Google関連(Chrome、Gmail、YouTube、Podcastsなど)
  • Google以外のインストール済みアプリ

無料アプリをインストール

  • Twitter
  • PUBG mobile(一部有料)
  • CapCat
  • Simple Notepad
  • radiko
  • VLC
  • ファイルマネージャー+
  • Webex Meet

 

サードパーティーのワイヤレスキーボードについて

ワコム製キーボード TK-FBP052 を所有していますが、これをBluetoothで接続できました。
TK-FBP052の日本語とアルファベットの切り替えは、「Alt」キーと「スペース」キーの同時押しでできます。
ATOKを利用しているため、文字入力がやりやすい。しかし、キーボードの使用感について個人的に指の大きさと合わず少し使いにくい印象です。
※これはタブレットの評価とは異なる

NECよりオプションとしてケース付きキーボードが発売されていますが、8,500円から10,000円ぐらいの高額になるので購入するべきかは使えるお金次第だと思います。
私の場合は、TK-FBP052を所有しているため、購入は不要と判断。現時点でこの選択は正しかったと思います。
本機は、11.5インチというタブレットの中では比較的大きなサイズなので、縦置きで文字入力を快適にできます。しかも、液晶が有機ELのため、文字が見やすいです。

ファイル操作について

T1195/BASの問題ではなく、Android OSの仕様のような気がしますが、ファイル操作はやりにくいと思いました。
デフォルトのファイルアプリでテキストファイルのコピーアンドペーストに戸惑いました。
Googleドライブ経由でのファイルの受け渡しでも、テキストファイルのコピーアンドペーストができないため、
「ファイルマネージャー+」というアプリをダウンロード、インストールしてWindowsのエクスプローラーの代わりとして使うことにしました。
ファイルマネージャー+を使って、外付けUSB Type-Cメモリへコピーアンドペーストがやりにくかったです。コピー後の長押しでペーストできる場所?位置?が少なかった感じ...
iOS、iPad OSの方がユーザーフレンドリーで直感的な印象です。

Windowsでよく使うフォーマットのNTFS、exFATにも非対応。USBメモリやMicroSDXCカードは、純粋なFAT32かT1195/BASでフォーマットしておかないと使えないみたいです。FAT32にすると1ファイルが大容量のもの(iPhone 12 Pro Maxで画面収録した20GBの嵐の動画とか)は実質受け渡しができません。
ファイルのコピーアンドペーストは、最近のiOSやiPadOSの方がスムーズにできると思いました。
データの受け渡しは、Google Driveを使うとスムーズにできました。ネット回線次第で評価が変わるかもしれませんが、ファイル操作はGoogle Driveの利用がオススメです。

MicroSDXCカードの使用と注意

私は、エッセンコアクレブのMicroSDXCカード 256GBを使います。

MicroSDXCカードは、写真や音楽、動画の置き場として利用したかったのですが、MicroSDXCカードのフォーマットを内部共用ストレージ(アプリ用)としたため、T1195/BASで生成した写真や動画は内蔵ストレージに保存されてしまいます。
これではMicroSDXCカードを使用するメリットが薄いので、外付け用としてフォーマット([設定]→[ストレージ]→MicroSDXCカードのところで[外部ストレージとしてフォーマット]を選択)し直しました。

内蔵ストレージとMicroSDXCカードは、MicroSDXCカードから内蔵ストレージへデータを移動しても、全てのデータが移動できませんでした(アプリにより内蔵ストレージにしかインストールできないものあり→この場合は問題なし)。
特にPUBGのインストールを内部共用ストレージのMicroSDXCカードにした場合は、起動ができてもアップデータを一からダウンロードすることになります。
MicroSDXCカードを内部共用ストレージにしてから、外部ストレージに変更した場合、一度リソースのダウンロードをしても再度やり直すことになります。1GB以上のダウンロードをやり直すことになるため注意してください。これは他のアプリでも似たような現象が発生すると思います。

MicroSD系のカードを初めて使用するときにフォーマットをする場合は、内部共用か?外部保存としてか?でフォーマットをするかを慎重に判断して決めておくことをオススメします。
PCやNASなどから、写真、音楽、動画をMicroSDXCカードへコピーしたい場合は、外部保存用としてフォーマット([外部ストレージとしてフォーマット])した方がよろしいかと思います。
そうすれば、T1195/BASのMicroSDXCカード仕様上限である、256GBほどの容量を自由に使えます。

MicroSDXCカードは使い方を誤ると意外と面倒でした。データの取り扱いや安全性のことを考えると、アップルのiPhoneやiPadがMicroSDXCカードを使用不可にしているのは理解できる気がします。

PUBG mobile

T1195/BASはネットの情報によると、アンツツベンチマークの数値的に28万前後らしいです。この前提であれば私が所有しているiPad mini(第5世代)より性能が劣ると思います。

グラフィック設定は[HD]モードまでしかクオリティーが上がりません。よって、HDR、FHD、UHDの設定は不可。なお。フレーム設定は高にできます。
サウンド設定は[ウルトラ](Ultra HD サウンド)に変更できませんでした。パッケージをダウンロードしても不可。

iPad mini(第5世代)では、クオリティを[FHD]、フレーム設定を[ウルトラ]に変更できます。

T1195/BASの場合は、グラフィックの水面反射設定がありませんでした。Androidだとないのか?
iPad mini(第5世代)は、水面反射設定ができこれをオンにすると、アンチエイリアスがオフになります。
T1195/BASは、アンチエイリアスのみ設定になります。画面はまずまずの映り込みです。

T1195/BASの操作性は、タッチの反応が良すぎるのか?ちょっとした方向転換などのミスをします。キャラクターが後方に下がる(移動する)現象があり、私の手には合わない感じで操作ミスが目立ちました(私が下手だからかもしれません)。端末のサイズと重さを考えると、最新のiPad miniの方が良いと思いました。

音(サウンド)

T1195/BASはJBL製スピーカーを搭載しているため、音は全般的に良い感じです。大瀧詠一さんのロンバケ(20周年版?)とかを聞いてますが、クリアでいい感じです。音は拘るときりが無いのです。T1195/BASは高額のアンプとスピーカーを組み合わせたシステムより音は当然劣ります。

T1195/BASにはイヤホンジャックがないため、利用する場所次第ではワイヤレスイヤホンを使うことになると思います。

画面レコーダー(画面収録機能)

ワイヤレスイヤホンをした状態で画面収録をしたところ、PUBGの音が録音できませんでした(効果音やPUGBのサウンド)。

PUBGのゲームプレイを画面レコーダーで収録した結果、約30分で2.89GBになりました。

画面ロック設定と認証

セキュリティーとして、画面ロック機能は、「なし」「スワイプ」「パターン」「PIN」「パスワード」があります。さらに、「指紋認証」(Android OSとしては指紋と表記)と「顔認証」があります。

顔認証は、端末を横向きで登録しましたが、縦向きで画面ロック解除ができませんでした。そのため、縦向きで顔認証の登録をやり直したところ、画面ロックの解除ができました。指紋認証はiPad miniほど精度が良くなく失敗します。サイドの電源ボタンが指紋認証になるため、ボタンの配置のせいで精度が悪いと感じたかもしれません。

外部ディスプレイへの接続

T1195/BASは、USB Type-C to HDMIのアダプターを使うと、液晶ディスプレイにHDMIで接続できました。

下図は上側が液晶ディスプレイ、下側がT1195/BASです。

 
アダプターの相性があるかもしれないのでご注意を。
 
補足ですが、spacedeskというアプリを使うと、T1195/BASはWindows PCのサブディスプレイになりました。(Macで言うとSidecar)
しかし、画面表示が安定していない印象でした。あと、画面が小さく見えてしまうため、PC側でT1195/BASの解像度を設定した方がいいかもしれません。
 
タッチペン
 
NECのオプション品が高額なため、Adrawpen タッチペン をAmazonにて2,000円ぐらいで購入しました。
Bluetooth接続になりますが、あっという間にT1195/BASとペアリングができて、すぐに利用できる状態になりました。
どこかのタイミングで、CLIP STUDIO PAINT PRO(Android対応12ヶ月版)を購入しますので、そのときにタッチペンについてつぶやきたいと思います。
ここでは、T1195/BASでとりあえずAdrawpenが動いたというお知らせのみとします。
 
CapCutによる動画編集
 
容量が大きい動画ファイルの編集ができなかったです。1ファイル30分で3GB弱の *.mp4 で試しましたが、新規でプロジェクトファイルを作成しようとすると最初の画面に戻る現象が発生しました。数十秒程度の動画であれば動作しました。このあたりは、これからいろいろと見てみます。10分程度の動画編集ができるといい感じだと思います。

現時点での評価

iPad mini(第5世代)と比較した内容がありましたが、日本でサポートされているミドルレンジ以上のAndroidタブレットとしては、サムスンか本機 T1195/BASしか選択肢がないと思います。

私が購入した LAVIE T11 T1195/BAS は、現時点で6万円前後の価格帯のため、やや高額という印象があります。
私はYahoo!ショッピングにてPayPay残高を使って購入したため、3万円で購入でき、1万円ぐらいのPayPal残高が付与されます。ここが衝動買いのポイントだったと感じています。

タブレット端末の購入は、5万円弱の無印iPadことiPad(第8世代)5万円弱 128GB がコスパ的に良いと思いました。
しかし、T1195/BASはベゼルが狭くて有機ELディスプレイですので、YouTubeを含めた動画の閲覧、各種ビューイングは快適です。更に、MicroSDXCカードが利用できます。充電と外部機器との接続はUSB Type-Cです。これらの点では、アップルの低価格帯iPadよりT1195/BASに優位性があります。

さまざまな点を考慮すると、T1195/BASは良い製品だと思いました。逆に拘りがない場合は、無印iPadかiPad mini(第5世代)を選択された方がいいかもしれません。

私的にDAZNの視聴は、コスパ的に1195/BASがちょうどいい感じだと思っています。

今後、気がついた点は、ここに追記するか別のトピックでつぶやきます。Twitterに感想や要望を書いていただけるとありがたいです。

 



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