ぶるーすのつぶやき

横浜FC、ハワイ・横浜のことや身近な出来事などを不定期に書きます。書いた内容は、私ぶるーすの個人的な見解です。

横浜FCの2020年の戦力を考えてみる

2019-11-25 | 横浜FC

 最近の横浜の戦い方を見ていると、イバ、レアンドロドミンゲスがほとんど出場していません。横浜にとっての飛車角のような存在で他クラブからも恐れられましたが、J1自動昇格に影響する試合に出ていないことを考えると構想外の可能性が高いです。イバはアジア移籍の可能性も...個人的にはイバは残して欲しい。

 一方、心配していた佐藤謙介と齋藤功佑ですが、スタメンに定着しておりこの2名は契約更新の可能性が高くなってきました。他に、スタメンで出場している選手については、金額で揉めない限り来季も戦ってくれると思いますが、伊野波、中村俊輔あたりの残留は50%の確率かもしれません。

 問題となるのは、ベンチを温めている選手や最近ベンチ入りすらしていない選手。構想外の恐れがあるのは、瀬沼、戸島、川﨑、渡邊、松浦、藤井、山本、立花。放出でも大きな影響がないものの、ケガをしなければそれなりに働けるだけに1人でも多く残ってくれることを祈りたいです。特に戸島は、空中戦のデータはJ2でもトップクラスなので戦力外になると争奪戦が予想されます。瀬沼は長身で動けるので、愛媛(古巣)や栃木などの下位クラブにとっては欲しい人材でしょう。

 横浜の補強ポイントは意外にも多いです。攻撃的MFとセンターバック以外全てと言ってもいいし、センターバックは伊野波、カルフィンのどちらかがいなくなれば補強ポイントになってしまいます。

 ボランチは枚数的に足りていますが、ボール奪取や空中戦に優れた選手がいません。あえて言えば田代ですが、田代がセンターバックに入ると誰もいない。ボランチにおける田代のボール奪取力が優れているかはJ1で言うとそれほど高くないでしょう。逆に横浜のボランチは佐藤、中村、松井の展開力は高い部類です。瀬古と古宿(両者ともボランチ)が新加入しますが、彼らに負担させるのは気の毒な気がします。

 両サイドバックはバックアッパーが足りません。袴田に期待していたのですが、後半はほとんど試合に出れていません。北爪と武田が負傷欠場したときに4バックで戦うには無理があります。J1に昇格したのでルヴァンカップがあります。どんな状況でもグループステージが6試合ありますので、北爪と武田を休ませる必要があるし、武田の攻撃力ではどうしても戦術的に松尾を生かす戦い方になります。贅沢ですが、両サイドバックができる選手が1名必要です。2名でも全然OK。

 ゴールキーパーは南の後継者が必須です。枚数を含めた年齢構成上の問題はないのですが、竹重のパフォーマンスでは不安があるし、辻も中途半端になってきました。クラブはこのあたりをどう考えるのでしょうか?

 センターフォワードはイバの去就次第でかなり変わってきます。予想は皆川が契約延長で他は全て放出(キングはトップ下)。新外国人を検討するのが自然かと。新潟のレオナルドを獲得できればイバの放出は現実的。個人的な感情を入れるとおかしくなるので、未知の外国人の獲得を含めて関係者間で綿密なすり合わせが必要でしょう。J1で戦うためのセンターフォワードは、J2ではなかなかいないと考えます。ポストタイプではなくオールラウンダーになるのでしょうか?

 選手の入れ替わりは10名程度か。現時点では、松尾(大活躍だが)、瀬古、星キョーワァン、古宿の4名が新加入しますので、6名の選手獲得が自然な流れ。2007年のJ1では入れ替えすぎて2006年のベースがあまりなかったので、同じ失敗を繰り返さないで欲しい。まずは、スタメンレベルの維持をすべきでしょう。スタッフを含めて年俸を上げてあげないといけないので、我々の目に見えないところで色々と大変かと思います。



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