ラストはそう来たかと腑に落ちました。
大河ドラマとして大きな山がいくつかあるはずですが、珍しく飽きなかったという感想です。
唯一残念なのは後半をかなり省略してしまった点です。
関わった全ての人が素晴らしいのですが、私的には、北条義時を題材にしたNHKのスタッフが凄いと考えます。
源頼朝は知っていても、北条義時はほぼ知らなかったはずです。その人物を中心に重厚な作りで視聴者を魅了したきっかけを作ったスタッフ陣に敬意を表したいと思います。
大河ドラマは結末が分かってしまうのが飽きる要因かもしれませんが、年間飽きさせない三谷氏の脚本は圧巻でした。
あと、北条政子を演じた小池栄子さんですが、イエローキャブ時代の水着👙の人という印象しかなかったけど、着実に名女優の道を進んでいると思いました。夫が酷いだけに小池栄子さんのご苦労が報われた気がしました。時代は変わったんですね。
個人的に鎌倉殿の13人は、好きなテーマでは無かっただけに余計良かったという感想です。
ここはどうやって終わるのか？みたいな、各ブロックごとのシーンにフォーカスできたのは非常に良かったですね。
来年は松潤さんの家康ですが、広く知られている人物なだけに、どのように描かれるか楽しみです。時代考証は平山優先生ですし。
