3月13日のJRダイヤ改正で、奥羽本線の福島~米沢間にある秘境駅として有名だった赤岩駅が廃止になった。震災の翌年2012年から冬季休業(全列車通過)、2017年からは夏の間も休業となり、全く列車が止まらない駅となり、事実上廃止も同然だった。それが名目上も今回のダイヤ改正で廃止となった。
さてそれだけだとニュースをなぞっただけなので「余話」を一つ。JR東日本のスマホアプリに「トレすご」というゲームがある。これは、移動距離がサイコロになって、10km進むごとに路線図を一駅進む、というすごろくゲーム(一日あたり10マスが限度)。位置情報のチェックインを用いたゲームなのだが、その機能の一つとして、チェックインした場所が駅のそばだと、初回に限り「あしあと」が付く。それが一覧になって表示される。かつて国鉄がやっていた「チャレンジ2万キロスタンプラリー」のスマホ版といったところだろうか。
こちらがダイヤ改正前の奥羽本線の「あしあと」リスト。赤岩駅にもチェックイン記録が残っている。
駅が新設されるとチェックインしてない駅が増えるだけだが、廃止になるとどうなるのだろうか。せっかくのチェックインが消えてしまうのだろうか。
こちらがダイヤ改正後の「あしあと」。赤磐駅はリストに残っている。しかし、背景がグレーアウトされ、廃止になったことが表示されている。
なるほど、こういう感じで表示されるんだね。せっかくのチェックインが消滅しなくてよかった。仮にチェックインしていないとしたら、赤岩駅は表示されないのだろうか。