春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

もものこと 雷は怖いものです

2013年07月28日 | 話せば分かる
いつもの様にももは玄関マットの上でごろ寝を決め込んでいたのですが
午後4時頃になって急に空が暗くなり遠くで雷の音が聞こえてくると
慌ててひょこたんひょこたんと私の足元に歩いてきたのです

ももは雷が大嫌いで公園で遊んでいても
疲れて道端で座り込んでしまっていても
雷が来るから早く帰ろうと声を掛けると
起きあがって歩き始めるのです

昨日は午前中から雷雨の予報が出ていて
早めに用事を済ませて置いたのですが
ももにはその辺のことは分かりにくいことで
音が聞こえ慌て始めたのです

暫くは足元でびくびくとしていたのですが
どうにたまらずテーブルの下に逃げ込んで
私の足の甲に前足を乗せて助けて下さいと
上を見上げて目で訴えます
その風情というのは何とも哀れ極まりなくて
大丈夫だすぐに行ってしまうからと
声に出して励ましてもだめですだめですと
もううち震えんばかりなのです
仕方なくいつもの様に添い寝をしてやるのです
テーブルの下でいい年をした人と犬が
抱き合って雷をやり過ごすのですが
昨日のは結構長くて6時からの夕食を挟んで
4時間ほども抱き合っていたのです

その間連れ合いは如何していたのかと云うと
椅子に座ってテレビを見て居りました
嫉妬する訳でもありません
ときどきピカっと稲妻が走りドッカンと音がすると
ももの手が私の手をぐっと押すのです
それでしっかりと抱きしめてやるのです


今朝は
もう昨日のことは覚えていないのでしょうか
なにか有ったというそぶりです

言うことを聞かなかったりしたら
雷くるぞと
ひとこと言ってやるのです
それで充分なのです