hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

メモ用紙がマウスパッドに

2013-02-05 23:15:00 | 音楽

 100円均一ショップ、いわゆる百均、今、ダイソーがおもしろい。アイテム数が多過ぎて、1時間居ても、1つも買えないことがしばしばあるぐらい。ぼくにとってのワンダーランドのひとつ。


「こんなん見つけました!」

と、ありんこさんが教えてくれた。マウスパッドなんだが、メモ用紙になる。方眼紙になってるし、気軽にメモできるのが嬉しい。


 最近、健忘症気味で、頭の体操を兼ねて、鉛筆を使うようにしてるので、まさにぴったり。


 


 伊勢のイタリアンといえばラ・ミア・ヴィータだが、マダムが漢字検定に挑戦するという話を聞いて、さっそく「薔薇」とか、「憂鬱」とか難漢字を選んで書いてみる。

「へったくそぉ!」

と、これはぼくの心の声。マダムは慎み深く、思いやりのある方だから、口に出しては仰らない。一瞬、困った顔をしたのは気のせいかしら。


 


 文字がサマになっていないのは、書き順が出鱈目だからだろうと(言い訳?)、

漢字の正しい書き順(筆順)

を参考に書いてみる。何度も書き加えるが、書き順のせいではないのが分かっただけ。パソコン入門の原点を忘れている。


  • 字が下手くそ
  • 算盤ができない
  • 電卓は検算するごと違う答えになる

 そうだった! でも、柳に飛びつく蛙のように、諦めなくなったのが、最近の自分。粘着してみるか。


 


Memo_mousepad

 


 今夜のBGMは、「the wayward wind」。ゴーギー・グランド歌唱、1956年発表。ぼくは6歳か。でも、リアルタイムでは覚えていないが、ずいぶん後に江利チエミさんで聞いたような気がする。高倉健さんの元奥さま。今、カナダの歌姫、アン・マレーで聴いている。邦題、風来坊の歌。





アダモ「想い出の小川」

2013-02-01 21:41:52 | 音楽

 自転車であちらこちら気軽にぶらつくことをポタリングという。まあ、サイクリングというより散歩程度に軽く走るから「散走」と呼ぶべきかな、と適当にそう呼んでたら、ウィキペディアに同じことが書いてあったのでびっくりした。駄洒落じゃないのだ。


自転車の月間走行距離 一月は例年になく寒かったと思う。どれだけ厳しかったかは、走行距離が証明している。写真が証拠だ。


46.56km/月

 昨年10月に自転車を入手した頃の休日の一日分の距離でしかない。鵜方から、夏草経由で、五ヶ所浦を往復した距離。厳寒の候は言い訳にできない。惰弱というか、軟弱というか、情けない。娘のこういうイヤミが聞こえそう。


出不精、デブ症候群

自転車、風が冷たいもんな、と言ってられない。2月は頑張る所存。


 


 ワイヤレス・マウスが壊れたので自転車でひとっ走り、ということは暖かい日だった。ワイヤレス・マウスはロジクールがお勧め。


 


 で、買ってからその足を、「コンドルは飛んで行く」まで延ばした。


 なんでも、人材さんの手を借りて、小川のせせらぎをより鮮明に際立たせることに成功した、と聞いたから。


 なるほど窓から眺める冬枯れの木立が素晴らしく、あたかも軽井沢にでもいるかのような…、行ったことないけど、軽井沢。フランスの歌手、アダモに「想い出の小川」という歌があったけど、ぼんやり見やるだけでメロディが聞こえるようだ。


 



 


 訪れるたびに様子や印象が異なる店だが、せせらぎと枯野の借景のハーモニーが絶妙で、雰囲気がさらに倍加した。読書してもいいし、陽だまりの素敵なコーナーでうたた寝してもいい。この場所で、贅沢な時間が過ごせることは請け合える。


 


 最近、いろんな人に「コンドルは飛んで行く」を勧め、「行ってきましたよ、よかったよ」の反響が嬉しい。ブロガーさんだけでも


ありんこな日々 隠れ家カフェ コンドルは飛んでゆく

Welcome to my room. Nice places to visit!!

と、好評だ。


 


 店主の宮さんが、

ヨウたどり着きはったねぇ!

と、びっくりするほど迷われる方も多い。道案内の看板を幾たびも増設したほどで、実際、角々には看板が目立っている。


 が、実は、帰り道、国道に戻るまでが難しい。角を曲がり間違えると山道を抜け出すのが困難になる。ぜひ、あなたにも挑戦していただきたい。

 

 


コンドルは飛んで行く


 





レガシーを使い切る

2012-12-01 23:39:00 | 音楽
Windows XPはまだまだいける

 Windows XP はまだまだ健在だ。インターネット・エクスプローラ6が現役で走っている。


 オールド・フレンド、糟糠の妻なんてな言葉を思い出す。というのも、


こんなん出てきました

と、現れ出でたる弁慶ならぬXP、保存状態もすこぶる良好な状態で発掘された。メンテナンスを施したが、まだまだ走る。というより、使用感がなく、買ってそのままの状態に近い。

 古いと馬鹿にしてはいけない、Excel2007から搭載されたVISTAのオーナーから見たら羨ましがるだろう。それだけワードでも、エクセルでも、2007と2010には泣かされるとお嘆きの方が多い。


 単にインターフェースの問題だろうか。アピアランスのみならず、メニューからリボンへという操作体系の違いは大きい。戸惑い、ためらいが、XPが現役の理由化なのも知れない。


 解決策は、ワードなり、エクセルなり、MCASの問題集買って勉強する。勘に頼ってばかりでは効率が悪い。急がば回れ、は定番ではないか。これは自分に言い聞かせる言葉だ。


 

 今夜の、BGMはアリソン・クラウス・アンド・ユニオン・ステーションスの「Lonely Runs Both Ways」だ。ドブロ・ギターが室内を満たす夜。灯台のような孤独。



Lonely Runs Both WaysLonely Runs Both Ways
価格:¥ 1,835(税込)
発売日:2004-11-23



気分は年賀状教室

2012-11-11 22:00:55 | 音楽

 年賀状の時期になってきた。来年は巳年である。


ヘビ嫌だなぁ

と、いう人は多いはずだ。12年前、年賀状対策って大げさな物言いだが、ぼくや教室はどう凌いだか。

 


 いろいろと思い出す。12年前は、2001年、21世紀が始まった年だ。だから、賀詞は定番の「きっといい年!」を止め、「きっといい世紀!」に変えてみた。といったように、新しい世紀の始まりらしいアイデアを盛り込んでみた。ふだんなら書店で「年賀状素材集」を求め、適当に見繕うのだが…。


 今でもそうかも知れないが、定番が楽、レールが3本あったら3路線といった、固定観念に固まった、A型気質の、つまらない男だった、プレミアムを機に変わりつつあったものの。


芸風を変えたい。(自分ヲ変エタイトイウ潜在意識)

の決意めいた兆しが芽生えた。いかにも気分屋だが、世紀の変わり目がそうさせたと思う。


 


 年賀状の話に戻そう。問題は、干支の「巳」だ。蛇、嫌い。ヘビ苦手である。


 直截的な表現は避けたい、というより無理、できない。でも、富士山にご来光といったありきたりなのはなんだかなぁ、である。


 


 修辞法でいう、直喩から暗喩へか。言い換え、置き換えができたら、さらに、象徴するもの何かだ。その、何かに苦しんだ。


 


 そんな折のこと、触媒となる女神が登場する。教室に年賀状のネタ探しをしようと。姪っこがひょっこり顔を出した。今は高校の美術講師をしているが、その頃はまだ陶芸家かの卵で、電車男に出てくる「エルメス」のような女性だ(直喩)。


 


 その頃、教室ではペイント・ソフトはMicrosoftのPhotoDrawを使っていたように思う。


 PhotoDrawは、Microsoft社のドロー系ソフトで、フォトレタッチからWEB素材の作成までこなしていた。いわば、レイヤー機能がないPhotoshopといったところ(だから、消えた?)。PhotoDrawのいいところは、ペン先がいろいろ選べることだ。クレヨンから筆風と多彩なものだ。Adobe Photoshopが主流の今から考えるとなんとプリミティブな時代だったことか。


 


 姪はサラサラとマウスを走らせると、無造作に何本かの線を引いた。ぼくには線に見えたが、その線を極端に太くすると、でたらめな線の塊りはハートに変わった。


 


 アーティストはどっか違う。こともなげだ。


 


これハートね。いくつも描いて、輪郭をアートブラシにして…、塗りつぶしをグラデーションで仕上げてぇとぉ。

 


 チョイナチョイナと描きなぐった、そのときの作品がこれだった。


 


一回り前の巳年の年賀状

 


 頭をガツンと殴られた感じ。大小異なるハートをスネークに見せる。色彩までも温かい色でとても蛇に見れない。でも、そんな感じであるカモ。


 


 瞬間、光がさした。そのとき、ぼくばかりか、教室だって成長したといえば大げさかだろうか。そう思いたがる自分がいる。姪のおかげである。


 


 12年の歳月が流れてまた巳年が来る。あくまで主観だが、蛇はリアルに遠慮したい。でも、表現者であるぼくたちは避けて通れない。可愛く見せるのもありだし、アート的に凝るのもまた一興。来年の年賀状作りには、まだまだ時間あるだろうが、hyperclubは今年も年賀状教室を設けてあなたをお待ちしています。




志摩ギターを楽しむ会 第12回コンサートのご案内

2012-11-09 17:55:57 | 音楽
志摩ギターを楽しむ会 第12回コンサート

 


 しみじみと物思う秋である。

とても寂しい?
灯台のように寂しい…。

 レイモンド・チャンドラーの「かわいい女」の中の台詞だ。女性が尋ねる。フィリップ・マーロウが答える。短いセンテンスに鮮やかな情景がほの見える。男がギターの音色を懐かしむ瞬間か。


 


 畏友北村氏に誘われてからというもの、クラシック・ギターの魅力にどっぷり浸かってる。多少なりとも腕に覚えのあるさっとんと違って、

ギターって指より一本弦の数が多いっしょ

との、ヘンな理屈をつけて遠ざかっていたのだが…。


 


 秋の日のギターは弾けなくても、伝わるものがある。西洋の、何百年か昔から、連綿と受け継がれてきた音色が沁みてくる幸せ。大げさではなく、身近にあった音楽だ。北村主宰の解説が卓越していることの証左だろう。


 





シリアス(serious)!

2012-11-01 23:14:00 | 音楽

 シリアスとは、「真面目な~」「真剣な~」「重大な~」「危険な~」とかの意味を表した英単語である。


 


 モニタの画面、真っ黒。いきなりこうなった。

 Shuttle製のベアボーンで組んだ自作のマシンで、Windows7 Pro 32ビット。小柄ながら酷使に堪え機敏に働いてくれる、可愛いやつ。だから目につきやすい入り口近くにおいてある。そいつが、突然… 。


 


windowsブートマネージャの画面

 


 …windowsブートマネージャの見出し。真っ暗な画面に浮かぶ白い文字が不気味だ。取り急ぎ、「0xc0000428」を記憶し、後の文言の指示を読む。

不明なソースから悪意のあるソフトウェアがインストールされた可能性があります…

 ションベンちびりそう。さらに、読む。なになに…。冷静に。

windowsインストールディスクをお持ちの場合は、ディスクを挿入しコンピュータを再起動してください。
[コンピュータの修復]をクリックし、回復ツールを選択してください。

 


 購入時のそのまま、保管してあったWindows7のディスクをドライブに差し込んで、ESCキーを叩いた、のだが…。


 


回復ツールで待機

 


 パソコンは待つことと覚えたり。これがルールだ。不安な気持ちを隠せず、ひたすら待つ。煙草吸いたい機分。データを飛ばしでもしたらと限りなく恐怖。でも、Windows7が手の届く場所に置いてあってのは幸先好いことだとポジティブに考える。


 体内時計が止まったまま、どれだけ待ったろう。長くは待たないで済んだ。無事、いつもの画面が立ち上がってくれた。普通の生活、日常が戻った。


 


 ここで教訓、ジタバタしないで冷静に待ったこと。過去の失敗が活きたようだ。ぼくはもう「昔のぼく」じゃない。


 


 この事件にまつわる新たな展開は、また別の機会に。


 

Windowsのディスクは忘れずに

 


 最近、自転車がマイブームだ。音楽は、忌野清志郎さんの「自転車ショー歌」である。自転車雑誌の広告や記事でおなじみのブランド名が出てきてニヤリとしてしまう。


 





そうだ、旅に出よう

2012-10-01 23:08:00 | 音楽

上方落語の世界、弟子入りすると真っ先に覚える噺が、「東の旅」だという。

江戸前の落語と違って、高座には見台と呼ばれる小机が設けられ、演者が持つ張扇で拍子を取りながら喋るのだが、

トッテチテタ トッテチッテッタ…
このテンポというか、間が絶妙で聞き惚れてしまう。

 

さて、例によりまして喜六、清八といぅ両名の大阪の若いもん、だいぶ時候もよぉなったんで「ひとつお伊勢参りでもしょやないか」といぅえぇ加減な連中がありましたもんで「でも」付きのお伊勢参りでございます。友達に送られまして安堂寺橋をば東へ東へとってまいるのでございます。

 

これが、「東の旅」の発端。

 

で、伊勢と関わり深い志摩育ちのぼくが、逆に、「西への旅」として企んでいるのだが、気候もよろしくなった今の時期、絶好のチャンスではあるまいか。

 

ただし、噺と違い、ずっと歩きではチト辛い。無論ウォーキングを勧められている体型だから、それでもいいのだが…、業務に差支えては困ってしまう。県境を三つほど越る訳だから。3、4日の行程なら許してもらえるのではないかしら。

 

そこで、自転車を思いついた。志摩から伊勢、伊勢から大和とずっと登坂ばかりだが、挑戦する値打ちはありそうだ。

 

この夏、夜行性だったが、ずっと歩くようにしてきた。足が痛むときもあったが、ペダルを踏むのはずっと楽と前向きに考え、画策中。実はこのあたりの過程が楽しい。ずっと計画中なら安上りの暇つぶしに違いない。

 

そうだ、やはり旅に出よう。




強い台風第17号の目

2012-09-30 22:35:00 | 音楽
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 子どもの頃のみならず還暦を過ぎた今でも、「暴風警報」と聞くと心が躍る。まして昼台風となるとなおさらだ。学生なら学校へ行かなくていいし、現在のぼくなら、「開店休業」状態で、時間がたっぷり取れるのだから。

 午後五時半過ぎ、ピタッと風の音が止み、静寂が訪れた。台風情報を調べると、まさに志摩半島を通過したようだ。カメラを取り出し通路に出ると、非日常の光景が現れた。光と影、まさに台風のウィンクだ。


 カメラのデータのよると、6時5分。昨日の同時刻よりも明るく感じられた。台風の贈りもの? 何の脈絡もなく脳内で「ジェームズ・ボンドのテーマ」が鳴り響く。高校時代のお気に入りだったローランド・ショー楽団の演奏。軽い高揚感、場違い、心得ちがいではある。





飛んでイスタンブール

2012-08-01 23:46:00 | 音楽
トルコに憧れて

 


 この年齢になって誕生日を迎えると、どうしても亡くなった時の親父の年齢と比較してしまう。短命すぎた母はともかく、父も早かった。あまたの褒美を目の前にし、余生をこれからいかに楽しんでやろうかという矢先、いかにも残念な幕切れだった。その親父のトシが迫っている。


「きみはそんなことないさ」

と、太鼓判を押してくれたのが、詩人で、画家であり、宗教家でもあるユキ先生。なんでも、


 

「自分の役目を果たし、自らの人生を完結したとする人がこの世を全うするのであって、野心とか野望がある人はまだ死ねないさ」

だそうで、それ以前のぼくの場合、逆に、しくさしの半端仕事をいくつも残し、これを片付けぬ内は迎えてやらぬとばかりさ迷うんだそうで、

ありがたいような、そうでないような…。

 

また、こうも言っておられる。

きっちり、かっちりした、いわばきれい好きな人は人生も急ぎますな。

 

雑然たる教室は長命の証しなのか。

 


 田舎暮らしに憧れて10年前に磯部町に移住してこられたありんこさんは、優雅に「パーマ・カルチャー」を実践しておられる。彼女のライフスタイル、とりわけパーマカルチャについてはいずれ詳述したいが、先月、トルコ旅行から帰られたばかり。そのたびの模様は、彼女のブログ、「ありんこな日々」に詳しい。脳内に、久保田早紀「異邦人」や庄野真代の「飛んでイスタンブール」のメロディが流れてきそうだ。


 いかにも、トルコを旅し、さらにイタリアの地を踏むまでは、はたまた、アメリカはカントリー・ミュージックの聖地、ナッシュビルで「グランド・オール・オープリー」を観るまでは、死んでいられない。オーソドックスなモチベーションとは言いかねるが、これがぼくらしいかも知れない。

 


 画像は、世界遺産に指定されているトルコ屈指の観光地、パムッカレと思われるが定かではない。ありんこさんのアルバムから戴いた。