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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

巨匠と呼ばれるその日まで

2011-03-01 23:11:59 | 音楽
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 伊勢でイタリアンのお店といえば、なんといっても
ラ・ミア・ヴィータではなかろうか。


 とにかく、食材についてもこだわり抜いている。妥協を許さない。どのような拘りかと、一例をあげると…。現在の場所に新築して移転したとき、基礎工事の段階から床に備長炭をごっそりぶちまけたばかりか、壁にもふんだんに仕込んだ。建物の見えない部分においてこうなんだから恐れ入る。


 温厚な外見から想像もつかない職人としての誇りが透けている。一芸に秀でるひとは違う。


 今回は、そのシェフを紹介するのではない。そのシェフに師事し、日ごろスタッフとして支えてくれる若き料理人の話だ。


 実は、1月から2月にかけて、ラ・ミア・ヴィータにはNHKの取材が入っていた。


NHK教育テレビ あしたをつかめ

 放送で登場する平生くん、奥さんが茜丸さん(ブログが無いのが残念)の親友とあって、ぼくにも繋がる部分があって嬉しい。


 金曜夜7時30分、楽しみに待ちたい。


 ドリー・パートン、エミルー・ハリス、そして、リンダ・ロンシュタットのTRIO 2 を聴いている。こころが洗われる夜。春も近い。


トリオ2トリオ2
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:1999-03-25



いざ行かむ 行きてまだ見ぬ山を見む

2011-01-01 23:42:42 | 音楽
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あけまして おめでとうござます
本年も何とぞよろしくお願いします


 新しい年を迎えた。今年はブログを復活させたいと意気込んでいるのだが、果たして…。


 何かをしでかしたいというメラメラした気持ちが抑えられず、通奏低音として漠とした昂揚感があって、これが新年ならではの気持ちなのだろう。

いざ行かむ 行きてまだ見ぬ山を見む…
と、いえば、牧水の歌が浮かぶ。下の句がこう続く。
このさびしさに 君は耐ふるや
でも、お正月だから
いざ行かむ、行きてまだ見ぬ山を見む
眼に甘き山は青空にあり
新年はこうありたいものだ。今のぼくの心境にもぴったりはまる。


 ちなみに、後者は、井上靖の「夏草冬涛」。中学生の時、深く感銘を受けた小説だった。


この丘を越えれば
どのような光景が広がるのだろう。

 こころとからだの健康がひと頃より突き抜けたという自覚があって、久々に浮き浮きした気持ちになれるのは何より皆さんのおかげだと感謝している。また、日ごろ憎まれ口をたたく娘だが、彼女の献身を忘れてはいない。めかたが増えたのはひとえにぼくの所為だ。


 とまれ、静かな元旦の夜を過ごせるのはありがたく、ひたすら減量の方策に頭を悩ましているのは贅沢かも知れない。

 




つきいち

2010-09-30 23:15:19 | 音楽

Image

 

 久しぶりのブログである。すっかり忘れていた…、訳でもない。その証拠に、パソコンでつけてる日記の方は一日も欠かさない。

 

 何故か?

 自分の行動記録においてめっきり記憶が落ちている。

昨日、何を食べたっけ?

なんて、些細なこと。

さっきオヤツ食べたっけか?

そうとう重度の気配である。

 自分のことだから、嫌になる訳にもいかず、折り合いをつける意味で、だから日記なのだ。

 

 ぼくの日記の中ではルールがある。

 登場人物はみんな呼び捨てだ。しかも、名前の部分が重要で、同名が複数あればフルネーム、そうでない場合は名前のみ、「T」としている。

 

 理由は、「検索」する必要があるから。昼飯を食ったかどうかもあいまいな記憶だ、例えば、以前カットした日付がいつだったか知りたい、だけでなく、その間隔が適正かどうかも判断したい。

見れば分かりそうなものでは…

と、お考えのあなたはズボラでありながらキッチリしているぼくを理解していない。

 ばらまき、散らかす弱点を知るからこそ、ガイドラインが必要で、時には、ごくたまにというか、稀に「法則に乗っ取る」ことは譲らない。

 

 話が反れたが、ぼくにおける日記の効用は明らかだ。成功している。日ごとに「タイトル」を付けられるの便利だ。

Osciroi - DOTAPON software

 

 

 映画の影響だろうか、最近、イーグルスの「デスペラード」をよく耳にする。好きな曲の一つだ。というよりイーグルスは偉大だ。


こんな私に誰がした…

2010-08-31 23:28:37 | 音楽
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 夏休みも終わろうという今になっても、残炎、晩夏とは名ばかりで、猛暑、熱書といったところか、なお衰えを見せない。

こんな時こそザンブリと水を潜って潮を浴びたらさぞ心地よかろうと念じたとおりも折、

携帯電話がそれをやってくれた。

 携帯を取ろうとしたら、指先がすべって机からはみだして、落下する寸前、そうはさせじと腕を伸ばしたところが、ワンバウンドしてバケツにドボン。ブクブク….。o○


 そうなると、パニックなんとものじゃなく、阿鼻叫喚こそふさわしい。己の反射神経を恨んだのは言うまでもない。その後のぼくの心理は経験者でないと分からないと思う。やってしまったのはぼくだ。


 お忙しいなか、皆さんのところにメールを発信させてもらったのはそういい事情だ。ご迷惑をおかけした。


 新学期が始まる。クリスマスイブまであと115日だ。



わらいふまつり

2010-08-20 21:33:26 | 音楽
Wa_life

 


 今年の夏の暑さは半端ではない。屋内に居ても死者がでるなんて信じられないこと。ぼくたち人類の仕出かしたことへの報いを受けている気がしてならない。

もしかして地球は終わったぁ?
そう言いたくなるほど、無反省、ノー天気でこれまでやってこられた僥倖を感ぜずにいられない。「地球温暖化」は深刻だ。


 でも、取り返しがつかない訳ではない。こんなイベントがある。若者がもっともたいせつなことがらをみんなに伝えようと訴える。


 今は亡き親友の忘れ形見の仲間たちが催すが、回を重ねるごとに盛り上がっている。楽しくて、美味しい出店ブースの数々、バラエティに富む。


 厳しい暑さが予想されるが、備え万端にしてお出かけください。



日時

8月22日(日曜日)

時間

午前10時~午後4時

会場

阿児ふるさと公園
阿児アリーナよこ駐車場

入場料

無料


 手づくりのパンから産まれる概念がある。足もとを見つめている。今日のBGMは、シーカーズの「I'll never find another you(「恋はたったひとつ」)」だ。友を思い出す夜。


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YouTube: The Seekers - I'll never find another you (1968)








ペルセウス座流星群

2010-08-12 20:14:20 | 音楽

 台風が去った。志摩地方では被害は大したことなく何よりである。


 ここ数日、心密かにやきもきしていたのだが、これでようやくこう告白できる。

お嬢様、流れ星ですよ
そうなのだ、12日夜から13日早朝にかけてペルセウス座流星群がピークを迎える。毎年この時期になると決まって昼は甲子園、深夜は流れ星の観察と自由業ならではの楽しみを満喫している。


 満天の星を眺めると、まさに

星張っとるなあ
と驚嘆し、尾を引く流れ星の群れには得も言われぬ感動を覚える。


 「ほしばる」は標準語だろうか、言葉の感じというか、気持ちは分かる。声に出して言おう、「ほしばる」。


 そして、流れ星の群れ。

1時間に12~15個程度流れる
とは豪勢じゃないか。

  1. 短いお祈りの言葉を用意しておいて
  2. 北の方角に向こう(北東)
  3. カシオペアを探す
  4. ペルセウス座を見つけておこう
  5. 間にある放射点(中心点)に注目
  6. 放射状に飛び出すのを待つ
  7. タオルケットを忘れずに、ねっ


線香花火のように放射状に飛び出すから楽しい。星空は大自然のプレゼント、しかもそのおまけのような流星群、贅沢な一夜だし、楽しむとしよう。


 


 それと、童心に帰って、ピノキオのテーマ曲の「星
に願いを」なんぞを探してみることにしよう。





The Best Year of My Life

2010-07-31 23:14:24 | 音楽
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山高きがゆえに貴とからず 樹有るをもって貴しと為す

 今はありがとうの一言しかない。めぐりめぐって還ってきた。その時…、あの時…でなく、今がいちばんと言い切れるようこれからも心がけたいものだ。


The Best Year of My Life



足ゆび元気くん

2010-07-30 23:34:01 | 音楽
ドクターエル 足ゆび元気くん ソフトタイプ S 赤ドクターエル 足ゆび元気くん ソフトタイプ S 赤
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2008-01-21

 さるやんごとない方から、も一つ別のやんごとないお方が使ってみえるからと、勧められたのがこれ。


 そもそも、

ヨガでいう「足じゃんけん」ができるか
と、挑むかのように訊かれたの事の起こり。
そんなのできるもんか
と応えたが悔しくてならない。その様子を見て、贈ってくれたのがこれ。一足早い「バースデー・プレゼント」か。


 要は、足の疲れをとり血行をよくする足つぼ刺激グッズだ。ゆびを1本1本広げて親指から順に装着する。と、これが尋常ではでない。無理をすれば悶絶する。そこでお風呂で血行を良くして装着することから始めた。

 なるほど歩けばアキレス腱に効くばかりか、これまでホラクリにしてきた重要ななことが思い出される。鈍感さの解消は足元にあると見た。納得だ。水を通さないのでもっぱらつけたままお風呂タイムに用いている。入浴中は足全体が一層リラックスするようで快い。


 外反母趾ばかりか、水虫対策に最適だ。断っておくが、ぼくには水虫は無縁だからね。


Ashi



いったい何が…。

2010-07-25 16:44:15 | 音楽

 寝苦しい夜が続いている。安眠を妨げる熱帯夜って…、まだ始まったばかりか。梅雨明けからこっち、つらく長い夜が続いている。八月がなかなか来ない。

 昨日もびっしりとコマが詰まって、絶え間なく生徒さんが続いた。ようやく最後の授業が終わったのが10時。メールのチェックをしている時だった。

 教室の片隅に小さな流し台がある。そのシンクから物音がする。でも、蛇口が緩んだ

ポタン、ポタン

ではない。

ぼこっ!

確かに当初は蛇口が緩んでポタリポタリと垂れる水音かと思った。今ひとつ様子が違う。明らかに振動が伴う。喩えて言えば、

グーっ、グーッ

ってか。

 でも、そんなに切実感もなくて、メールの返事を書いていた。間隔が縮まるまでは…。

 

 いつしか無視できない騒音とともに振動があって流し全体が揺れた。

グワッ、グワッ

と、見ると受け皿(家庭における残飯や野菜くずなどが流れていかないように設置されているゴミを受けるためのかご)が上下にピストンしている。物音も、その上下運動も激しくなった。

 このときばかりは鈍重なぼくでも異様さを覚えた。勢いよく駆け寄り、カップなどを片づけ訳だが、この時、脳裏に悪い予感めいたものが浮かんだ。

 この異常な現象は、もしかして

このビルに生息するヌシ

ではないか知らん。

 

 アナコンダのような不気味な、蛇のような生命体が排水管を縦横無尽に徘徊しているのではという恐怖。とにかく姿が見えないだけに恐怖心は離れない。ただでさえインディ・ジョーンズと同じく長いものが苦手だ。

 

 

 おっかなびっくりウオッチしようと、腰が引けたまま、覗き込んだ途端だ。急に受け皿が噴き出す勢いで天井まで跳ね上がった。不覚にも、なりふり構わず

うわーっ!

と悲鳴を上げた訳だが、その瞬間だ、ぼくは目が覚めた。どうやらうたた寝をしてたらしい。


ファムファタール

2010-07-15 21:25:07 | 音楽

 友人、もしくは年齢の近い周りの人たちからよく質問を受けるのが、

君はいつからパソコンを覚えたのかね?
というもの。ぼくのことを知っている友だちからは、
理数系に秀でていたとは思えんが…
と怪訝な表情をされることもある。

字は下手糞だし、計算はできない。算盤どころか電卓だって叩けない。電卓で答えを弾き出したら、3通りもあって…。
「どれにする?」
って選ばせたことがあったよな?
と、散々である。だから、友だちの言うことは信じないようにしている。みなさんにもそうアドバイスをしたい。

 

 確かに字は下手だ。味合いがあると言ってくださる方もござるがきわめて少数だ。

 アンパンを半分コして大きい方を選ぶのだから計算にうといとは言わせないが、2桁の暗算から怪しくなる。でも26/39の最大公約数を求めるのは得意だ。暗記しているから。

 

 何を書こうとしているのか。そうだ、自分の弱点のことだ。

苦手を克服するのではなく、代案を見つけたらいいではないか
何ともお手軽だが、ぼくは正しいのではなかろうか?

 30年も昔、ぼくはワープロを買った。あまりにお字が下手だとこき下ろされたから。富士通のオアシスだった。打鍵スピードが最速と云われる親指シフトキーボードだった。車を一台手放すほどまだまだ高額だった。

 その頃、富士通はコンピュータメーカーで(今もだが…)、Z80カード(Z80とは当時の8ビットPCの代表的なCPU)を挿すことによって、パソコンに変身させることができた。そのカードは別売りで表計算ソフトを加えると、車を売っぱらう羽目に陥るほど高額なものとなった。

だから、最初からパソコンを買えよぉ
そんな目端が利くようならそもそもOAに頼らない…。

 

 当時、パソコン雑誌は量も種類も少なく、今のようにネットで教わる術もなかった。何か問題があろうと、英語のマニュアルを調べなきゃいけなかった。

パソコンは眠りを奪い、家族の団欒を奪う
そんな中で、マジで熱くなった。中途で放り出すには、投資額が甚大すぎる。もったいないというショボい動機から必死で食らいついた。パソコンには真摯に、誠実に向き合ったとう思いがある。

 数々の失敗から多くを学び、それを繰り返すうちにミスも減り、さらなる学習効果に繋がった。そうこうするうちに周りの人からの質問に答えられるようなり、教えられるようになった。

失敗から学ぶものがある
不器用だから、得られる光もあると思う。暗いと不平を言うよりも…。

 ここで、あたかも中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」が流れるような雰囲気だが、ぼくにとってパソコンは「ファム・ファタール」かも知れない。ファムファタールはともすれば「悪女の代名詞」ように喧伝されるが、ぼくにとっては文字通り「運命の女」だと信じて疑わないのだ。