Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

全米科学基準にパブリックコメントを投稿しました

2010-08-01 | NMEA全米海洋教育者学会年会
8月2日締切りの全米科学基準のフレームワークにパブリックコメントを投稿した。本サイトは,世界中からのコメントを受け付けている。http://www7.nationalacademies.org/bose/standards_framework_public_draft_cover_letter.html

本フレームワークには,地球宇宙科学の大きなテーマ4つのうちの1つが水や海洋に関することであることだ。Cross Cutting Subject(横断的科目),社会科学の重要性を取り上げていることも興味深いものである。

コメントとの内容としては,海洋科学の重要性は宇宙科学地球科学にとどまらず,生命科学,物理学,技術分野にも大きな影響を与えているということ,また,記述について改変の必要性があることを訴えた。なぜ,米国への対応が重要かというと日本は少なからず影響を受けているからである。もし,全米科学基準に海洋科学が盛り込まれることになると,日本での導入が予想される。しかし,それまでに,海洋教育を行う体制を整えてかなくてはいけない。その意味で,本研究室ならびに本海洋リテラシー推進部門が推進している水研環境教育の教育実践研究が必要である。

いずれにしても,どの程度,採用されるかどうか,ナショナルサイエンスアカデミーの対応が楽しみだ。