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キャリアアップを追求する上で施設に求めたいこと

2023-06-12 11:18:17 | 育成環境

介護職がキャリアアップを目指すためには本人の努力はもちろん、周囲の環境も重要な要素となってきます。簡単に言えばキャリアアップの機会が得られないような職場で働いているといつまで経ってもスキルや知識を磨くことができないわけです。
この問題は近年になって介護業界全体で共有される機会が増えており、施設・事業所の側でもスタッフのキャリアアップを促す環境づくりを行うケースが見られます。つまりどんな職場で働くかによってキャリアアップの可能性に大きな差が出てくるわけです。ではキャリアアップを目指している介護士はどんな施設で働くとよいのでしょうか。

まず教育・育成環境が整っているかどうかです。資格取得のサポートや研修・セミナーへの参加の促しなどを行っている施設なら働きながらキャリアアップの機会を得やすいでしょう。
それから施設が職位の階層を明確に設定しているかどうか。現場において一般の職員、主任、管理職などの階層が明確に設定されている施設の方がスキルアップとキャリアアップが連動しやすい環境にあります。この点が曖昧な職場だといくら経験を積んでも、スキルを身に着けてもいつまで経ってもキャリアアップの機会が得られないといった問題に晒されかねません。
またそれぞれの階層ごとに役割や仕事内容が明確に設定されていることも重要です。主任とは名ばかりで実際には責任ばかりが重くなって仕事内容は一般職員と変わらない、といったケースも起こりうるからです。
こうした環境が整えられている施設で働くことが介護職がキャリアアップをスムーズに追求していく上でとても重要な要素となってくるのは間違いないでしょう。


現実的な目標設定がキャリアアップのコツ

2023-05-16 11:18:17 | キャリアアップ

キャリアアップを実現するためのコツは2つ、まずできるだけひとつの職場で長く働き続けること、もうひとつは自分のキャリアプランに基づいて努力を続けることです。そのためにも現実的な目標設定のもとでキャリアプランを練っていく必要があります。

介護業界は理想と現実のギャップに晒されることも多い世界です。「人の役に立ちたい」といった理想で飛び込んでみたはいいものの、人手不足による激務などの現実をつきつけられて悩んでしまうことが多いのです。キャリアプランや目標設定についても理想はもちろん重要ですが、こうしたギャップに晒されて崩壊してしまうようなことがないよう、ある程度現実的な内容が求められます。
まず自分の適性や介護職として実現したい目標を決めたうえでその実現に近づけるような職場を選ぶこと。これは業務の内容だけでなく勤務環境も含まれます。いくらやりがいのある職場でも激務な環境ではスキルアップの機会もままならないからです。やりがいを感じられ、しかも心身に過度な負担がかからない環境で働ける職場なら、長く働き続けることができますし、キャリアプランに沿った形で最短でのキャリアアップの機会を得ることができます。
それから自分が目標とするキャリアを実現するために何が必要なのかを明確にしたうで勉強を続けること。例えば認定介護福祉士やケアマネージャーの資格の取得を目指すなど、働きながらスキル・知識を身につけるだけでなく、自分で学習しながらスキルに磨きをかけていく機会も必要です。そのための現実的な目標設定もしっかり行いましょう。

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