あゆ「talkin2myself」TRF「iNNOVATiON」KOTOKO「七転八起～」レビュー。

なんか最近点数インフレになってきてる気がする。★８点以上多すぎかも。★７以上は好感触、って感じでつけてるんですけど、なんだか最近ツボに入る曲が多すぎて。今回のレビューも全部★８点以上だしｗ　毎年、年末にマイベストソングス２０をやってきましたが、今年は２０曲じゃ全然足りない予感が・・・。いや、いいことなんですけどね。贅沢な悩みというか。

浜崎あゆみ「talkin'2 myself」（★９点）　　　　試聴はコチラ(公式ホームページ)
（作詞：浜崎あゆみ　作曲：中野雄太　編曲：HΛL）
あゆロックです。サウンドもハードで、歌詞の語調もいつも以上に強い。前作の「glitter」は若干こなしの雰囲気が漂っていましたが、今回は結構攻めてきたぞー。でも「Bold&Delicious」みたいなリスナー置き去りの感がなくて、ポップス歌手としてのシングルっぽいキャッチーさはちゃんと持ってるのがこの曲のイイ所。作曲が中野雄太さんというのにも驚きましたが（浜崎あゆみには初提供）、編曲がH∧Lってのには心底びっくりしましたね・・・。「my name's WOMEN」でもロックな感じの編曲はやってましたがここまでハードでロックなH∧Lは聞いたこと無いです。テレビで聞いたときは編曲がＨ∧Ｌだなんてこれっぽっちも思わなかったよー。でも細かく聞いていくとＨ∧Ｌっぽいな、と思う部分もちょこっとあったりして、しっかりＨ∧Ｌクオリティなのはさすがだなぁ。

テレビ出演の時もさすが浜崎あゆみ、と言える印象に残る見事なステージだったのだけれど、売上げは不振。なんで？浜崎あゆみファンはこの路線ダメなの？CMでも流れてた時からコレはイイと思ってたんだけどな。

TRF「iNNOVATiON」（★８．５点）　　　　試聴はコチラ(公式ホームページ)
（作詞：川原 京　作曲・編曲：原 一博）
ついにデビュー15周年になるTRF（とはいえそのうち６年はCDリリースありませんでしたけどね・・・）。
今作は「Where to begin」と同じく原一博さんの手によるアップテンポダンスナンバーでTRF王道的な雰囲気ですが、いつもより大陸的な壮大感が出てるのがカッコイイっ！間奏のオッオッオッオッ♪って掛け声(?)とか、タイトルもiだけ小文字にするってのもTRFらしい、微妙に流行じゃない感じでイイです（笑）TRFはこれでいいと思うんだ。
もうメンバー全員年齢的にはゴニョゴニョとごまかしたいお年頃に突入しましたが、未だにこんな現役感を出せてるのは凄いよなぁ。特にYU-KIはあの歳であのビジュアル、あの声を保ってるなんてある意味化けモン（笑）

音楽戦士でこの曲披露したとき、なんか違和感有るなーと思ったらETSUがいなかった・・・
トークの時は出てたのにorz　どうもETSUさん、入院するくらい体調悪かったみたいで・・・。もう既に退院してるみたいでホッとした。やっぱ５人いないとTRFじゃないもんね。

KOTOKO「七転八起☆至上主義！」（★８．５点）　　　　試聴はコチラ(公式ホームページ)
（作詞：KOTOKO　作曲・編曲：C.G mix）
C.G mixさんの手によるハイパーポップトランスチューン。タイトルからしてもハジけまくっております。無意味に四字熟語とかをちりばめた歌詞もハイテンションさをさらに増幅。ここまでハジけたのってひょっとして1stシングルの「覚えてていいよ」以来じゃないでしょうか？　前作「ハヤテのごとく！」以上にKOTOKOポップサイド爆発！って感じで、メロディーもよりキャッチーだし、電波ソングになりそうでならないこのくらいのバランスは個人的には好みです、ハイ。
それと、いつもはKOTOKO作曲の空気曲が多いC/Wですが、今回の「scene」は高瀬一矢さん作曲のミディアムテンポ楽曲で、１曲目と対になる感じの位置づけ。良曲。

アニメに合ったハイテンションな楽曲、歌詞には今回も「ハヤテのごとく！」って入れるサービス精神はさすがI'veですねぇ。Gから始まるどっかの弱小レコード会社も少しは見習えばいいのに（笑）。