シングルレビュー。⇒平野綾「LOVE★GUN」

平野綾の３ヶ月連続リリース第一弾シングルのレビュー。これ、実はあんまりレビューの内容に納得出来てないんですが・・・もう次のシングルが出ちゃうし、これでいいかな、と（爆）

久しぶりの辛口目レビューでっす。
「明日のプリズム」が好きだった故の感想です・・・・。

平野綾「LOVE★GUN」（★５．５点）　　　試聴はコチラ(LantisCM視聴ページ・下の方にあります)
（作詞：平野綾　作曲：黒須克彦　編曲：nishi-ken,黒須克彦）
んー・・・・

微　妙　。

前作からロック志向になってはいたけど、今回の変貌ぶりはかなり驚きました。この前の記事でも書いたけど、本当に岸本早未と中ノ森BANDを足したみたいになってるんですが。まんまアヴリルあたりに憧れてる女子になってるとも言える。多感な年頃？ですしこーいうロックが好きなんだろうな、平野綾。まぁ、洋楽ガールロックっぽくて格好イイと言えばそうなんだけど・・・・。

この曲、なんだか声優であることを有効活用してないな、って思ってしまうなぁ。確かに平野綾は声優にしては歌はかなり上手いんだけど、この曲ではそれ以上のアイデンティティが見えてこない。これ聞くんだったら他のロックアーティストの曲聞くよ。「声優の曲だとは思えない」って言うのが誉め言葉にならないような気がしてしまうのが何とも言えないです。なんちゃってロックやアニソンロックじゃなくて洋楽(本格?)ロックが好きなのはわかったけど、平野綾にそれを求めてる層ってはっきり言って少ないと思うんだけども・・・。かといってこういうのが好きな人は声優の曲なんて相手にしないだろうしなぁ。

余談だけど、その点、水樹奈々は声優であることと、歌唱力があることを生かした、カッコイイアニソンを主軸にして、上手い落としどころだなぁと改めて思う。本人は演歌をやりたいのかもしれないけどもねｗ

で。まぁ、なんというか。インタビュー記事も見たんだけど思った通りのことが書いてあってねぇ。なんて言うんだろう、ロック好きな少女らしいというのかな。「ロックの名に恥じないような道を歩いてきたつもりだった」とか。ロック好きなのはわかったから落ち着けと。
事務所的にも歌唱力があってロックやってりゃアイドルっぽく見られにくいから、本人がやりたいならやらせてみようとでも思ったのかもしれませんがー・・・。

本人の個性が確立するまでイイか悪いかの判断ができないです、この路線。３ヶ月連続リリースでも、リリースごとに違う作風にするらしいし・・・。この路線で攻めるなら、それはそれでアリなのだと思いますけどね。