作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

AIでよみがえる 美空ひばり

2019-10-01 10:22:07 | 音楽
AIで、美空ひばりに新曲を歌わせる、という試み。

新曲も、かなりポップス調で、

「あれから」作詞:秋元康 曲:佐藤嘉風

しかも、曲の中に語りを入れるという。

美空ひばりの歌には、モンゴルのホーミーのような、一人で歌っているのにも関わらず、複数の音が出ていると、つまり、一人で重奏している箇所があるという。高次倍音という。

AIひばりには、4つの要素があり、①音程②タイミング③ビブラート④音色、これらが合わさって作られます。

制作から、1年。AI美空ひばりは出来上がりました。

歌も語りも、美空ひばりそのもの。聴衆の中には、涙している人も。

AIで、人間を復活させるのは、いいことなのか。私は、正直、判断がつきません。

でも、AI美空ひばりは、よかったような気がします。


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