どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

曇りました

2017-02-10 01:00:49 | 日記

 

最近少し暖かいので、高松の池の氷も緩んできたようです。

 

 

今日もオオバンくんは元気です。

 

 

氷の上にボロボロのツグミがいます。どうしたのでしょうか。

 

 

仲間が呼んでいるようですが、無視しています。

 

 

カモに怯えるツグミです。仲間が迎えに飛んでゆくと、逃げてしまいました。喧嘩でもしたのでしょうか。

 

 

トランプさんの報道官のスパイサー報道官ですが、広報担当責任者と兼務ということで、ただでさえ難しいトランプさんの広報担当責任者と報道官の兼務は無理ということで、広報担当責任者が別に決まるようだ。

実はトランプさんはスパイサー報道官を信用しているが仕事には全く不満足で、その上側近のフリーパスさんがなんで彼を押したのかと訝っていたという。この記事の中身をまとめるとこういったわけのわからないものになるが、そもそもトランプさんの意中の人物から断られ続けた結果、スパイサー報道官になったという経緯がある。

とはいえスパイサーさんは大変だよな。イヴァンカブランドの件では「大統領は父親として家族のために立ち上がる全ての権利を持つ」と言い張ってるけど、どう考えてもそれは娘のためになっていないよなぁ。



ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は8日、イスラム圏7カ国からの入国を禁止した大統領令について、自分は入国を禁止する前に1カ月の告知期間を設けるべきだと主張したが、その案は司法当局者に却下されたと語った。」

全く理解できないのだが。

自分は渡航者に事前通告すべきだと論じていたと説明。しかし司法当局者から、事前に通告すれば危険なテロリストが米国になだれ込むという理由で反対されたと語った。ただ、米国のビザ取得や難民認定の申請に時間がかかることを考えると、その反対理由は筋が通らない。」

司法に相談したというよりジェフ・セッションズ司法長官候補(当時。現在は長官)に相談しただけではないのだろうか。ジェフ・セッションズ氏は上院議員で法学博士なので相談される資格はあるが、不法移民に対する強行姿勢から、彼のことだと考えるのが一番妥当だろう。

司法当局者は、法的にどうかは判断できるが、テロリストがなだれ込むかどうかは言えないはずだ。むしろ手続き論として、7カ国へのビザ発給のさらなる厳格化、7カ国出身者の永住権以上の保持者の調査などを期間を置いて行い、それから入国禁止という方向を進めるのではないのだろうか。

直ちに禁止というのは、権力者以外はできないはずだからだ。

 

 

ン、このスズメ嘴がヘン。怪我をしたりして変形したのだろうか。上の嘴が伸びすぎている。ヒマワリのタネを食い過ぎたのか?

 

 

トランプさんが勧めたアメリカ連邦最高裁判事候補のニール・ゴーサッチ氏が民主党議員との会談で微妙なことを言ったようだ。

ブルーメンソール議員によると、ゴーサッチ氏は同議員との会談の中で、大統領令の差し止めを命じたワシントン州連邦地裁の判事をトランプ大統領が「判事とやら(so-called judge)」と呼んだことについて、「士気をくじくもので残念だ」と明言したという。」

アメリカの三権分立の意義を考えれば、共和党推薦だったとしてもこう発言するだろう。ただ7日にも微妙なことを言っている。

チャック・シューマー民主党上院院内総務との会談でも、裁判官に対する個人攻撃は裁判官全体に対する攻撃だと述べ、裁判官が人々に攻撃されることは極めて残念だと語ったとされる。さらに、裁判官は批判されることに慣れており、誰に対しても服従しないと強調したという。」

アメリカでは現在、憲法と法が多少理念がずれていても有効であれば合憲とみなすという解釈がまかり通っている。それに反対しているのがゴーサッチ氏なので当然と言えば当然なことだ。一般人やジャーナリストが裁判官を攻撃したとしてもそれはそれ。ただ行政が敵対的になった場合は、決して服従しないと言った。

トランプさんの暴走を抑えるのは、娘のイヴァンカさんだけだと思っていたが、パパのお節介のおかげで地に落ちてしまった。今や司法しかないのかと思うと、なんとも言えんな。



ということで溜まったネタを。

腹に多分良性の腫瘍だと思うのだが、腫瘍が59キロ溜まった男性が無事手術成功

ミシシッピ州でアンティークの店を営むロジャー・ローガンさんは、下腹部の極端な肥大に悩まされていた。大きな岩ほどに膨れ上がった下腹部のせいで、ローガンさんは椅子から立つことができず、店の仕事や、まともに外出することもあきらめなくてはならなかった。」

あなたの腹も大丈夫?

インドの病院で、頭蓋骨からゴキブリを摘出する手術が成功。そんなことあるのか、と言えば実はあるのだそうだ。

ゴキブリはその12時間ほど前に、女性の体内に入り込んでいた。鼻の穴から潜り込み、鼻と脳の境目にある頭蓋底に達したと思われる。シャンカー教授は「極めて異例」とコメントしている。(中略)同病院ではこれまでにも寄生虫やハエを患者から摘出したことはあったが、ゴキブリが出て来たのは関係者が記憶している限りでは初めてだという。」

最近世界びっくりニュースはインドが席巻しているような気がする。20年前には中国だったのに。

500億円のヨットができた。マストの高さは90メートル。ロシアの富豪のものになる予定。

あの国って経済封鎖されていなかったかな?

ハイチの新大統領が就任したよ。一年ぶりにね。

最後の大ネタ。お笑い芸人のパックンのニューズウイークのコラム。アメリカ人としては大統領をウソ付き呼ばわりしたくはないし、いろいろ問題がある。だがある言葉を使うと、偶然にもものすごくうまくゆくという。引用もするけど、お笑い芸人のネタだから是非リンクを読んでいただきたい。

実はtrumpにはもうひとつの意味がある。ちょっと古い意味だが、現大統領の発言に奇跡的に当てはまるものだ。それは「だます」や「捏造する」。つまり、これを使えば見出しはTrump lies...ではなくTrump trumps...と書けばいいのだ! 気持ち悪いぐらいの偶然で、完全に問題解決ではないか。ぜひ広めよう!」

私も広めたい。Trump trump true



ゆぴあすに泳ぎに行ったら、ここにもツグミがいた。



帰りに遊水池を覗くと、コガモがいた。

オルダス・ハスクリーの「すばらしい新世界」を読み終えた。いや、今の今まで読んでいなくて残念だったというのがいわゆる名著の賛辞だが、今の時代に読むともうこれは素晴らしく面白い。多分私が大学生だった頃に読んだら、そんなに面白くなかったはずだ。これが本当に1932年のSFなのだろうか。大森望氏の新訳というのもあるが、まさしく今を書いているとしか思えないのだ。

ディストピアが今あるからこその、ポストモダンという名の緩やかでソフィストケートされて、まだ執行猶予のある世界だからこそ、このSFの持つ力がより一層輝くのだ。

小説の中では「フォード様!」という言葉がいっぱい出てくる。オー・マイゴットと同様な意味合いになるのだが、「トランプ様」にならなきゃいいな。まだフォードの方がマシだ。

 

 

明日は雪になるようだ。今の所1センチ雪が降った。


トランプ一家のブランドビジネスって

2017-02-09 20:31:20 | 日記

 

トランプさんの長女イバンカさんは、モデルだったこともあり服のブランドを持っている。だが高級百貨店のノードストロムがイバンカさんのブランドを取り扱わないことになった。昨年から売り上げが下がっていて、この半年で急減したという。なおこれで取り扱い中止は5件目だ。それにパパが噛み付いた!

「娘のイバンカはノードストロムにすごく不当な扱いを受けてる。彼女は最高の人間だ。いつも僕に正しいことをさせようとしてくれる。最悪だ!」

私的ツイッターならまだしも大統領専用のツイッターにも転載してしまった。

あからさまな利益相反だが、どう見てもトランプさんが大統領候補になってから売れなくなっており。モデルでセレブのイバンカさんのイメージが、トランプさんの娘に変わって売り上げをおとしている。これでノードストロムの株は0,7%下がって4%上がった。

なおトランプブランドも手放したい百貨店はいっぱいあるようなのだが、手放すとトランプさんのファンから不買運動を起こされる。手放さないと反トランプさんから不買運動を起こされるといった具合で、企業は立ち位置が厳しくなっている。

トランプさん本人のブランドは、スッテカー以外全部アメリカ製じゃないんだそうだ。

イバンカさんはパパ曰く「とっても賢い」だからか、何も話していないようだ。

 

 

で、もっとタチの悪いのはメラニア夫人。デイリーメール社を訴えた。ただ言い方が露骨すぎて、実はこちらが問題。

デイリー・メールの記事によって夫人の「ブランド価値が大きく傷ついた」と主張。「世界で最も写真を撮られる女性になる」タイミングで、「複数の商品カテゴリーにまたがる幅広い商業ブランドを立ち上げ」、「複数年にわたり数百万ドル規模の商取引を獲得する」機会があったにもかかわらず、報道によってその機会が損なわれたと訴え、(1億5千万ドルの)損害賠償を求めている。」(カッコ内は筆者)

利益相反をあてにしていたといったも同然なのだ。嫁と娘の違いがよくわかる。

なおニューヨークのトランプタワーの近くにティファニー本店があるが、売り上げ減でCEOが辞任した。ティファニーブランドの全売上の10%を本店が持っており、それがトランプさんがいたせいで警備が過重になり売り上げが落ちたと言われている。メラニアさんはまだいるので、多少警備が緩くなっているにしても厳重なのは変わらない。こちらはどうなんだと思うのだが。

トランプさんはさすがにこの件は喋っていないようだ。

 


楽しいかな

2017-02-09 01:11:53 | 日記

 

最近高松の池にゆくと、スズメが寄ってくる。とはいってっも3メートルまでしか近づいてこないが、どうも美味しい人のようだ。キンクロハジロにも愛されているが、スズメも可愛いので嬉しい。

オナガガモもめいいっぱい愛情をいただいているのだが、あいつら…。

 

 

最近オオバンは走らないな。飛んだ方が早いと気がついたのだろうか。開氷面が少ないので走るよりは飛んだ方が障害が少ないだけかもしれない。

 

 

アメリカの右翼思想を語るほどの知識はないが、レーガン大統領の成功以降、イマイチの成績で思想的な再編を行なってきたというのがある。ネオコンサーバティブは60年代のリベラルへの失望から生まれたと言われている。急進的な革新運動がアメリカらしさ、共同体主義や宗教主義を破壊すると考えたものだ。ここは日本の民族派右翼と似たところがある。ただ結果は違う。彼らはアメリカ人の欲望を簡単に書き出した。金と名声と権力。それがアメリカだと。それを支える資本主義は正しい。リベラルの制度には問題がある。そう考えたのだ。そして人種差別の問題は、逆に極めて素朴だ。黒人の暴力が怖かった。なぜ今でも黒人を銃で殺してしまう警官がいるのかといえば、黒人が怖いからだ。そして警官になった黒人も、そうでない黒人を怖がるようになった。

アメリカの価値は、その中産階級の文化にこそある。そこを臆面もなく出したのがネオコンで、この流れが今のアメリカの共和党の考え方に残っている。ただその中産階級の文化には、キリスト教原理主義、特に福音派などの影響が色濃くある。その上に共同体主義の穏健思想や徹底した自由主義のリバタニアンを含む複雑な思想があり、一概に何を持ってアメリカの保守思想と言えるかという問題がある。ネオコンにはリベラルと同様に進歩する右翼であり、それは科学技術であり思想の輸出であり、合理的な世界を形成する思想である。そう考え、彼らは実践した。

さて実は私には手に余る話だ。本当にアメリカの右翼思想はアンチョコだけでいいのかと思うくらいに知識がない。だから素人の戯言だと思ってほしい。しかし書いたら責任があるからなぁ。

 

 

911以降その思想は変貌を遂げる。アメリカの正しさは世界に届かないことにようやく気がついた。そこで考えたのは、アメリカはさらに正しくあらねばならないという考えだ。そう私は理解している。だがこれにはフランシス・フクヤマとかもうめんどくさい。実際にそんなに簡単に言い切れるものではない。ここから先は、アンチョコ的な研究所がない。なぜならたった12年間の思想変化だからだ。なので情報も研究もしていない印象的な評価で書き進む。

正しさというのはどうゆうものなのか、そこが問題だった。ブッシュジュニアの失敗以降の正しさというのは、非常に難しいものがあった。そこで全てを棚に上げて、大衆運動としての右翼という形をとった。これがティーパーティーだ。建国のきっかけになったボストン茶会事件を名前にあげて、全ての右翼を吸収しようという運動だった。それは特権階級のネオコン思想からの離脱だったが、正しいアメリカの姿というのは参加者全員の共通というものがなく、限定された正しさばかりが強調される結果になった。結果楽しいけど何にも残らないというものになった。サラ・ベイリンのアラスカでの厳しい自然と調和?しながらの生活の番組は人気だったようだが、それもセレブの遊びにしか過ぎないと看破されたものだった。

正しさを継ごうとしたのは、そのオルタナティブライトだ。ネオコンはアメリカ中産階級の生活と思想を重視してきたが、現実にはブッシュ父以降中産階級の没落が進んでいた。それを決定づけたのがリーマンショックだった。リーマンショックを金持ちのための金融工学の失敗といえばそうなのだが、政治的にはアメリカ的中産階級の層を増大させるために行なった金融政策の賜物なのではないのだろうか。全ての国民に持ち家を。そのために認可したのがサブプライムローンの証券化だった。そして強く成長すると信じたアメリカ人が、その不合理なサブプライムローンの金利を受け入れたのだ。明日はもっといい世界が広がる。だから不利な条件のローンだが、今家を買って転売すればいい。結果家を奪われ仕事を奪われた人たちがいっぱい出てしまった。その上、年齢的に新しい職種に転換できなく、再就職を諦めて貧困生活に陥る人が増えた。

オルタナティブライトは、その地面から生まれた。中産階級が没落した結果、ネオコンはもちろん、ティーパーティすらアメリカの中産階級の価値観を代表するものではなくなっていた。今やアメリカ中産階級は惨めな存在になっている。

と書いておいて、それではアメリカの経済成長率はどうなの?今の先進国で1%オーバーってすごいことなのだ。全ての物質が行き渡った状況で、それでも成長できるのは、移民がいるからなのだが、黒人怖い人たちは、黒人ではないけどイスラム怖いし、ラテンはウザいそう考えているのかな?アメリカ中産階級の思想ではない、それだけが嫌なのかな。話は戻るが、アメリカ人は惨めなのか?

全く惨めじゃない。アメリカ人は世界の工業生産の60%とも言われている生産量を誇った時代が、アメリカ人の中産階級の生活と思想だと未だ嘗て信じているからだ。それを乗り切った都市はラストベルトではない

 

 

ティーパーティーの大衆運動を引き継いだオルタナティブライトだが、そこには狂気に近い考えがある。正確に言えばブッシュジュニア時代に、イラクに大量破壊兵器があると言い切ったことだ。実はなかった。その間にイランは着々と研究を進められたのはなぜか。

情報は常に歪められるからだ。政権の中にそういった考えがあって、そうした情報しか拾えなくなってしまっていた。逆説的に情報量が増大し過ぎて的確な情報より、それらから選択したいという欲望が起きても不思議ではない。イランはできるほどの国力ではない。イラクはできる。そういった誤ったレンズが歪めてしまった。

そういった歪んだ視線はどこから来るのだろうか。それは多分まさしくアメリカの中産階級の没落なのだ。誰のせいにもできない。その恨みがどこかに飛び火する。

 

 

トランプさんが空軍基地で兵士を前にヨーロッパの惨状を訴えたようだ。

「大統領は過激派の攻撃について「欧州全域で起きている。報道さえされない状況になっている」と強調。「多くの場合、極めて不誠実な報道機関は報道したがらない。彼らには彼らの理由があり、君たちにも理解できるだろう」と続けた。」

確かに日本においてはそうかもしれないが、CNN見る限り全くない。数えたことはないが78件のヨーロッパのテロ事件は正しく報道されているだろう。

逆説的に日本の少年犯罪の取り上げ方は、その犯罪の減少と反比例の関係にある。減っているのだが報道は増える関係にある。さらにそこでの劇場型犯罪を未然に防ぐための方策は、誰も取れないのが現状だ。これをヨーロッパのテロ事件と当てはめると、そういった関係はある。

ただトランプさんのいう「報道されない状況」というのは何かだが、これこそが、オルタナティブファクツだと思う。

彼らが選択した報道しないものは「もう一つの真実なのだ」そういった考えだ。

 

 

見たいものしか見ない。それが陰謀史観につながる。それは選択できる事実だからだ。嘘ではない。そこにあるのは相対しきった社会の真実だ。

見たいものしか見ないというのはカエサルの言葉でもある。見たいものを見せるのが政治家の仕事でもある。だがその技術は買い物をするように、チョイスする物ではない。自分が見たいものを選ぶことはできない。それが政治家の政治信条になる。何を言いたいか?陰謀史観を振りかざすのは、それこそ今のアメリカ中産階級が没落した証明でしかない。

70年代までのノスタルジーを再現しないと、アメリカの右翼思想は結実できない。これがオルタナライトの結論だと思う。それは口であり、実現であり、その過程であり、見たいものしか見ない大衆には見たいものを与える、それが陰謀史観論であり、大衆迎合的と言われているが、1%の富裕層の代表ばかりを集めた現在のアメリカの中枢の意思なのだ。

だがその粗雑っぷりがなんとも言えないが、多分素晴らしくエクセレントなことを次にするだろう。100日目あたりかな。それは社会心理学の応用だ。誰でもやっているレベルのをね。それは減税だろう。

 

 

すばらしい新世界!


晴れ時々雪

2017-02-08 01:00:34 | 日記

 

朝方に猛烈に雪が降った。5センチ積もったがさてどうするか。予想最高気温が1度で、実施はもう少し上がって1.7度だったのだが、予想最低気温がー5度だ。凍結する恐れがある。そう思って除雪車を出すのだが、車が邪魔でどかしてもらう。するとだ、電柱に車のドアミラーがぶつかって、ドアミラーが大破してしまった。

本当に彼は車の運転が下手だ。

 

 

ロイター/ニューズウイークの記事に、イラン革命記念日での要人の発言短信があった。まずはハメイネ師

ハメネイ師は軍幹部らとの会議で「イランという国を無力化できる敵はいない」と発言。「(トランプ大統領は)『自分を恐れるべき』と言っている。そうではない。イラン国民は、2月10日(革命記念日)に彼の言葉に対応し、そのような脅迫に対する姿勢を示すだろう」

それではロウハニ大統領は?

「イランのロウハニ大統領は7日、米欧など6カ国とイランが結んだ核合意を「最悪」とするトランプ米大統領の主張に対し、核合意は双方に利益のある「ウィンウィン」の合意だと述べた。

国営テレビで生中継された演説で語った。その上で、核合意は地域の緊張緩和に向けた「見本」にもなり得るとの見方を示した。」

イスラム諸国では2元論国家が多い。特にこの中東地域は多い。王の鉾・神の盾という組み合わせだ。王は国と宗教を守る。そのために警察権や軍事権を持つ。神は、つまり宗教は王の逸脱を諌めながら神の加護の元、王の犯罪を正当化させる。まあこの場合は殺人を禁じているのに戦争をしなければいけないとか犯罪者を処刑しなければいけないとかになる。

イランの場合、民生は大統領で、軍事は宗教指導者という変わった形になっている。この理由はイランの革命が宗教革命だったということにある。ムハンマドが宗教の改革者であり預言者であり、その集団の王として戦争の指揮をしていたというのがある。このため理想としての一元論に近い形で、主教が軍を持つという形になっている。だが革命は民生において問題が大きくなり、大統領の権限が大きくなっていった。宗教がたとえ正しくとも、その集団が困ったのを放置していては成り立たないからだ。このためロウハニ大統領の発言とハメイネ師の発言が食い違う結果になっている。

オバマ大統領と核合意したイランは、このロウハニ大統領とである。まあそこで軍がペルシャ湾で米軍に急接近したりミサイル実験したりしているのはトランプ政権になったからではない。ハメイネ師とロウハニ大統領の間に、核合意以降、隙間風が吹いているだけだ。

だがトランプ政権になってから、ミサイル実験で制裁を行うのは本質的に得策ではない。この2元論国家と争うためには、馬を射なければいけないのだ。オバマ政権はその意味では正しかった。

イランを無駄に敵視するのはどうかと思う。中東和平においてイランとサウジアラビアしかいなくなった今が、実はチャンスだと思う。

そう言えば、テヘランで講演したノルウエーの元大統領が、アメリカに向かったら空港で足止めを食らったらしい。イランの入国ビザを持っていただけなのだが、ノルウエーのアメリカ大使館が発行した、外交官や元政府高官の特待ビザももっていたはずなのだ。まあ1時間以上の拘束で済んで良かったと私は思う。だが、やっぱりあの大統領令は極めて単純な大統領令だったのだろう。民間の名も知らないけど超大物が引っかかっていると思っていたが、多分この一例だけではないだろう。

ン?この2元論国家って、他にもあったぞ。中国だ!

中国が情報統制を強めるのは、馬を射られないためだ。

 

 

そう言えば、以前高松の池で、母親に向かって「ブス、ブス」という男の子がいた話は書いたと思う。弟へのえらく高圧的な態度もすごかったのだが、「お母さんをブス・ブスと呼ぶ男は、モテない!」と諭したのだが、それでも母親のことをブスブスいう。とは言え、しばらくして言わなくなった。

男の子には「〜というのはモテない」という言葉は最強だ。

先日その兄弟が父親と現れた。兄弟はなかなかに体格が良かったのだが、お父さん巨漢です。すごいです。そして同じ顔が3つ揃ったという奇跡ですね。

でですね、お父さん、口が悪すぎます。書けません。40年前にはこんな人がいたなと思うレベルで悪い。中国人が子供をどやしつけるレベルの悪さだ。

ものすごく納得した。

でもあのお母さんの笑顔は素晴らしかったな。化粧っ気のない人だったけど、愛情に溢れた笑顔だった。

 

 

職業柄、言葉を考えることは多いが、オルタナティブ・ファクツのインパクトはない。言い換えればという言葉ではない。価値観を飛躍させる言葉として捉えると、実は色々とやっている。太っているのをポッチャリというのは、オルタナティブ・ファクツだよな。何でもかんでも可愛いというのは価値の相対化で、オルタナティブ・ファクツだよな。相対化されて交換可能な世界での真実は、2項対立的であり価値の飛躍を含む「もう一つの真実」が存在する。そこには「選択可能な」という意味合いがあり、選択を妨害する陰謀を内包する。

そう、思いついた。厚化粧を「美意識の高い」というのは言い換えではない。オルタナティブ・ファクツなのだ。素晴らしい。しばらく嫌味にならない限り「美意識の高い」は使おう。最近ではポッチャリもなかなか使いにくい言葉になりつつある上では、使えるな。

そう、美容用語は全てオルタナティブ・ファクツなのだ。あれは言い換えではない。確信を持って使わないと全く無理な用語だからだ。心からの真実として使う、そこにはオルタナティブ・ファクツである必要があるのだ。

自分に使ったら、単なるナルシストだよ?


みぞれでした

2017-02-06 21:43:43 | 日記

 

今日は1日ほぼみぞれでした。雪かきしなくてよかったので仕事が進みました。

 

 

ジャズの歴史の中では、抑圧と自由というの

があると思う。黒人のブルースから始まり、うまい連中が集められて金持ちの間で演奏されるようになる。歌手がいてのバックバンドの形式で、決められた曲を決められたようにしか演奏できなかった時代があったと思う。それでも少しずつファンクな要素は深めていったと思うが、 歌手が休憩の時にバックバンドはインスツルメントを演奏するのだろうが、その時のアドリブも限定的だったのではないのか。 歌手がアドリブで受けてからが、アドリブの「ジャズ」になる。なのではじめっから自由な形式ではない。

金持ち相手では高額な報酬もあるし、演奏では対等である。その関係性は「演奏しているときは対等でむしろ高給だが、終われば差別された存在」になる。

あまり公民権運動とジャズを絡めたくはないのだが、コルトレーンの演奏を聴いて、つくづく思った。

まあこの項はいつかまとめて書こう。ただ結論から言えば、彼は根源的な宗教音楽へ向かったのだ。





トランプさんの愉快な仲間たちの、上級顧問ケリーアン・コンウェイ氏は、オルタナティブファクツを披露したようだ。3日夜放送の米MSNBCとのインタビューで「過激化したイラク人2人がこの国に来て、その2人がボウリング・グリーン虐殺首謀者だったからだ」と述べた。

イラク人のワアド・ラマダン・アルワン受刑者とモハナド・シャリーフ・ハマディ受刑者は、イラクの過激派アルカイダを支援するため武器や資金をイラクに送ろうとした疑いで逮捕され、起訴され、有罪となった。2人はイラク国内で駐留米軍に自家製爆弾を使用したことも認めた。2人とも、現在も服役中。」

これが虐殺の事実。どうも「ボウリング・フォー・コロンバイン」と混同しているのではないのかという意見がある。コロンバインでの銃乱射事件を「コロンバイン・マサカー」というのを「ボウリング・マサカー」と混同するというもの。かなりな信憑性がある。



韓国は昨年から厄年といってもいい状態になっている。もう呪いだね。

また口蹄疫が出たのだよ。あの牛の病気。ニューズウイークの記事だ

韓国中央部の忠清北道の農場で5日、結成型O型の口蹄疫感染が確認され、さらに100キロ以上離れた全羅北道でも口蹄疫感染の疑いが申請された。韓国の聯合ニュースによると、韓国農林畜産食品部は即座に忠清北道の感染が発生した農場の乳牛195頭を殺処分し、半径3キロ以内で口蹄疫に感染する恐れのある家畜を飼育する酪農家99軒1万頭に以降制限を出した。また口蹄疫感染の疑いが出ている全羅北道も含めて、牛・豚など生きているすべての偶蹄類の家畜の搬出が7日間禁止された。」

確か5年間は牛・豚肉の海外輸出禁止国となる。鳥インフルエンザ騒ぎもあったが、ここにきてまた口蹄疫か。口蹄疫を撲滅できない何かがあるのだろう。



トランプさんのイスラム7カ国の入国制限の大統領令は、連邦控訴審裁判所で却下された。ただ違憲かどうかというのは、再判断となった。

だがもう少し微妙な問題がある。アメリカ人の中でも意見が分かれるこの入国制限だ。CNNの調査報道から。

今回の大統領令について、55%の人がイスラム教徒の米国への入国を阻止する取り組みとみなしていた。ただし、支持・不支持で見方は分かれ、大統領令に反対している人の82%がイスラム教徒の入国禁止ととらえていた一方で、支持している人のなかでそうとらえている人の割合は25%だった。」

7カ国からの入国制限を、宗教抜きで支持しているのが75%いるということなのだ。ここにはアメリカ的な人種差別や宗教差別をしてはいけないという考えで、そう書いたのかもしれない。ただ何も考えずに支持しているという可能性がある数字だ。

とても違和感がある。



ハクスリーの「すばらしい新世界」を読み始めているのだが、昔に読まなくてよかったと思う。30年前だったら多分単純なSFだった。新訳になってポップ感が増したのだろうが、それにしても今としか言いようのない本だ。

まだ読み終わってはいないが、確実に今だ。そして過去も今もいかに歪んでいるか、わかっていることだから、どうしようもない時代だからこそ楽しく読める。今では本質的にSFなのはなぜこの時代にアメリカを描けたのだろうか。それが不思議だ。

この本はソーマだ。



オルタナティブ・ロックという言葉があった。基本的には反主流派ということだ。ただニルヴァーナ以降はそれが主流になったらどうすんだよということで、議論は尽きないようだ。

オルタナティブライトは現在政権だが、反主流派を追求するのだろうか。



オマケ

千葉の巨大イチゴをいただきました。巨大すぎます。チプカシより巨大です。

なお大きいイチゴは大味とかいう方はいますが、一気にガホっと食べればいい話です。食いでがあってとても美味しいです。後味とかも一気に食ったほうがより一層感じますからね。ということで巨大イチゴは一口で食べてしまいましょう。とはいっても勿体無いので3口に分けて、てっぺんと真ん中と下を味わい比べても面白いですよ。巨大でないと、一気に食べ分けという芸当はできませんからね。