各言語の今やこれから

それぞれのプログラミング言語の現状や将来性を考えてみた

不足するC言語を扱えるエンジニア

2020-12-18 10:58:10 | 日記
IT技術の進化は著しく、それによりどんどん生活が豊かになっている。
しかしそのIT技術を駆使するエンジニアは人材不足の状態が続いているのが実情だ。
エンジニアの人口が増えていないわけではない。
だが増え続ける需要に供給が追いついていないのだ。

とくにC言語を扱えるエンジニアの不足は切実である。
人口が増えるどころか現状傾向にあるのがC言語を扱うエンジニアだ。
エンジニアとして働くために、まずはプログラミング言語を1つ勉強しようと考える人は多いが、その際にC言語が選ばれることは少ない。
なぜならC言語の習得はそう簡単なものではなく、すでに他のプログラミング言語を習得しているエンジニアならともかく、初めてプログラミング言語に触れる人には敷居が高いからだ。
仕事をする上で有用なプログラミング言語であることは理解していても、とっつきにくさからもっと習得が容易なプログラミング言語を学習する人が増えている。
その影響を受けて全体のバランスとしても、他のプログラミング言語に比べてC言語を扱えるエンジニアは減少傾向にあるのだ。

このことから、現場ではC言語を扱える人材の需要に拍車がかかる傾向にすらある。
だがつまりそれは、C言語に関するある程度の実力を持っていれば、即最前線で活躍できる可能性を秘めた求人が多くあるということだ。
初心者には難しいかもしれないが、新たに他のプログラミング言語を習得しようと考えているエンジニアはC言語の習得を考えてみても良いかもしれない。

プログラミング言語としてのJavaの将来性

2020-10-22 05:38:31 | 日記

1995年の公開以来、あらゆるシーンで導入可能な高い汎用性を持つプログラミング言語として使用されてきたJavaだが、活躍の場は徐々に減少しつつあるのが実情だ。
今まではJava、JavaScript、ServletでWebサービスを開発することが多かったが、PHP(Laravelなど)、Python(Djangoなど)、Ruby(Rails)といった別言語によるフレームワークの導入が主流になりつつある。Androidアプリケーションについても、Kotlin(こちらはJavaがベースになっているが)への移行が進んできた。
「なんでもできる」というJavaの特性が逆に、何かに特化したものには勝てない、という形で裏目に出てしまっている状況である。

そのため、今後Javaのシェアが再度拡大していく可能性は低いが、そもそもJavaで記述された稼働中のシステムやアプリケーションが非常に多く存在し、特に業務基幹系システムなどは、数十年単位での長期使用を視野に入れたものもあるため、それらの保守や改修、拡張に関する案件の人員も求められている。
また、オブジェクト指向言語が主流である以上、Javaを学習・習得していることで得られるメリットは非常に大きい。前述したJavaからの移行先となっている各言語・フレームワークにおいても、Javaの知識がベースにあることで習得コストが格段に下がることは間違いないだろう。
このように、Javaが必要とされるシーン自体もまだまだ数多く、かつてはC言語が担っていた、プログラミング初学者向け言語の地位を確保している以上、Javaが情報システム開発の表舞台から姿を消すのは、相当先の話になるだろう。まだまだJavaエンジニアに転職することも遅くはないはずだ。Javaエンジニアへの転職を考えているなら、こちらの詳細サイトでもう少しJavaについて学んでみるといい。