陽だまりでアフタヌーンティ

願望をタイトルにしました。
食べたり作ったりする事が好きなのでそんな話を中心に、時にはその日の出来事を添えます。

推理小説「弟、去りし日に」

2024年12月13日 | Weblog

     ・作者「R・J・エロリー」

      (アメリカ東南部。アトランタが舞台)

     ・弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。

      車で何度も轢かれ殺されたのだという。保安官ヴィクターは

      、弟とは憎しみ合った末に疎遠になっており、悲しみが

      湧かなかった。だが弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと

      頼まれて・・・姪との交流と真実を追い求める旅路が

      ヴィクターの灰色の人生を切なくも鮮やかに彩っていく。        

      孤独な男の再生を描く、心震えるミステリー。

     ・弟も同じ保安官であったが、行動は闇に包まれ行先々の

      関係者は口が堅く、無表情で、無関心・・・。

      それでも、「姪」との約束がその闇に風穴を開けるさまが

      なんともはや!

     ・同時に10代の少女連続殺人事件が発生、その捜査での

      疑問も関連・・・。

      (寒さが厳しい午後、寝転んで「アトランタ」をアチコチ・・・。)

     ・胸のすく読後でした。

      ※ 男一匹、執念の捜査の拍手喝采!

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