・作者「R・J・エロリー」
(アメリカ東南部。アトランタが舞台)
・弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。
車で何度も轢かれ殺されたのだという。保安官ヴィクターは
、弟とは憎しみ合った末に疎遠になっており、悲しみが
湧かなかった。だが弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと
頼まれて・・・姪との交流と真実を追い求める旅路が
ヴィクターの灰色の人生を切なくも鮮やかに彩っていく。
孤独な男の再生を描く、心震えるミステリー。
・弟も同じ保安官であったが、行動は闇に包まれ行先々の
関係者は口が堅く、無表情で、無関心・・・。
それでも、「姪」との約束がその闇に風穴を開けるさまが
なんともはや!
・同時に10代の少女連続殺人事件が発生、その捜査での
疑問も関連・・・。
(寒さが厳しい午後、寝転んで「アトランタ」をアチコチ・・・。)
・胸のすく読後でした。
※ 男一匹、執念の捜査の拍手喝采!
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