最近のQEX誌(2017.06、No.23、p71)に430MHzの12段コリニアーアンテナの記事がありました。
以前何度かトライしては失敗したのですがこの記事で紹介されている冶具がなんとも気になり、作ってみることにしました。
ついでに手元にある同軸で作ってみようと思い作り始めてしまいました。先日このブログで紹介したSARK110では400MHzまでは測定できずAA-600を購入することにしました。これも同様に優れモノでスミスチャートで虚数項の確認ができるのでスタブの調整方向がわかって最終的にはひげを少々追加してスタブの調整ができました。
せっかくなので求められたデータを挙げておきます。
同軸ケーブル:関西通信電線(株) 表記:ECX 5D-2V
短縮率: 表記 67%、PE: Es=2.2
エレメント長(網線の両端距離)計算上:232mm、QEX誌:234mm、 最終長さ:222mm
位相整合部長さ: 計算上:116mm、QEX誌:116mm、 最終長さ:111mm(下部)116mm(上部)
スタブ長さ:最終長さ:135mm+ひげ110mm (スタブのセンターに110mmこ単線をはんだ付けして長さを伸ばす)
VP-13の塩ビパイプに入れて調整しています。根元にはVP-16を使って取り付けしやすくしています。
測定はRigExpert社のAA-600を使用しました。
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